個人山行 ふかふかの新雪 入道ヶ岳

【実施日】2024年1月28日(日)   晴れ

【参加者】K原、S井、Hま、T田、T内、M田

【コースタイム】

      7:15石山発⇒8:00椿大神社駐車場→井戸谷コース→11:00北尾根コースとの分岐

 →11:15奥宮→11:40入道ヶ岳・昼食12:10→二本松尾根コース

    →14:10椿大神社駐車場着⇒15:00「アクアイグニス片岡温泉」

     入浴16:00⇒17:00石山⇒草津

 

【報告】

 ハイキング部例会でせっかく企画してくださった「入道ヶ岳」山行が雨のために中止になってしまったので、諦めきれないメンバーで

1週間後に山行を計画しました。

 

新名神でスムーズに到着した椿大神社(つばきおおかみのやしろ)は大きな神社で、参拝者用の駐車場はすでに満車でした。奥の登山者用の駐車場から出発です。数日前にこの冬一番の寒波で県北部に大雪警報が出た後の日曜日です。井戸谷コースを進むにつれ次第に雪がふかくなっていきました。避難小屋でアイゼン装着です。快晴の青空にふかふかの白い雪がとてもきれいです。予想外の積雪量で今年初の雪山登山を楽しむことができました。大勢の登山者でトレースがしっかりつけられていて気持ちよく登ることができました。

 

ようやく稜線に出て、アセビと雪のトンネルを進むと奥宮です。ここから少し登り返して入道ヶ岳です。ピークの大鳥居辺りは風を遮る木々もなく、雪は吹き飛ばされています。

 

この日は風も少なく、眼下に伊勢湾と四日市の市街、バックに鎌ヶ岳や御在所岳の雄姿を眺めながら昼食です。ここで会員のS古さんと遭遇。山で仲間に会うのはうれしいものです。

 

帰りは二本松尾根コースを下ります。アセビジャングルのかなりの急斜面を滑らないように神経を集中して、ぐんぐん下りていきます。雪が融けてシャーベット状になった道をゆっくりとたどって駐車場に無事帰着しました。

 

終日、好天に恵まれ感謝の一日でした。帰りはおしゃれな温泉に浸かって帰路につきました。

 


中央アルプス・麦草岳ソロ登山

【日程】2024.1.27~28

【参加者】K口

【行程】27日 11:00・コガラ登山口→P2106→P2386→15:00・7合目避難小屋

       →16:00・2600mテント場

    28日 6:30・テント場→7:00・麦草岳→7:30・テント場→8:30・7合目避難

       小屋→9:00・P2386→9:25・P2106→10:45・コガラ登山口

 

【報告】

日帰りで行く予定でしたが、応募が無く、なおかつ前日仕事が夜勤になったので日帰り山行はきついなと言う事で泊まりに

切り替えました。

ここは、七合目に避難小屋小屋が有り、しかも薪ストーブも備えつけて有り薪をかつぎ上げて飲み会?パーティー?する様子を

SNSで見る事が出来ます。

 

ちょうどすれ違いの若者が小屋泊は私だけになりそうで心細いので薪は寄付して下山するとの事。

わたくし、思わず何で~~。(実際は4名泊まってた)

今回、パーティーのパーティーに巻き込まれるのは御免なので、小屋より上にテントを張りたく地形図を見て目星を付けていました。

少しでも早く上がりたかったのですが、仮眠して向かったのでスタートが11時になってしまいました。

 

山自体はそこそこの急登なのですが決してハードでも有りません、ただ積もった雪の下はつるつるテカテカノ氷になっていて登りは

アイゼンを使わず足の置き方さえ注意すれば良かったのですが、下りは間違いなくアイゼンが必要な状況でした。

 

登り始めは良かったのですが、テント泊装備+スノーシュー(使わなかった)+ビール(飲めなかった)の荷物の重みが夜勤明けの体にずしりとのしかかり中々疲れました。何とか暗くなる前に目的地の2600m到着。歩みを止めた途端に急に寒くなりガタガタ震えながらテント設営。雪下全面の氷や火災の恐れが有るのに小屋に薪ストーブを置いて有る事からこの辺りは寒いんでしょうね。温度計持って行くの忘れて測れませんでしたがザックの中に入れていたビールとペットボトルのお茶がカッチカッチだったのできっとそう言う事

