【山行日】2023年4月29日(日)晴(強風)
【メンバー】T中(L)、Y元
【コースタイム】 三本滝レストハウス8:40-(バス)-位ヶ原山荘-肩の小屋12:00-乗鞍岳13:40-位ヶ原―ツアールート-三本滝レストハウス15:30
湖南岳友会の元M会長から山スキー一式とブーツ預かりY元さんに靴のサイズがピッタリ有ったので急遽計画。
日本海に低気圧が接近する中、雨が降る前に降りて来れるとの判断で実行。
最初は、山スキーにシールを貼って登る練習。しかし、ビンディングがなぜか外れた。
次は、シールを剥がしてスキーにて滑るも普段Y元さんの板より長いのでターンが難しいらしい。
肩の小屋を目指して登るうち、ビンディングの不調の原因が判ったので肩の小屋に到着。
ここから滑るか山頂に向かって登るのかY元さんに尋ねると迷わず「登りましょう」。
山頂に向かって徐々に傾斜がきつくなり、ジグを切って登るもY元さんは中々エッジを利かして登ることが出来ない。
励ますも、ストックを付いて登る気力が無さそう。なんとか山頂の稜線に到着。
いよいよ、大斜面を滑る。数日前の降雪のおかげか雪質は良くターンも快適に滑り降りる。
午後から天気の悪化が予想されたが、視界がよく効く中滑る。
ツアーコースに入るとルートの巾が狭り、滑走後で雪はズタズタだったが、思ったよりターンが出来た。
駐車場が見えるまで滑る降りると板を外してツボ足で下山。
【日 時】2023年(令和5年)4月27日(木) 【天気】快晴
【参加者】Y森(CL記録),Y田比,K澤,S井,O本紀、H井,Y村、Hま、Y田、T内の10人
【データ】距離12K 累積標高差約874m 行動時間約5時間55分
1~13回までの総 距離 163.7K 総累積標高差 10,263 m 総行動時間 76時間24分
【コースタイム】
9:40周山(道の駅・ウッディー京北)(242m)発→10:33周山城址本丸跡+大石垣見学(477m)11:05→11:36黒尾山山頂 (509.3m)11:43→11:53標識71(423m)11:56→12:47柏原の記念碑にて昼食(224m)13:12 →
13:36魚ケ淵吊り橋(227m)13:41→14:23大川表林道展望所(443m)14:27→
14:55細野,中集落(府道363)に出る(344m) →15:31滝又の石仏P(356m) →15:35細野口バス停 (356m)着
【内 容】
~ 周山城址、苔むす石垣に遥か昔を思う ~
約半年かけて歩いてきた京都トレイルは、今回で最終回を迎えます。少し寂しさもありますが、気を引き締めて周山(道の駅・ウッディー京北)を出発します。前回下りてきた周山城址へ向かいます。Hまさん、Y田さん、T内さんは、初めての周山城址です。まずは、登山口からジグザグにルートを登ります。道の両側には、ワラビかコゴミなのか芽を出していました。桜の花びらもどこからか飛んできます。兵糧蔵跡が現れた後、二の丸跡、そして山頂(本丸跡)にたどり着きました。前回も周山城跡で記念写真を撮りましたが、今回初めての参加者もいらっしゃるので集合写真をもう一度撮りました。休憩後、まずは、見どころの石垣を見に行きます。石垣1は苔むした石垣が数mにわたり積まれていて明智光秀時代の城跡がそのまま残っているようです。石垣2は綺麗に積まれて苔もついてないので、積みなおされたものかもしれません。石垣の上は平坦地で、すぐ横に古井戸もありました。ここ周山城址は謎の多い城跡です。しばし戦国時代に思いをはせてみました。
そして出発。トレイルを黒尾山の方へ進んでいくと大規模な2本の堀切(敵の侵入を防ぐため人口的に掘られた場所)があり、それを越えて林道を少し進み、標識S2で黒尾山山頂尾根に取り付きます。その後5分で黒尾山(509.3m)山頂に到着しました。南方方面に愛宕山らしき山が望めました。ここで、前回間違えて林道を進み少し遠回りしたので、その原因を確かめようと林道まで下りることにしました。下りて確かめると、標識71を見ると獣害除けネットの脇を登っていくのが正解でした。誰も標識を見てなかった。13回のトレイルで学んだことは、①全員が標識を見ること。②リーダーより前を歩かない。もし歩くなら全責任を負うことを知っておくこと。③先頭は歩くスピードをメンバーに合わせる。早いと標識をしっかり見る余裕がなくなり間違いの元となる。以上。最終回でわかるなんて、すみません。
さて、その後、順調に下谷林道を降ります。道脇には、春の花々、山桜、山吹、藤、クリンソウ等が咲きだしていました。そして柏原に出ると直射日光がきつくて、記念碑のある広場で昼食としましたが結構暑く感じました。そして再び歩きだし、「魚ケ淵の吊り橋と桜」という名所まできました。桜咲く春には、みごとな枝垂れ桜です。残念ながら桜は終わり葉桜になってました。でも素敵な場所で葉桜でも絵になります。さて吊り橋を渡り、湿地帯を抜けると、200mの登りに入ります。ガイドには吊り橋が見えるとか、ここ絶景ポイントとか書いてましたが、木々が伸びて見えません。信じて登った私が愚かでした。吊り橋の後は急登と書いてて欲しかった。さて峠で休憩し、トレイルは高間谷を通過し細野に下りました。細野川沿いを歩き、細野口を目指します。最後に「滝又の石仏」の駐車場の石碑で集合写真を撮って15:35に細野口バス停に到着しました。これで京北地区完結、そして京都トレイル全ルートを制覇しました。やったー。(^O^)/ 同行の皆様、ありがとうございました。頼れるメンバーには感謝しかありません。また、ご一緒できる機会を楽しみにしています。m(_ _)m (記 Y森)
