個人山行 烏帽子岳から三国岳周回山行

【日 時】 2024年2月29日(木)曇り

 

【参加者】 Ts本、K原、N堀、K藤、Hま、H場

 

【コースタイム】

時山養魚場(08:00)・・・三国岳縦走路分岐(09:25)・・烏帽子岳三角点(09:40)[休憩5分]・・・三国岳縦走路分岐(10:00)・・・三国岳手前の池(11:20)[休憩5分]・・・三国岳山頂(12:00)[休憩25分]・・・阿蘇谷分岐(12:50)・・・ダイラの頭(13:10)[休憩5分]・・・道を間違え再度ダイラの頭(13:40)・・・時山養魚場(15:20)

 

 

【報告と感想】

 早くも菜種梅雨のような不順な天候となった2月後半、その最終日29日に鈴鹿北部の烏帽子岳と三国岳周回の山行を実施した。この日の天気は曇りで、午後から前線が近づいて崩れてくるとの予報。朝8時前に時山養魚場付近に駐車して相談。烏帽子岳に登って天気が崩れてくるようならピストンで下山もありということにした。

 時山養魚場・キャンプ場は休業中で、入口のゲートは閉まっていたが跨いで通過。入ってすぐに左側の林道を進むと2~30メートルほど先に烏帽子岳と書かれた小さな道標があり、その先によく分かる登山口の道標がある。登山道はいきなり急登。踏み跡ははっきりしていて歩きやすいが、ほとんど急傾斜で息が切れる。しばらく登ると送電鉄塔の下をくぐり、さらに登っていく。一時間程登ると山頂らしきピークが見えてきたが、それは縦走路分岐のピークだった。分岐を過ぎて小さな岩場を登ると、霊仙山を正面に望むことができる展望台があった。その奥に烏帽子岳の最高点、さらに奥に進むと烏帽子岳の山頂・三角点に到着した。

 山頂は展望が開けていて、向かいの養老山地とその左側に伊吹山、遠くに白山なども望むことができ、眼下にいなべ市など三重県の市街地と伊勢湾が見渡せる。右手には白く雪をかぶった藤原岳、御池岳など鈴鹿の山々が高曇りの空の下で光っていた。展望を満喫して休憩を取り、空が明るくなるなど天候がもちそうな様子だったので三国岳に向かうことにした。

 烏帽子岳~三国岳までの県境の稜線はやせたアップダウンの連続する登山道だったが、小さな岩場や時折開ける展望など歩いていて楽しい行程だった。一時間半ほど歩くと三国岳の手前の小さな池がある台地に着き、ここで一休み。三国岳の急坂の北面が雪で白く覆われていて、あれを登って山頂かと少し緊張する。三国岳に登り始めると積雪は2㎝から5㎝ほどだったが、だんだんと急傾斜になってきてあと数十メートルで稜線というところでアイゼンを着けることにした。三国岳山頂には雪は無く、ここでアイゼンを外し昼食休憩にした。相変わらず高曇りの空だったが、風も穏やかで景色も楽しむことができゆっくりとすることができた。参加されたK原さんはここで滋賀県境にある7つの「三国」とつく山全てに登ることができたと感慨深げ、一同でお祝いをした。(賞品はなし・・・)

 三国岳からはダイラの頭をめざして激下りの稜線をそろそろと歩く。途中阿蘇谷分岐を過ぎて「ダイラの頭15分」の看板に励まされ、急登を登る。ダイラの頭で休憩してから下り始めるが、10分ほど進んだところでどうもおかしいとGPSを見ると下山方向と違う道を下っていて、ダイラの頭へ引き返す-30分のロス。県境路から90度の下山路にテープを見つけてどんどん下っていく。途中で昔ワサビ田のあったダイラへ下る道を探したが、廃道になって久しいようで見つけることはできなかった。その先も尾根伝いを下ったのだが、標高650メートルあたりで二股に分かれている尾根を右に行く地点を見過ごし、少し先で気がついて戻るなどルートに難しいところもあった。また、標高500メートルあたりから樹木の伐採がおこなわれていて、そのためのピンクテープがあちこちに着けられ、これもややこしかった。地図を見ながらなんとか時山養魚場への下山路をたどって駐車場所に戻った。

 

 登山靴を脱ぎ帰る支度をしているところで雨が降ってきた。山行を終える3時過ぎまで天気がもったのは何ともラッキー、日頃の行いがよほど良かったのか?などとお互いの顔を見て笑い合った。曇り空の天気だったがそれなりに景色も望むことができ、暑くも寒くもない心地よい烏帽子岳三国岳の山行だった。

個人山行 一般登山道は歩かないのだ!バリエーションルート三昧 ~水車谷・木ノ下谷エリア~

【実施日】2024年2月24日(土) 晴れ 

【メンバー】T田(L)、Nま、N西(感想)

【コースタイム】

 