でしょう。

テントに入ってからは着込んでシュラフに潜り込みましたが、いつもの様に特段何もする事も無くしかもソロなので尚更する事も無く

スマホをいじるとラインはつながるしyoutubeも見れるという・・・。どう思います?皆さん。

せっかくなのでYoutube、楽しませてもらいましたよ。

 

次の日は、寒くて早々に目が覚めていましたので、朝食を早めに取り明るくなり始めてから2721mの麦草岳へ。天候も良かったので将棋頭~木曽駒、御嶽山までも綺麗に見る事が出来ました。

 

今度は、上松Aコースでまだロープウェイで登山客が上がってくる前の木曽駒に行きたいと思います。

 

最後に絶景の蕎麦屋でそばを食べ帰宅しました。                  

               


個人山行「北比良峠 雪山テント泊トレーニング山行」

【実施日】2024年1月27日(土)~28(日) 晴れ
【メンバー】cl Ts田、sl M田、A部、 U宮(食担). M内(記録)

 コース 1/27 イン谷トイレ前🅿9:15スタート~ダケ道~カモシカ台~13:40北比良峠 (テント泊)
           1/28 テン場8:30スタート~カモシカ台~10:40イン谷トイレ前🅿 

    

 

[記録] 25日の大雪情報、予想以上に雪があり、トイレ前まで車が侵入できたのは、私たちの2台とジムニーだけ。リーダーの軽トラがノーマルだったので、スコップで除雪しながらトイレ前の道路わきに駐車、その後ろから、エクストレイルとジムニー1台が駐車場に停めた。途中道路に駐車している車が何台もあった。
ほとんどの登山者は、青ガレへ、我々は、ダケ道コースで、トレースがあり、助かる。北比良峠まで4時間かけて登る。北比良峠からピストンで下りてくる単独登山者3人がラッセルしてくれ、トレースを借りて登れた。トレースがなければ、北比良峠に到達しなかっただろう。感謝ありがとうです。北比良峠では、武奈ヶ岳は、全くガスというよりも雲の中でした。追い越していった女性2人組は、武奈ヶ岳をめざして登ったのだろうか?トレースは、北比良峠までのはず。風がなくいつものテン場にジャンボテントを張る。テントの中の暖かさが身に沁み、重たいザッくから解放されて、ほっとする。
青ガレから登った団体が、八雲が原からダケ道コースで下山していくのを見送った。

ジャンボテントが1張り、雪の音がする、雪の空模様が何とも怪しげ、早朝4時は雪明かりで外は明るい、6時起床時の方が暗い。
地面は、凍てついてはいないが、テントは、凍てつき氷が張っている、払落し、テント撤収。雪洞を作ったという若者一人登ってきて通り過ぎたが、また北比良峠に戻ってきていた。
アイゼンを付けてピストンコースで下山開始、日曜日は、このコースを登ってくる人は多い。ちごゆり山歩会の例会にも遭遇。イン谷の駐車場では、京都府連の遭難訓練にも出会った。幼児対象の雪遊び行事もされるようで、たくさんの人で賑わっていた。11時過ぎには、イン谷🅿にサヨナラして帰路についた。楽しい雪山トレーニングでした。 みなさまお疲れさまでした。

 

個人山行 権現山~ホッケ谷道

【実施日】   2024..1.14. 晴れ

参加者:M内、S藤、M野、K内(記録)

コース・タイム: 7:00坂本大宮川観光駐車場→栗原・林道分岐(K内車P)→栗原登山口P
8:00登山口発~スコノバン9:00~権現山頂10:20~11:00ホッケ谷道分岐(M内、K内待機)~ホッケ山(M野、S藤)~ホッケ谷道分岐合流11:40~・735P手前の鞍部~ホッケ谷道~ホッケ谷砂防ダム13:30~(ホッケ山から南東に伸びる尾根の南斜面をトラバース)~ホッケ谷の林道~林道分岐P
→坂本大宮川観光駐車場(解散)