【日程】2023年4月23日~24日
【参加者】K藤、ℍま、T田、A成
【コースタイム】
◆1日目 JR南草津駅(6:50)→草津田上IC→清水IC(10:20)→浜石野外センター駐車場(11:10)(11:24)→浜石岳山頂 707m(12:05)お昼休憩(12:50)→浜石野外センター駐車場(13:25)→蓬莱橋(14:55)散策(16:15)
→大井川焼津藤枝スマートIC→舘山寺IC(17:05)→エクシブ浜名湖(17:20)
◆2日目 エクシブ浜名湖(9:20)→舘山寺IC→豊川IC(9:55)→くらがり渓谷駐車場(10:45)→登山口(11:15)→さるとび岩
(11:18)→鳴瀬橋(11:45) 小休止登山口より3.3㎞(12:08)(12:13)→まぼろしの滝(12:20)→楓橋(12:44)小休止(12:50)
→本宮山山頂 789m(13:15) お昼休憩(13:40)→くらがり渓谷駐車場(15:20)→岡崎東IC(16:08)→草津田上IC
→南草津駅 (18:30) 解散
【報告】
◆1日目
数日前の天気予報では雨模様でしたが出発の日が近づくにつれ回復傾向に変わり富士山が山頂から見られる期待を胸に出発しました。道中の車で富士山の頭が見え
時にはメンバー皆でテンション上がりました。浜石岳は往復2時間程のハイキングコース。登山口を間違え途中まで車道を歩くミスをしましたが最後の急な上りを終
えて山頂へ、富士山はあいにく雲がかかっていて見る事が出来ませんでしたが駿河の海や街並みは見る事が出来ました。下りは山道を間違える事無く下山。その後、
世界一長い木造歩道橋(897.4m)である大井川にかかる蓬莱橋へこちらも天気がいい日は橋の上から富士山が見られるはずでしたが残念ながら見る事が出来ませんで
した。
◆2日目
本宮山は往復4時間程のハイキングコース。今度こそは登山口を間違えずにと臨みましたが何故かまた間違いスタートに時間を取られてしまいました。平日と言う事
もあり貸し切り状態で景色を眺めながら山頂を目指しました。今の時期は新緑がとてもきれいでした。最後の急な上りはかなりハードでしたが無事山頂へ出発時は晴
れていた天気も山頂では曇り風が強く昼食を取り早々に下山しました。富士山は見れませんでしたが山頂からの雄大な景色、新緑を楽しめた2日間でした。
A成
【参加メンバー感想】
浜石岳より富士山を眺めることを期待しましたが見られず残念でした。本宮山は長い山道でしたが登りやすく滝が多くて素敵でした。
お天気に恵まれましたし、遥々知らない山へ挑戦できた事、参加者みんなで協力できた事、貴重な時間を共有できた事、嬉しく思うしラッキーでした。
K藤
新しいメンバーで計画した今回の山行き、目標は“美味しく、楽しく”高い山ばかり見ていた私にとって、こんな山行きも有っても良いのかな、と思った。
一日目は富士山を見るために、浜石岳に。スタート地点を間違い、安易な道路を歩いてしまっていた。
何と初歩的なミスをしてしまったのだろう。あいにく富士山は見ることが出来なかったが、頂上でBBOをしていたグループと楽しく交流できた。
其の後、2つ目の目的の〝世界一長い木製の橋“を“長生き”出来る様に渡った。
二日目は帰路の時間などを考え、くらがり渓谷から本宮山へ。前日のミスを重ねない様にと考え過ぎ、スタート時に時間を取り過ぎてしまった。
最後の馬の背は歩き安いがかなりの急勾配、メンバーの足取りをチェックしながら登った。下りは膝の負担を考え、う回路から帰ることにした。
今回の山行き、低山ではあるが、新緑の中を楽しくハイキング出来たと思う。 Hま
今回の山行の目標は
『富士山をみること!』
『新メンバーとの交流を深めること』
残念ながら山頂からは二日間とも富士山は見えませんでしたが、高速道路の車中から一瞬だけ富士山が見えた時は感激でした。
二日間とも天気も崩れず、新緑の中気持ちよく登れました。観光名所の世界一長い木の橋、(長生きの橋)の蓬莱橋を往復して4人とも大人の遠足のようにはしゃいで
ました。今回は350キロ声の長距離山行!企画して下さったk富士山に感謝です。 T田
個人山行 春のお花の大饗宴 見頃真っ只中のシャクナゲを求めて富士写ヶ岳へ
2023年4月22日 雲一つない青空
Y森(L・富士写ヶ山3回目)、K西(2回目)、N西(初めて・感想)
【コースタイム】
8:50大内峠登山口駐車場着
9:05大内峠登山口―11:25富士写ヶ岳山頂12:05―14:00小倉谷山―14:35火燈山―
15:50大内峠登山口
例年はゴールデンウイーク頃に見頃を迎える富士写ヶ岳のシャクナゲが、見頃真っ只中ということで、急遽、計画・実施となった。9時前に登山口駐車場に到着すると、福井と石川ナンバー車が長い列で路駐している。車から下りるとお天気はいいが風が強くて寒い。山頂はもっと寒いかもしれないと心配しながら、9時過ぎに登山開始。大内峠から時計周りに周回する。半時計回りよりも歩きやすいようだ。
山に入ると目一杯の新緑が迎えてくれ、啄木鳥のドラミングも聴こえてくる。緩やかではあるが、いきなり登坂で登山道はひと一人が通れる程度の幅しかない。山に入ると強風も感じなくなった。樹々の芽吹きを楽しみながら歩いていくと、まずはチゴユリが出迎えてくれた。スミレも咲いている。カンアオイまで。カンアオイは茶色く土に同化しているので、思わず「これがお花?」と確認してしまう。この山のイカリソウは白くて小ぶりのようだ。ミツバツツジもツバキも見頃だ。イワウチワは咲き終わってしまったようだ。お花観賞を楽しみながらゆっくり登っていく。下を見ると可愛い山野草、見上げると青空、陽を浴びて輝く新緑、とってもパワーを感じる。