 7:45JR大津駅南口―朝日ヶ丘登山口―8:25縦走路合流―290mピーク―8:45水車谷不動尊―

水車谷右股沢取り付き―8:55東海自然歩道出合い(470m)―水車谷右股沢右岸尾根―

10:50水車谷不動尊―11:05木ノ下谷―12:00路傍休憩所分岐―12:20音羽山12:55―

水車谷火の用心分岐―14:00鉄塔(16番)―14:10火の用心分岐(420m)―諸子川源流部―

BBC横登山口―15:00JR膳所駅

距離12.1km 登り1091m 下り1100m

【感想】

 冬の日差しが暖かいぽかぽか陽気の登山日和りだ。バリエーション三昧の音羽山山行。いつもの如く計画書に書かれたコースを見てもどこを歩くのかさっぱりわからない。地図と照らし合わせてやっと少しイメージができる。GPSには表示されていないところばっかりだ。以前歩いた難所も含まれていて、アップダウンもあってなかなか手強そうなコースだ。

 

 大津駅の朝日ヶ丘登山口(リーダーが勝手に命名)から取り付く。いきなり怪しげなトンネルを通過すると3つのルートがあり、真ん中のルートのすぐ前方には子鹿が群れていた。名神の側道を登って行く。道幅が広い。昔は車が通っていたのだろう。登りやすそうな所から縦走路合流地点を目指して取り付く。獣道を頼りに滑りやすい落ち葉と、木の根に中止しながら登る。急な斜面はかなり滑りやすい。腐り木と石もあてにならず難儀した。ポイントはキックステップとガニ股歩きだ。ストックが邪魔な時はストックを手首にぶら下げて両手を使える状態にするとよい。

 縦走路に合流し水車谷右股沢右岸尾根を下る。池面に樹林が反射してきれいだ。音羽山に大正池があったのか。実際は猪くんのヌタバだ。(^-^;大きなヌタバが3つもある。水車谷不動尊から木ノ下谷を登る。植林地帯なのに、近くで鶯が鳴いている。春の訪れを感じる。ここからは以前歩いた難所だ。壊れかけた橋を慎重に歩く。斜面も崩れやすいので要注意だ。途中から橋の下の谷を歩くことにした。下から橋を見上げると、昔は立派な登山道であったことが窺える。ルートを確認しながら東海自然歩道出合いを目指す。次は水車谷右股沢右岸尾根から再び水車谷不動尊へ下る。不動尊の裏に降りる直下降ルートだ。以前ここを直登したが、まさかここを直下降するとは思っていなかった。崩れやすい斜面で、下が見えないほどの急斜面のためかなり慎重に下る。

 45分ほど急坂を下り、今度は水車谷不動尊から木ノ下谷に沿って路傍休憩所を目指す。木下谷ルートがおもしろい!堰堤まつりだ。石積みの堰堤が8つ程あった。穴太積みだろうか。立派な石積みの堰堤の岩場を超えると、次は倒木まつりだ。大きな石がゴロゴロしている。差し込む日差しがとても気持ちが良くて、こんな場所でも山歩きがとても楽しい。

 予定通りの時間に音羽山山頂に到着。日差しが暖かいので山頂で昼休憩にした。うっすら白山が見える。比良も少しだけ雪化粧している。音羽山から水車谷火の用心の分岐まで下る。昨日の雨の影響か源頭部は水が少し流れている。今日も沢床を歩く。滑りやすい石と倒木に要注意だ。2週間前、ちょうどこの辺りの石で滑って尻を思いっきり打撲したのでかなり慎重に歩く。水車谷火の用心分岐から140m程の最後の登りだ。

 鉄塔に着いて、420m火の用心の分岐から諸古川源流部へ下る。火の用心の分岐から登山道を下るのかと思ったら、なんと最後の難所が待っていた。まさか、こんなところから下るとは想像していなかった。最後まで一般登山道を避けたコースであった。ここもなかなかの急斜面で滑りすい。最後まで気が抜けない。今まで気づかなかったが大きな岩がある。「音羽山のスフィンクス」と命名しよう。BBC登山口から膳所駅へ向かって解散した。

 

 音羽山は私のフィールドワークの場である。バリエーションコースを歩くのはとても楽しく、毎回新たな発見がある。そして大先輩と歩くことでたくさんのことを教えてもらえる。歩き方、地図読み・地形の見方(いつまで経っても上達しないが(^-^;)、動植物のこと、歴史や文化など本当に多くの学びがある。時期が違えば景色も変わり、期間が経つと斜面の状態も変わり飽きることがない。ありがとうございました。

【お願い】

 音羽山山頂付近にティッシュペーパーが落ちています。山で用を足したら必ずペーパーは持ち帰ってください。お願いします。

オールラウンド山行部例会「湖北・金糞岳」

【実施日】 2024年2月23日(金・祝)~~24日(土) 
【メンバー】参加者   cl  Ts田、sl M田、U宮(食担)、F井、M内(記録)
【行 程】
 2/23 晴れ 黒丸パーキング6時15分合流→高山キャンプ場林道を2台の車で入れるところまで行く→小森口→13:00大朝頭

    着 テント設営 ジャンボテントの為、雪の量が少なかったので、設営場所が限られ、早々にテント設営 
 2/24 暖かく・快晴 6:25大朝頭テン場→7:25金糞岳 山頂7:40→8:40大朝頭(テント撤収)9:50→12:20白谷口12:30駐車地