 記録:M野さんの誘いに心が動いたが、この年になると鍛えていないとすぐに体力は落ちる。
とても一緒には登れないと思い、別の計画を出すつもりで準備したが、結局ほとんど同行していただいた。
栗原には雪なし。他府県ナンバーを含むたくさんの車が停まっていた。日の出を見て降りてくる人から話を聞いたりしながら、ゆるゆると登った。写真もたくさん撮った。(毎回同じ場所になるのだが・・笑) 先に山頂についたM内さん、S藤さんはお食事中。記念撮影を済ませ、ホッケ谷道分岐までずんずん進む。M野さん、S藤さんは分かれてホッケ山へ。あとの二人は、ホッケ谷入り口を回り込んで、陽だまりでまったりと過ごす。
戻ってきて食事をする二人を残して、M内さんと先に下り始めて、足跡に気が付いた。ここ何年か、このホッケ谷道を下っているが、足跡があるのは初めてだ。よく見ると一つは昨日の登りの一人分、今日は二人分の下り。山友会の雪山山行が企画されているらしい。その下見だろうかと想像を巡らせながら.735ピークの手前まで下った。
この後がK内山行でよくある無謀な?突っ込み。不安げな2人を強引に説き伏せて、S文社の1991年版にあるホッケ谷道を下ることにした。予想通り、砂防ダムの建設により地図にあったルートは消えていた。
 標高700m付近で谷を渡渉。650mの等高線に沿うように杉林の中をトラバース。植林の手入れのためか、30cmくらいの幅の踏み跡が続き、なんとかホッケ山から南東に伸びる尾根に辿り着き、谷沿いに伸びる林道に降りることができた。ほっとしたのも束の間で、この林道が曲者だった。分岐点で方向を勘違い。八屋戸に向けて下ってしまい、結局先行していた二人に車で迎えに来てもらった。(感謝)

オールラウンド山行部1月例会 雪の大比叡

【実施日】2024..1.14. 快晴

【参加者】K本、T成

【コースタイム】8:26東照宮下観光駐車場~9:58大乗院~10:7明王堂~10:24延暦寺駅~11:11大比叡~11:33比叡山頂駅~11:49比叡駅~13:36根本中堂~14:59日吉大社東→15:02下山

【活動内容】

予め、13日(土)が予定日、14日(日)が予備日と計画を立てました。お天気予報では、13日(土)が晴→曇り→雪か雨、パーティーを考慮して最終的に中止にしました。快晴の14日(日)に、行ける人だけで行こうとなりました。

 遠くから眺める大比叡は比叡山系の中で一番西にあるせいか、なかなか雪山にならない感じです。湖東地区の標高433m繖山が雪が降った時、標高848m大比叡の方はどうなっているだろうと見比べてしまいます。どちらも雪の状況が同じ位でしょうか。

当日の早朝、大比叡は雪山にならなそうに見えていました…。蓬莱山などは雪山です、羨ましい。

琵琶湖沿いにさざなみ街道を車で移動して駐車場に到着しました。雪道でなく、前日降った水溜まりが凍っていました。

 伊吹山清掃以来のT成さんとは久しぶりにお会いして、無動寺道をスタートしました。無動寺道は回峰道で、何年か前の夏、同会のパーティーで横川方面まで回った思い出が残っています。大比叡へのルートは滋賀から5本もありそうです。

無動寺道を進んで、もたて山分岐を過ぎたところ、雪道が現れました。これはうれしい、go期待! 最大5㎝も積もっていたようです。

明王堂を経由に休憩地の延暦寺駅に到着。この場所は、伊吹山の雪景色が見れます。そこから大比叡へ、急な坂があって雪があるとワクワク、どんどん標高を上げて大比叡の電波塔にさっと着きました。そして四明岳へ、滋賀から京都圏内に入って10分程の距離です。

時間に余裕があり、比叡駅にも行き、「HIEIZAN」ポーズを決めます。T成さんがお正月に行った愛宕山が見えます。

昼時、蓬莱山が見える場所で登山者が多く休憩していました。陽射しが暖かく、私たちも休憩。この時、K本は汗だく防止のため、もたて山分岐から防風防寒ジャケットを着ていません。ジャケットを着ている人も見かけました。

腹ごしらえをした後、皆子山、白山連峰を見ながら、最終休憩地の根本中堂へ行きます。観光客も多くにぎわっていました。折角来ていますので、改築中の根本中堂の中に入り、見学しました。表参道を下山途中に、雪道が無くなり、日吉大社にも寄っていきました。