700mを過ぎた辺りから、本日のメインフワラーのシャクナゲ登場。山友会記念Tシャツを着用しているからか、「滋賀県からですか?」と声をかけてくださる。地元の方曰く、今年はシャクナゲが当たり年とのこと。例年より2週間程早く見頃を迎えたようだ。周回した方がいいとのアドバイスもいただいた。急に暖かくなり、お花たちは、「今でしょ。」と申し合わせたように咲き誇っている。下の方では咲き終わっていたイワウチワも、標高があがると見頃を迎えており、至る所で咲いている。今日は雲一つない青空で余計にピンクが映える。ミツバツツジ、ツバキ、シャクナゲの三大ピンクの大饗宴に、純白の可憐なタムシバが加わる。斜面に咲くタムシバを遠くから眺めることが多かったので、こんなに目の前で見れるのは貴重だ。やはり美しい花だ。最初はソーシャルディスタンスを保ちながら咲いているシャクナゲも、どんどん密になる。至る所で写真撮影をするからなかな進まない。以前、この山で山友会のKさんが「一生分のシャクナゲを見た。」と言われたようだが、気持ちはとってもわかる。富士写ヶ岳方面を見ると、黄緑の中に所々ピンク色に染まったところがある。遠目でもシャクナゲが群生している場所がはっきりとわかる。こんなお山が近くにあったら、毎日でもお散歩したいなと思う。
11:25富士写ヶ岳山頂到着。山頂には20名ほどが休憩していた。雪に覆われた白山がはっきり見え、近くに感じる。私たちも休憩とする。足元にはショウジョウバカマが咲いている。風もなくポカポカ陽気で気持ちがいい。小倉谷山と火燈山を経由して下山する予定。左手に白山を見ながら稜線を歩く。満開のシャクナゲの背景には白山。なんと素敵な景色なんでしょう。急坂をどんどん下っていく。200m程のアップダウンがあるが、景色がきれいなので頑張れる。急坂にはロープがあるが気をつけて歩く。雨上がりは滑りやすいだろう。逆回りの方がきついと言われているのがよくわかる。急坂を下り暫くすると景色は一転、なんとも美しいブナの世界へ。ブナ林とシャクナゲ、なんとも美しい構図だ。布を合わせて丸く縫い合わせたような立派な蕾がたくさんある。花の数を数えると、9個、11個、なんと13個あるものもある。これだけ豪華な花なのに、南国の花のような派手さを感じないのは、上品なピンク色、花びらが薄い、深い緑の立派な葉のバランスがいいからだろうか。青空とシャクナゲのピンクのコントラストもいいが、ブナとのコントラストも最高に美しい。皆さんはどちらがお好みでしょうか。
14:00小倉谷山山頂に到着。1組の家族連れがおられた。山頂は開けており展望もいい。丈競山山頂の小屋も見える。振り返ると、写ヶ岳に富士がついている理由がよくわかる。きれいな山容だ。火燈山までは20分程度とのこと。どんどん下っていく。至るところにロープが取り付けてあるのでありがたい。陽が射し込んで幻想的なブナ林の中を歩いていく。シャクナゲはどこまでも続く。
14:35火燈山到着。展望がなくても、今日はお天気がいいので、腰を下ろすと立ち上がりたくなくなってしまう(^^)ここからは登山口に向かって、どんどん下っていく。ずっと下り坂で平坦な場所は殆どない。やはり逆回りはきついと言われる理由に納得する。登りでは700mを過ぎた辺りからシャクナゲを見ることができたが、こちら側は700mを過ぎても、600mを過ぎても、まだまだシャクナゲが咲いている。いったいどこまで咲いているのか。シャクナゲは500m付近まで咲いていた。陽の当たり方が違うのだろうか。ただ、こちら側が風がきつい。相変わらず登山道はひと一人が通れる幅程度しかない。1本の細い登山道がずっと続く。どんどん下り、「熊の平」を通過して、15:50大内峠登山口に降りてきた。そこにはY森さんの車が1台あるのみであった。
初めての富士写ヶ岳で満開のシャクナゲを堪能させてもらって感謝しかない。私もKさんと同じように一生分のシャクナゲを見たような満足感だ。お花に癒されたとっても幸せな時間でした。ありがとうございました。
豆知識
★火燈山の名前の由来:諸説ありますが、山伏たちが修行としてこの山に登り、護摩を焚いたことからきているとか、あるいは信長に追われた一向宗徒がここで烽火を挙げたことからきているようですよ。
★富士写ヶ岳は石楠花が有名ですが、県の花は「クロユリ」です。
2023年4月22日(土)晴れ
【メンバー】K本、他1名
【コースタイム】
6:43駐車場―10:58五の池小屋―11:21飛騨頂上―12:30摩利支天山-13:54五の池小屋―16:20駐車場
【アクセス】車。下呂経由では疲労を伴うかもしれない。中津川・木曽福島経由に北上。
濁川温泉市営駐車場。登山口にあるトイレは冬期のため使用不可。道中にトイレを使用していくと良い。
いつ起きるかわからない火山、過去の遭難事故を確認して、ヘルメット、ピッケル、12爪アイゼン、ストック等の装備品を準備した。
日本には同名の山が多数あり、タイトル通りにあえて「木曽御嶽山」にしている。また、最高峰といわれている山である。その最高峰である剣ヶ峰は基準点が一等級であるが、今回の目的は雪山の摩利支天山であり、日本百名山としては達成しない。
2014年御嶽山噴火による災害が起き、多くの人の命が失われたことで、信仰のある山のイメージが遠退いた。噴火して数年間、御嶽山は、いつどこでも見えていた。災害は登山者の間で決して風化できない出来事であるが、御嶽山は遠くても割と近くにあった。富士山を見ても同じ気持ちである。そして御嶽山に行ってみるかと思い立った。
もっとも行くきっかけは同伴の友人であったが、1年前から計画を立て、2~3月雪の御嶽山は風速で厳しいかな?と何度も検討して、今年ようやく、雪融けが進んだ4月に決行した。
思いの外、早くも雪融けがあるものの気温が下がった日であった。濁川温泉ルート上、森林限界の近い場所でアイゼンを履き、急登をひたすら登り続けることができた。外輪山の飛騨頂上から摩利支天山まで尖っている岩稜帯では、ストックからピッケルに持ち変えた。この時、アイゼンがなければ奈落の底に滑落してしまいそうと思った。同伴の友人は楽しみと言って早くも摩利支天山に到着、私の到着を待ってくれていました。富士山の次に標高が高く、酸素が薄い。ゆっくり進めていく必要がある。
摩利支天山から、御嶽山がどっしり、剣ヶ峰が黒々に見えていました。あれはもうあっち(反対側)からいくべきよね。噴火規制がかかっていなければいいね。
青空に浮かぶ白い雪をまとう、白山連峰、穂高連峰、中央アルプスの木曽駒ヶ岳が見えました。三の池はホワイトブルーの雪で覆われ、この下にコバルトブルーの水が隠れているようでした。
下山時、気温上昇による雪解けが進み、雪の踏み抜きを何度かしました。
濁川温泉へ無事営業時間内に済ませて、腹ごしらえしたいところで帰る道中に洒落たウッドハウスのお店を見つけました。木曽福島に行っても飲食店がなさそうでしたので安堵しました。かわいい看板犬に癒され、カレーライスを注文して美味しくいただきました。エネルギーが補充でき、その日のうちに帰宅しました。
【日 時】2023年(令和5年)4月18日(火) 【天 気】曇り
【参加者】Y森(CL記録),Y田比, K澤,S井,O本紀,,H井,Y村、A隅, S口,の9人
【データ】距離17.6K 累積標高差約850m 行動時間約6時間50分
【コースタイム】
8:33山国御陵前バス停発 (278m)→9:15井戸峠(436m)9:20 →10:08きょうと京北ふるさと公社(トイレタイム)(28m)10:21→10:30八幡神社御神木の大杉(292m) →10:40上中水路の水車(277m) →10:43上中城跡(276)10:45→11:08矢谷上橋(259m) →12:00合併記念の森、作業棟前で昼食(286m)12:20→12:36熊田橋(257m) →13:46黒尾山(509.3)13:56→14:44周山城址本丸跡(480m)14:50→15:22周山(道の駅・ウッディー京北)(242m)着
【内 容】
~ 周山城址の凄さに戦国をしのぶ ~
山国御陵前でふるさとバスを降りると、そのバスには、もう乗客はいなかった。過疎地域のバスの現実を見た感じだ。さて、天気は曇りでちょっと予報と違う気がする。
今回は山国御陵前から出発。前回尋ねた常照皇寺には行かず府道61号線をしばらく進みます。標識36で川沿いに下り、細い川沿いの杉林を見ながら進んでいきます。小さな橋を渡り約45分で府道に出て井戸峠に到着。少し休憩をとります。ここからまた、府道を離れ下りていく。それも一時でまた、府道に出る。ここからは京北の山里を眺めながら民家の前を通ります。お花も美しく咲き誇り、特に源平桃というお花が目を引き、足を止めて見入りました。府道は車も少なくのんびりです。
筒江橋を渡ると弓削地区に入ります。きょうと京北ふるさと公社で、トイレもお借りし少し休憩です。歩き出すと元京北第三小学校があり、校庭には、八幡様の御神木の大杉がありました。見上げてもカメラからはみ出します。ここはすでに廃校になっています。もう子供たちの声はありません。大杉はその声をずっと聞いてきたのに少し寂しいです。そして両側が田んぼの水路横に沿って歩いていくと水車があり、昔の風景が再現されていました。ちゃんと回っていました。その近くには上中城跡がありましたが、12~13世紀に使用されていたとみられています。説明版には、「北面の武士」の文字も書いてあり、かなり古い城跡ですね。
合併記念の森の方のルートをとります。森の中を抜けていく感じです。合併記念の森の管理棟連の軒先を借りて昼食とします。目の前には、遅咲きの桜の花が咲き、風が吹くと花びらが舞います。今日は暑くなるといわれていましたが、寒いくらいです。管理棟の建物はありますが、閉鎖されトイレ等が利用できません。入口に書いておいて欲しいと思いました。昼食後は熊田橋から保井谷橋へ、ガイドブックはここで今回は終わっていましたが、私達は、次の黒尾山(くろおやま)から周山城址に進みます。周山まで行けばJRバスが1時間に1本あるので帰りが安心できます。
黒尾山への最後で林道の方から登ってしまい、少し遠回りしてしまいましたが無事、黒尾山山頂に到着。少し休憩して、ここからが今日のハイライト「明智光秀のお城、周山城址」へと向かいます。光秀の城としては、福知山城や坂本城は知られていますが、周山城は、あまり知られていません。若狭から京都へ通じる周山街道の押さえを目的とした城だったと説明版には書かれていました。石垣、井戸、本丸跡等が残っています。築城当時から400年以上経っています。石垣がその長い時間を感じさせてくれました。次回もここを通るので、見学部分を少し残します。今日の終了地点まで歩いて約30分で周山です。道の駅・ウッディー京北へと向かいます。15:22到着。何とか雨は、降らずに終了となりました。今日のコースは京北地区では一番長いコースです。疲れも少しありますが、あと一回で京都トレイルも終わります。
頑張りましょう。 (記 Y森)