危険箇所…所々凍っている雪道が滑りやすく、気を付ける必要がありました。持参していた軽アイゼンは使いませんでした。

ケーブル延暦寺駅
ケーブル延暦寺駅
大比叡へ雪道にワクワク
大比叡へ雪道にワクワク
雪道にワクワク、滑らないように
雪道にワクワク、滑らないように
お地蔵さまでしょうか
お地蔵さまでしょうか
白山連峰
白山連峰
ひえいざん
ひえいざん

三方山・小倉山・養老山から笙ヶ岳 報告 

   

 日 時】2024年1月14日(日)  

【天 気】晴天

【参加者】I野(CL)、K藤(SL)、N堀(記録)

 

【コースタイム】                    

  8:13養老ノ滝駐車場-9:33三方山-9:47笹原峠-10:00小倉山- 10:17 養老山-11:02 小倉山 11:11笹原峠 (昼食30分) -12:23アセビ平-12:30もみじ峠-13:30笙ヶ岳-14:39もみじ峠-15:32養老ノ滝駐車場

 

 

 

 

【内 容】                  

  前夜、霙混じりの雪が降り天候が懸念されたが、山行当日は青空の美しい天気となった。登山口のある養老ノ滝駐車場には整備されたトイレがあり、売店も少し並んでいる。登り初めは登山靴で歩ける程度の積雪量であったが、三方山手前ぐらいから10センチ弱程になり、軽アイゼン、チェーンスパイク等を装着した。陽が当たる登山道は登山靴で歩けるような箇所も多々あったが、落葉上に雪という状態のため、何枚も葉がアイゼンの爪に刺さり、その上くっつきやすい雪質で、歩いているとすぐに高下駄のようになり、度々ストックで払い落とす必要があった。小倉山山頂には現在位置がよくわかる案内板があり、濃尾平野が眼下に広がり、紺碧の空と相まって清々しい気分になった。冬山登山の醍醐味である。次に目指すのは養老山であるが、分岐の案内板を雪が被って見落とし、さらに踏み跡のある広めの登山道であったため疑うことなくそのまま進んでしまい、養老山頂上を危うく通り過ぎそうになった。が、途中で気づき、来た道とは別の樹林の中の道を方角的には少し戻りつつ登ると山頂に着いた。この辺りから樹々に雪が積もり、樹氷の輝きが美しい。再び笹原峠まで戻り、昼食をとり、事務机と椅子が置かれたアセビ平を後にして西に進む。ここから道が狭くなり、重なる落葉の上に積雪の箇所あり、土が見える箇所もありという条件下でアイゼンを外すことにした。泥と雪にまみれたアイゼンをどうしようかと迷っているとリーダーが新聞紙でくるむと吸水効果があるのでと新聞紙をくださり大変助かった。新聞紙携帯の必要性を再認識した。アマゴ谷を通過し、しばらくすると登山道にはほぼ雪は無くなり、あっても登山靴で十分対応できる量と雪質になった。積雪が多ければ引き返す可能性もあった中、ついに笙ヶ岳山頂に到着。下りは時間の経過と共に雪が解け、歩きやすくなり、林道までが非常に早く感じられた。今回の山行では積雪量が不均一なためアイゼンの着脱の判断が難しかったが、大変良い経験になった。天候に恵まれ、常にポジティブで朗らかに楽しく頂上に導いて下さったお二人のリーダーに感謝いたします。(N堀)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            

 

 


個人山行 1月の綿向山(4月から登山道閉鎖)

【実施日】   2024年1月12日(金) 曇りのち晴れ

【参加者】   Ts本

【コースタイム】

御幸橋駐車場(07:45)・・・ヒミズ谷出合小屋(08:05)・・・五合目小屋(09:10)[休憩 10分]・・・行者コバ(09:35)・・・綿向山(10:00)[休憩 5分]・・・917ピーク手前(11:00)[休憩20分]・・・竜王山(12:10)[休憩 5分]・・・竜王山登山口(12:40)・・・御幸橋駐車場(13:10)

【報告と感想】

 年末年始風邪を引いてあまり動いていなかったので、体調を戻すためとうまくいけば樹氷が見られるかと綿向山に出かけた。御幸橋駐車場に7時半過ぎに到着。すでに10数台が停まっていて、準備をしている間もボツボツと入ってくる。