【日 時】 2023年4月18日(火)
【天 気】 晴れのち曇り
【参加者】 T本、I野
【コースタイム】
高山キャンプ場(07:25)・・・滝谷頭(08:55)[休憩 10分]・・・奥山(09:35)[休憩10分]・・・ゴロウ頭(10:25)[休憩5分]・・・八草峠分岐(10:50)・・・白倉岳(11:15)[休憩20分]・・・金糞岳(12:05)[休憩 10分]・・・小朝ノ頭(12:55)・・・連状口(13:15)
【報 告】
天気が変わりやすい春、低気圧が近づいているが日中は雨が降らないだろうということで金糞岳に登ってきた。
6:40頃現地に到着、そこから車2台で鳥越林道を連状口に向かう。所々落石があり、車から出て石をどけるところもあった。一台を連状口にデポして麓の登山口に戻り、登山届をポストに入れて出発。
登りはじめは急坂だがつづら折りで、登山道はとても良く整備されていて落ち葉の敷きつめられた道はとても歩きやすかった。30分ほど登ったところで暑くなり衣服調節。新緑のブナなどを眺めながらスムーズに高度を上げていく。一時間半ほどで滝谷頭に到着、ここからいくつかのピークを上り下りして、11時過ぎに白倉岳にたどり着く。登山道脇の山のあちこちにコブシの白い花がきれいに咲いている。この頃から空の雲が厚くなり冷たい風が強くなった。少し寒かったが白倉岳山頂で昼食をとって、金糞岳に向かう。白倉岳からは登山道に竹藪と岩が増えてきて、足下に気をつけながら歩く。途中一株だけ赤いシャクナゲの花が咲いていた。
30分ほどで笹に囲まれた金糞岳山頂。山頂はすっかり雪も無くなっており、付近の道は少しぬかるんでいる程度だった。北の方は少し展望があってかすんでいる美濃の山々などが見渡せた。
下りは、急な段差のある道を慎重に下る。所々で鳥越林道が見え、小朝の頭の急な登り返しを通過するとしばらくして連状口に着いた。珍しく計画していた行程よりも早く下山することができた。平日とあって他の登山者には誰とも遭遇しなかったが、春の金糞岳を満喫した山行だった。帰りは近くのあざいの湯が定休日だったので、姉川温泉で疲れを癒やして帰路に就いた。
【日程】2023.4.16(日) 晴天
【参加者】Y岡 K原 K川 I野
【コース・時間】 JR芦屋駅7:35-8:15-滝の茶屋-8:30-地獄谷口-9:05
B懸尾根-9:30万物相-9:50風吹岩-10:10横池-11:05-雨ヶ峠-本庄橋跡-
12:35ー六甲山頂13:05-石の宝殿、白山の宮-13:45蛇谷北山-14:05土樋割峠-
14:20東おたふく山-14:45雨ヶ峠-15:35風吹岩展望台-16:25滝の茶屋
-17:00JR芦屋駅
【データ】
コースタイム 9時間40分
距離 18.2キロ
登り 1340m 下り 1340m
【感想】
久々に小さな沢登りの雰囲気が味わえました。地獄谷という名前は恐ろしいのですが、ロープが要らない岩ルート、渡渉、小さな滝の傍を
登るという、初歩のバリエーション練習にいいかもしれません。その上、万物相あたりからは一般ルートですが、大人数のグループが多
く、渋滞が起きるほどでした。山頂に着くとお天気も良く、神戸や大阪の街並み、大阪湾の景色が楽しめましたが、下山ルートの東おたふ
く山と南尾根の広い草地が予想外の気持ち良い所でした。ススキの植生復活ができれば高原の景観になりそうです。距離も長く時間もかか
りましたが、バラエティーに富んだいいルートだったと思います。企画してもらったリーダーと、困難な所で協力してもらえたメンバーに
感謝したいと思います。 K原
六甲山 大昔に一度登った事があるけど全く覚えて無くて、今回、例会案内を見た時に行ってみたいと思ったものの、全行程約17キロと
あったので、大丈夫かなとY岡さんに「行けそうですか?」ってお聞きしたら、優しく「大丈夫です。ゆっくり行きますから」ってお返事頂
いたので、じゃあ行ってみようと参加させて頂いた。高座の滝から地獄谷ルートは、久し振りの沢歩きで緊張して、中々足が上がらず、皆
さんにご心配をお掛けしましたが、なんとかクリア出来てホッとしました。万物相まで辿り着いたら、めちゃくちゃ綺麗な眺望に感動😍
おしゃれな街からすっと登れば、そこは自然豊かな山の世界🏔バリエーション豊かな六甲山、すっかりファンになってしまいました。
ノーマルなルートから時々外れた今回のルート。下見をしっかりして頂いて、優しくサポートして頂いて、本当に感謝です。
皆様ありがとうございました。 K川
滝の茶屋で幾つかのグループと一緒になる。地獄谷の沢の水量は少なく、楽に通過できた。
ピラーロックで小休憩、神戸の街が見渡せる。コバノミツバツツジが岩稜地帯に映える。風吹岩は人で一杯。何処かで今日は猫がいないなあっ!の声。横池に着く。 前に来たのは紅葉の時期。本日は春らしくオタマジャクシがいた。雨ヶ峠から六甲山頂。コロナ自粛明けのせいか、学生や家族連れの人々々。
離れた場所で食事。(前はここから有馬温泉を目指す。)国道を下って石宝殿から蛇谷北山、東おたふく山へ。草原が広がっている。ススキ草原復元とあるが、
前来た時とあまり変わらない。雨ヶ峠から魚屋道に入り、風吹岩からクサリ、梯子を繰り返す。花崗岩の風化した砂と岩で滑る。六甲山らしさを思う。
高座の滝まで歩いて、もう危ない場所は無いと緊張を解いた。
春山はまだ吹く風も冷たく、日が照る場所は暖かく、登山日和でした。担当の山岡さんは六甲山をよく知っておられ、また金原さんと一緒にメンバーの安全に
気を付けておられた。皆様、ありがとうございました。I野