 登山口に向かって歩いていると堰堤横を上る階段の脇に「綿向山方面登山道の封鎖」の重要なお知らせ看板が。今年の4月から令和8年末まで間伐作業道の工事のため登山道を封鎖、入山を禁止するとの内容だった。ということは、綿向山表参道で登れるのは今年の3月までの2ヶ月あまり。

 駐車場周辺にもヒミズ谷の登山口にも雪は全く無い。三合目の林道付近から登山道に砂利状の氷雪片が見られ、五合目の小屋あたりから雪で覆われるようになる。五合目の小屋でアイゼンを装着するが、その先の登山道でも土の出たところもあって、雪の少なさを実感。

 七合目の行者コバから冬道を登っていくが、このころからガスってきて風も強くなってくる。急登で体は汗をかくが、同時に強風に体温を奪われていく・・・で山頂に着くまではアンダーの上は長袖シャツ一枚で登った。登山道で出会った人は10人程度、女性のソロ登山が多かった。休みの日は駐車場が一杯なので平日に来たという人もいた。

 山頂はガスガスで景色はほとんど見えない。期待していた樹氷は古い着氷はほとんど落ちていて、新しい樹氷が伸びてきていた。北縦走路に向かって歩くと強い西風が樹氷のかけらを飛ばしてきて顔に当たり痛い。竜王山に向かう縦走路の激下りは、ガスが流れゴーゴーと木がうなって冬の雪山の風情。こちらの縦走路を歩く人はほとんどいなかったが、トレースははっきりしていて歩きやすかった。

 縦走路も急坂を通過すると雪が少なくなってきたので、アイゼンを外しつぼ足で歩く。途中917ピークの手前で風も弱まり日差しも出てきたので昼食休憩に。その後もだんだん天気は良くなってきて、鉄塔のある小ピークでは日野や東近江方面がきれいに見え、綿向山も山頂がはっきりと見えてきた。今年の干支を冠した竜王山頂で鎮座していたお地蔵さんに一年の安全登山を祈願。雪の消えた登山道を下山。林道の竜王山登山口にも表参道の封鎖についての看板があった。「表参道から下山できません」と書いてあったので、やはり竜王山からの登山道は使えるのかなー。

 

 暖冬の1月、久しぶりのソロ山行で静かに自然の中に身を委ねて、雲や風の変化も感じながら雪の感触も楽しんだ綿向山の山歩きだった。

個人山行 音羽山 ルート探査 新たなミステリースポット発見

【実施日】2024年1月8日(月・祝) 晴れ

【メンバー】T田(L)、Nま、N西(感想)

【コースタイム】

JR大津駅7:40ー音羽台取付き7:50―貯水槽跡ー縦走路8:10ー水車谷不動尊8:40ー火の用心分岐

9:10ー9:40石積跡9:55ー路傍休憩所分岐10:05ー音羽山10:30ー10:40東海自然歩道大津分岐11:15ー木

ノ下谷分岐12:00ー水車谷不動尊12:15ー(別ルート下調べ)ー縦走路350m分岐13:00大津IC裏

13:20ーJR膳所駅13:55

 

 薄っすら雪化粧した音羽山はいつもとはまた違った雰囲気でテンションがあがる。登山口などどこにもない。登れそうなところから獣道に沿って登っていく。こういうのはめちゃくちゃ楽しくて更にテンションがあがる。すぐに貯水槽の場所に着いた。昭和レトロな可愛いメーターが時代を感じさせる。枯れ葉の上に積もった雪の上を歩く感覚がとってもいい。薄っすらと樹々に積もる雪と青空のコントラストもとってもきれいだ。歩きなれた音羽山が全然違った山のように感じる。

 縦走路に出て水車谷を目指して歩いていくが、今日のルーファイは私には難易度が高い。GPSで位置確認をするが一体どのように歩き進んでいくのかわからないが、未踏ルートを歩くのはとても楽しい。リーダーの後ろを景色を楽しみながら歩いていく。