今回で二度目となる六甲山例会。山行当日、晴天にはなりましたが、前日の雨が山行に悪さをしないかが心配でした。 いつも以上に安全に気を配って進むことを
心掛けましたが、万物層の手前で道を間違ってしまって、皆様に無駄な体力を使わせてしまったのが反省点です。
K川さんにとっては両脚を攣る等、タフな山行だったかと思いましたが、結果、六甲山を気に入っていただいたので、安堵しました。
K原さんには簡易ハーネス等のご指導を受け、今回も勉強させていただき、次回の例会に役立てたいです。
I野さんも遠いところから足を運んでいただき、山行中は、K川さんのフォローにご協力していただき、遅くまでありがとうございました。 Y岡
【日時】4月16日(日)
【天気】晴れ時々曇り
【コースタイム】9:00甲西駅発→9:30うつくし松→9:45美松山山頂
→10:10旧街道歩き→11:15三雲城趾登山口観光案内所(昼食)
11:50→13:00八丈岩、石垣、井戸→14:00弘法杉→14:25三雲駅解散
【参加者】S口、A元、Y田、M代、Y森、Hま、O本、S井、
K部(ご夫妻)、K西、A成、A見、K藤、T田、A隅、T成、Y田
【山行記録】
今回は2つの低山を登ります。暑くも寒くもない最高の季節になりました。山々の色は、新緑の薄緑、常緑の深緑、つつじのピンク、八重桜のピンクなど、最高の季節です。
JR草津線、甲西駅を降りて、美松山を目指して、道路を歩きはじめると、
見どころ①カワセミ
道路沿の池で、Aさんが、「カワセミ」を見つけて下さいました。知識の乏しい私は「か、わ、せ、み??」って、思いながら、ベテランの方々の示す先を探していると、綺麗なレアな鳥が!羽は鮮やかな青で、お腹はオレンジぽい茶色のくちばしの長い凄くステキなカワセミちゃんでした。
全員(多分)が見つけられるようにカワセミちゃんは、枝を行ったり来たりしてくれました。そして、魚の獲りの技も見せてくれました!
見どころ②うつくし松
カワセミのいた池を後に道路を登って行くと、平松のうつくし松の自生地につきました。ウツクシマツとは、アカマツの1品種で、根元の少し上部から複数の幹(枝)に分かれほうき状になる国の天然記念物の松です。松が見渡せるように斜面になっていて、下草もきれいに刈られています。眺望の良いところまで登れるようにもなっています。とても綺麗でした。(集合写真)
うつくし松の自生地を後に美松山に登ります。途中山野草をみつけながら(ウラシマソウ)、少し急登すると程なく頂上へ。三角点をさわり、おきまりの靴寄せ写真を撮って、下山します。
下山したら旧東海道を歩いて、次の目的地三雲城山へ向かいます。その旧東海道の入り口にあるのが北島酒造ですが、日曜日は定休日で、残念。(下見では、お酒の匂いを堪能し、美味しい酒粕を買いました)
旧東海道を歩き、途中、山側へ進路をとり、住宅地を通り抜け少し登ると三雲観光案内所があります。ここで昼食とします。和気藹々と昼食をとり、いざ三雲城山に登ります。
見どころ③八丈岩と六角氏の家紋
途中、八丈岩という大きな岩があります。周りにも、大きな岩がたくさんあります。八丈岩は不安定なところにそり立っていて、落ちそうで落ちないということで、合格祈願のパワースポットとなっています。石に望みを書いて置いていくようです。そして、八丈岩のあたりの岩には、六角氏の家紋が彫ってある石もありました。しばらく登ると、三雲城跡に着きました。
見どころ④三雲城跡、朝ドラ「スカーレット」ロケ地
石垣は、穴太積み、井戸には現在も水がたまっているようにみえます。そのまわりでも「カンアオイ」というレアな植物も見つけてくださいました。いくつかの郭をとおり城址を通って山頂は、朝ドラ「スカーレット」のロケ地です。喜美子さんこと戸田恵梨香さんが、夕日を眺めたところです。スカーレットに思いをはせたところで、降って行きます。程なく林道に出ます。林道(アスファルト)を降って、昼食を食べた案内所を後にどんどん降りて行きます。(集合写真)
山を降りて、住宅地を進むとステンドグラスをつくっている工房兼展示しているステキなお家があったので、見事なステンドグラスの作品を見学させてもらいました。猫を飼っておられたので、猫嫌いの方々は樹齢780年の「弘法杉」を見学しました。
少し早足で三雲駅につき、予定通り14:27の電車に乗りました。ギリギリだったので解散のご挨拶もできませんでしたが、ご参加の方々本当にありがとうございました。
JR草津線に乗ってしばらくすると、大粒の雨が降り出しました。濡れなくて、良かったです
【日 時】 2023年4月8日(土)
曇り空から雨、強風、まさかの雪のあとは青空。山の天気の変化も楽しんで(*^^*)
【メンバー】T田(L)、N西(感想)、その他1名
【コース・タイム】
曙橋8:00―8:25葛川中学校―江賀谷―10:40中村乗越―10:45八丁平―11:35峰床山(昼休憩)―12:10オグロ峠―13:27鎌倉山―14:25モミジ平―14:50鎌倉山登山口―14:55曙橋
※距離14.69km 登り1174m 下り1158m
とってもいいコースで是非歩いてみたいと思い参加させてもらった。前日は終日雨だったが、てっきり今日はいいお天気だと思っていたら、まさかの雪まで降ってびっくりした。山の天気がとっても変わりやすいことを身に染みて知ることができた。
事前に何回か渡渉があると聞いていたので、渡渉が苦手な私は長靴で行った。登山口周辺は桜が満開で、いろんな種類の桜を楽しむことができた。葛川中学校を過ぎると、勢いよく流れる川のせせらぎと、前日の雨で苔が活き活きし、瑞々しい木々がとってもいい雰囲気だ。この勢いよく流れている川を渡渉するのか。いつもなら不安になるところだが、今日は長靴なので安心。それでも深そうだ。30cm以上の深さがあれば長靴でも濡れてしまう。数年前の台風による倒木を跨いだり潜ったりから始まる。リーダーが渡渉しやすそうな場所を探してくれる。いざ渡渉。石も滑りやすく、渡渉中に倒木も潜らなければならないので、なかなかの難所だ。渡渉場所が1~2m違うと更に深いだろうし、水の勢いも強いだろう。渡渉後は崩れやすい斜面をトラバースして再び渡渉。最初の渡渉に比べると、その後に続くいくつかの渡渉の幅は狭いが油断はできない。谷の雰囲気はとてもいい。最後の渡渉が終わると植林地帯の登山道に続く。登山道はたっぷりの落ち葉に覆われているが、落ち葉は雨に濡れているので滑ることはなく歩きやすい。
中村乗越の稜線に出ると風が強くなる。峰床山辺りで救助ヘリが飛んでいる。目立つことなく周りの景色に調和して咲くタムシバがとってもきれいだ。青空になってほしいなと願いながら八丁平を目指すが、なかなか期待には答えてくれず、逆に小雨が降り出してきた。八丁平に着いた頃にはしっとりと雨模様になった。霞みがかった樹々の緑が幻想的で、雨のしたたる八丁平もいとよろし。最近まで雪が残っていたのだろう、水がとってもきれいだ。やはり天気のせいなのか、傘をさして歩いている1名に会うのみであった。
峰床山に向かう登山道もとてもいい雰囲気だ。タムシバは今が見頃なのか。至る所に可憐に咲いているタムシバの花はまるでウエディングドレスのようだ。タムシバの名前の由来は知らないが、もっと可愛い名前はなかったのだろうか。峰床山に着く頃にちょうど陽が射してきて冷えた体を温めてくれる。山の水も一気に蒸発していく。ここでお昼休憩とする。オグロ峠に向かう稜線もとってもいいコースだが、その頃には再び雨がちらついてきた。強風でいっき体が冷える。雨ではなくまさかの雪のようだ。寒いはずだ。道標もありオグロ峠は立派な峠道だ。自然林のいいコースだ。
鎌倉山の方向を確認して歩いていくと、「鎌倉山山頂」の表示が。「あれ?ここが鎌倉山なのか?」とGPSを確認するが鎌倉山の山頂ではない。「鎌倉山山頂」の表示は鎌倉山山頂の方向を示す表示であった(^^;)少し登るとイワウチワがいっぱいでお花に癒され、鎌倉山山頂にもすぐに着いた。展望はないが開けているが、この辺りはもう少しすると藪でいっぱいになりそうだ。今がちょうどいい時期なのかもしれない。その頃に再び陽が射してきて青空も見える。小休止して登山口に向かう。
林道まで自然林の中を歩き始めると、また小雨が降ってきた。林道を渡り「城の鼻」から鎌倉山登山口に下山する。濡れて滑りやすい丸太や木の枝、岩に注意しながら下山し、15:00前に登山口に到着。アドベンチャー感のある江賀谷から始まり、いろんな景色を楽しむことができ、最高にいいコースだと思う。雨、強風、雪からの青空と目まぐるしく変わる天気も何だかよかった。ありがとうございました。
【日 時】2023年(令和5年)4月6日(木)
【天 気】曇り
【参加者】Y森(CL記録),Y田比,S井,O本,H井,Y村、A隅,K澤(途中リタイア),の8人
【データ】距離10.9K 累積標高差約500m 行動時間約5時間30分
【コースタイム】
8:32最玄寺バス停発 (261m)→8:42六ケ井堰(264m)→8:54熊野神社(参拝とトイレ280m)9:05→光厳古道→9:42山国御陵前(278m) →9:58常照皇寺の桜鑑賞(320m)10:51→10:59山国御陵前→11:50中野橋近くで昼食(286m)12:20 →12:30掛尾峠取り付き(295m) →12:47掛尾峠(398m) →13:04掛尾峠からR477に下りる(300m)→13:40宮坂峠(345m)越13:46→14:00宮、春日神社着(327m)
【内 容】
~ 桜満開の地に京北の良さを知る ~
今日の天気は曇り、昨日までは雨の予報でしたが、何とか雨に降られずに歩けそうです。京都トレイルの京北地区は、京都トレイルの飛び地かと思っていましたが、今回、思わぬ発見がありました。JRバスの終点「周山」が近づいてくると桜がどこも満開で美しい。ふるさとバスに乗って最玄寺バス停に着くまでも車窓からは桜が見事。また、歩き出してもまだまだ、満開の桜が広がり、なんとも京北の春は綺麗です。これがここの春なんだと思いました。京都市内の桜が終わる頃に満開になるようです。
さて最玄寺バス停を出発し、まずは、上桂川沿いを歩き、六ケ井堰(流域の集落に灌漑用水を提供)を道路から見学。そして小さな社ですが、村守り神、熊野神社に参拝。そして光厳古道に入る直前に大きな満開の桜があったので、そこで記念撮影。このような桜があちこちにあります。光厳古道の途中から河原を歩きます。少しぬかるんでいる所もあり、蛭が出そうな感じです。そしたら、やっぱり私たちにも付いていました。初蛭です。4月初めでもう蛭出るんですね。
そして、まもなく山国御陵前に到着。本来は次回のコースですが、今、常照皇寺の桜が満開なので見に行きます。3種類の桜があり、光厳天皇・光明天皇お手植えの国の天然記物「九重桜」。岩倉具視が御所紫宸殿より移植した「左近の桜」この二つは満開から散り始め。後水尾天皇命名の一重と八重が一枝に咲くという「御車返しの桜」はまもなく満開でした。3種が満開になることはないそうです。見事な桜で、志納金500円の価値はありました。約1時間の桜鑑賞でしたが、今日来られて良かった~。