 水車谷不動尊に到着した。雪化粧した水車谷の堰堤はまるでモノクロ写真のようだ。青空に堰堤がよく映える。水車谷の林道は関寺林道と言うようだ。何回も来ているが新たな気づきだ。水車谷不動尊から火の用心の分岐まで登る。年々登山道は荒れて、今にも崩れそうな箇所もあるので注意して歩く。路傍休憩所分岐方向に上っていくと突如石垣が現れた。立派な石垣が長く続いている。穴太積みではないが、小さい石がきれいに積まれている。城跡なのか?それにしては展望はない。昔は木々がなく展望がよかったのか?この標高だと敵に攻められることもないのか。一体何のための石垣なのかと思っていると、その近くに謎の穴を発見!なんじゃこりゃ??石積みと関係しているのか・・・。熊がいるかもしれないので恐る恐る近づく。戦国時代の食料貯蔵庫?弾薬庫?奥行きはあるが、先は行き止まりになっている。仙人窟より大きな穴だ。奥に仏様でもおられるのか?ヘッドライトで確認するが仏様も神様もおられない。こんな山の中に防空壕?非難するまでに空襲に遭ってしまうだろう。近くに炭焼き窯でもあったのか?その貯蔵庫?はたまた水晶でも発掘した跡なのか・・・。きょろきょろしていると、少し上にもう一つ同じような穴がある。一体何なんだー!!新たな音羽山のミステリースポットだ。

 休憩所を通過して音羽山山頂に向かう。パウダースノーがキュッキュッと音を立てる。音羽山ではなかなか体験できない感覚だ。鉄塔が大きな音を立てている。山頂には誰もいない。すっきりと晴れて気持ちがいい。陽の当たる場所に移動してゆっくり休憩する。休憩後、東海自然歩道を歩いていると、すれ違う若者に不思議な顔をされる。当たり前だ。両側にちゃんと登山道があるのに、私たちは敢えて登山道を避けて歩いているからだ。東海自然歩道分岐から木ノ下谷分岐を下る。落ち葉に積もった雪の上は滑りやすい。獣が歩いた跡がある。獣も歩きやすいとこ

ろを選んでいるのがよくわかる。植林地帯の景色がとてもいい。陽が差し込むと気持ちがいい。今日は雪景色でより一層いい景色だ。音羽山でこんな景色を楽しむことができるなんて贅沢だ。

 再び水車谷不動尊まで下る。源頭部まできた。沢の水は枯れている。ヌタバもある。倒木を跨いだり潜ったりして、ここからは沢床を歩いていく。なかなかできない体験だ。苔と石と変形した木々が織りなす自然の景観がとてもいい。歩けるところまで沢床歩きを楽しむ。沢を流れる水の音が聞こえてきて、その音が少し早いが春の訪れを感じさせる。こんなところを歩く人がいるのか。新しいピンクテープが随所に取り付けられている。再び水車谷不動尊まで下ると、その頃には朝の雪はすっかり解けて登山道も乾いていた。堰堤もいつもの色に戻っていた。水車谷不動尊からの直登ルートを下調べして、縦走路350m分岐を目指して上る。急登を避けてトラバースするが、それでもなかなかの登坂だ。

 リーダーのルーファイ力炸裂。思っていた通りのところに出てきた。大津IC裏から下山した。リーダーは今回も面白いルートで楽しませてくれた。雪景色最高!バリエーションルートめちゃくちゃ楽しい!レトロな貯水槽と石垣、謎の穴、2024年も音羽山は楽しませてくれそうだ。充実の音羽山山行でした。

個人山行 2024年初日の出山行 音羽山

【実施日】2024年1月1日(月) 曇り一時雨

【メンバー】H川(L)、T田、N西(感想)

【コースタイム】

JR大津駅5:40―6:35ピーク363―7:10音羽山7:40―8:10分岐―9:00日本硝子電気保養所裏

 

 新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願します。

 微妙なお天気のため中止となった音羽山初日の出山行でしたが、朝には雨もあがっていたので実施しました。大津駅に集合し、ヘッドライトをつけて音羽台登山口から出発。まつ毛も凍る権現山初日の出山行とは大違いで、早朝でも暖かくすぐに衣服調整をしました。登山道は湿っている程度で、昨夜降った雨の影響はそんなにありませんでした。ただ、やっぱり暗いと道が分かりづらく随所でルートを確認しました。山頂で初日の出が見れるように急ぎ足で歩き、何とか日の出の時間には間に合いましたが、生憎のお天気で残念ながら初日の出を拝むことはできませんでした。ただ、元旦から山登りができたことに感謝です。今年もいい年になりますように。