さて歩きだし標識がないと探していると選挙のポスターの後ろに隠れてました。また、ルートと思い込み、河原の土手を歩くが違った(往復600m無駄足)、標識を全員でよく見ましょう(-_-;) 色々ありましたが、なんとか進み、中野橋に出たのでお昼としました。(-_-;) あと残り2/5頑張りましょう。
R477を歩いていると、左に標識がありました。まさか、ここから掛尾峠超え?少し登るとガイドブックの写真と同じ場所に山ツツジが咲いていて、ここだ。ここのツツジだと。みんなで楽しく騒ぎました。
この峠超えの標識もしっかり見ないといけません。点線、実線がどちらに向いているかよく確かめないと違うところに行ってしまいます。峠を越えたら、黒田発電所が川向こうにありました。道路を歩いていると公園の水仙や家々に植えられた桜等が綺麗で目立ちます。最後の登り宮坂峠を越えます。トンネルを縦に迂回して峠を越えればもう今日の終点、宮に到着。
早速、春日神社の黒田百年桜を見に行きます。京都市では、最も遅く咲く桜と言われていますが、今年は早くも咲きだし、二分咲きぐらいになっていました。満開だとまるで手毬のように大きな桜だそうですです。「黒田百年桜」は、ヤマザクラの突然変異種で樹齢は300余年ともいわれます。10~12枚の八重の中に一重が混じる珍種で、「京の桜守」として知られる造園業の佐野藤右衛門親子が30年に及ぶ執念により苗づくりに成功。15代目佐野藤右衛門氏が「黒田百年」と名付けたという桜です。バスの時間までまだ1時間以上ありバス停前のオーライ黒田屋でお土産を買い、アイスを食べたりしてゆっくりできました。京北の桜、とても綺麗でした。(記 Y森)
【日 時】 2023年4月3日
【参加者】 T本、Nま、I野
【コースタイム】
能郷谷林道ゲート(08:10)・・・能郷谷登山口(09:05)[10分休憩]・・・能郷谷旧登山口(10:15)[5分休憩]・・・前山(12:00)[60分休憩]・・・能郷谷旧登山口(14:10)[10分休憩]・・・能郷谷登山口(14:50)・・・能郷谷林道ゲート(15:50)
【報 告】
朝のうちはやや雲の多い天気だったが、晴天予報に励まされ、残雪の能郷白山を目ざして山行してきた。能郷白山神社前でトイレを済ませて、登山届を提出。8時過ぎに林道ゲートを出発する。林道歩きは途中4ヶ所ほど林道上に水が流れている所を通過、特に支障はなかった。1時間ほどで登山口に到着。小さい川を渡渉して、ここから急登の登山道がはじまる。しばらく登ると林道跡のガードレールが残っている旧登山口。ここから前山とそれに続く稜線がきれいに見える。
その先20分ほど登ると、お迎えブナが目印の稜線にたどり着く。稜線にはところどころ雪も残っている。稜線の登山道は意外と乾いていて、雪解け水が流れている数カ所は気をつけて歩いたが、順調に高度を上げていく。しかし、この日は体調が良くなかったこともあって登りのペースが遅く、前山にたどり着いた頃には予定より1時間ほどの遅れ。このまま能郷白山まで登って帰ってくるのは困難と判断して、前山でゆっくりと昼食休憩してから下山。結局駐車場にたどり着いたのは、当初予定とほぼ同時刻になった。能郷谷からの能郷白山登山はなかなか体力の要るコースだと実感した。
しかし、晴天の春の一日、春色に膨らんだ山の景色と前山山頂の一面の雪原、ゼブラ模様の能郷白山や遠くアルプスなどの大景観を堪能することができた楽しい山行となった。
【日 時】 2023年4月2日(日)晴れ9時~15時
【場所】大文字山安祥寺林道入り口周辺
(サブ講師)T永、K原、K口、H川
(受講生)M内、T中政、N掘、T田、N西(感想)
※全体の参加者:約70名程度(講師:約20名 受講生:約50名)
初級グループのA班は、装備の名称と使い方を基本からとても丁寧に教えていただいた。簡易ハーネスの結び方、クローブヒッチ(インクノット)、8の字結び、カラビナの掛け方など、テキストを見ているだけではよくわからなかった。実際に目の前でやっていただいても、簡単そうに見えても、いざ自分がやってみると何かが違ったりする。安全を確保しなければならないのに、そのちょっとした間違いで全く意味のないものになってしまう。昔に比べると、今は誰でもが覚えやすいように、易しい結び方もあるようだ。自分がやりやすいやり方で、速く正確にすることが大事だ。必要な状況にならないことが一番だが、いざという時に使えなくては全く意味がない。受講したら終わりではなく、今日の講習をきっかけに日頃から装備に触れるようにして、忘れないようにしなければいけない。
今までは、クライミングもしないし、自分にはあまり必要ないかなと思っていたが、普通のハイキングでも必要な状況になることはあるだろうし、怖いと思う場所に遭遇することはある。安全に登山を楽しむために、正しい知識を身につけておくことが大事だ。それが、落ち着いた行動と安心感に繋がるのだと思う。全く知らないのと、少しでも知っておくことの差はとても大きい。最後に滋賀山友会の友永氏が話された、「0と0.1の差は大きい。」という言葉はとても心に響いた。
事前に送っていただいたテキストをさらっと読んだだけでは初心者の私はイマイチ理解ができなかったが、受講後にテキストを読み返してみると、「なるほど!そういうことだったのか。」と思うことが多く、理解が深まり、改めてテキストが丁寧に作られていることに気づかされた。今回、このような講習に参加させていただきありがとうございました。講師スタッフの方におかれましては、指導するにあたり、事前訓練も実施していただきありがとうございました。とても有意義な講習会でした。