    出発 大津帰宅14:00

 

 

 

[記録 いつも持参するGPSを忘れたため、軌跡が取れなかった。
 雪の金糞岳は、2回目 前回はたっぷりの雪があった。山頂では、山頂の札の位置、鎮座している石碑と、普段の年の積雪量であれば見ることができない光景に出くわ

 した。リーダー曰く、こんなに雪の少ない年は、初めてと・・・今年の雪はおしまいか思っていたが、ちなみに3/2 岳友会例会「銀杏峰」は、新雪で山頂までたどり

 着けなかったと聞いた。湖北・金糞岳もふかふかの新雪だったのではと思う。  
  標高600mの林道との合流地点から、雪が出てきたという表現がいいかと、ツボ足で歩けたが、標高が上がってくるとラッセル交代をしながら登った。テント設営の

 場所が限られた為、登山者も上がってこないという判断で、大朝頭でテント設営となる。初日は、これくらいで充分と勝手に安堵していた。明日は頑張ろうと暖かいテ

 ントでゆっくりする。20:30就寝
  翌日は、4時-6時のタイムスケジュール行動開始。アイゼンを装着し、軽い荷物で登り、足取りも軽く登れた。雪原でテントを張ったという女性2人組が登ってきた

  が私たちより早く下山した。日帰りの単独行の男性が登ってきたが、どこかに駐車したのだろうと探したがわからなかった。
   高速の混雑もなく、2時過ぎには大津に帰ってきた。皆さま お疲れさまでした。

 

個人山行 百里ケ岳周辺:桜谷山~下谷山

【実施日】   2024.2.23 金・祝)雪のちみぞれ晴れ

参加者:S藤、A井、K内(車・軽)
コース・タイム: 7:00坂本大宮川観光駐車場7:10→朽木・木地山BS(トイレは冬季閉鎖中)→8:40落ちた橋P(9:00発)~10:25大ブナ(10:40発)~県境尾根~11:00桜谷山
~小栗山への尾根~12:00道標~12:30木地山峠~(水場付近で・昼食)~14:40落ちた橋P(15:00発)→朽木・新本陣(買い物)→(伊香立より裏道)→17:00坂本大宮川観光駐車場




 記録:雪融けのせいか北谷はとても水量が多かった。落ちた橋の渡渉は、20cm幅の鉄の橋を渡ったが少し揺れた。大ブナへの尾根を真っすぐ北西へ。何度も林道が横切っていて、尾根への登り場所を探すのに手間取った。
大ブナからは雪。県境尾根に出る頃には一面の樹氷、白銀の世界。風はさほどきつくなく、素晴らしい樹氷は桜谷山を越えるまで続いた。時間を考えて小栗山への尾根にある道標で引き返す。高島トレールのお金のかかった真新しい道標があちこちにあった。県境から木地山峠への下りは思った以上に急。木地山峠から北谷一般ルートを使ったが、かなり険しかった。水場近くまで降りたところで昼食。ほっと一息ついたのもつかの間、増水した北谷の渡渉箇所は思っていた以上に多く、三人とも何度も転び、車に着いた時にはどろどろになっていた。(K内)

★ブナ林の樹氷はきれいでしたね!木地山峠からの下りはとても一般登山道とは思えない楽しい?道でした。ほぼ1年ぶりに山歩きを再開しましたが、やっぱり楽しいです。またよろしくお願いします。(A井)

★玄人の登山者しか行かない様な、朽木の奥深い山を歩かせてもらいました。
登りは、まずは樹齢300年の大ぶな(標高650?mあたり)を目指して歩を進め、雪の中の堂々とした大ぶなにお出合いでき、感動しました。樹氷が本当に美しかったです。ここまでも地図を見て現在地を確認しながら歩き、そしてついに桜谷山山頂(825m)に到達!立派な標識のある山頂は広々として居心地が良い感じでした。
この日は、K内さんから山の環境保全の為に影で動いて下さっている方々の、ルート上の具体的な仕事(丸太橋をかけたりex)を見聞きすることもでき、縁下の力持ちさんの大変さに思いを馳せる時間ももてました。(S藤)

個人山行 三十三間山・轆轤山

【日時】 2024年2月18日(日)

【天気】 雲

【参加者】K本、他1名

【コースタイム】

倉見登山口8:55~風神の滝9:15~轆轤山分岐10:30~三十三間山10:50~轆轤山分岐11:00~轆轤山11:40~轆轤山登山口12:30~倉見登山口13:40

 

【活動内容】

       挑戦はしていないけれども、三十三間山は関西100名山、近江100名山リストに挙がっている。当会においても、K内様から三十三間山の話をちょくちょく読んで知っていた。

高島市の山でもあるけれども、福井県から登山ルートがある。この日、寝坊してしまい、やむなく湖北から早めの道を廻って駐車場に着いた。住まいが滋賀県内なのに高速を使ってしまった。相棒も遠方ながら来てくれて有難い。相棒によれば、1月ラッセルを要する大変な雪山であったそう。この日は大雪に見舞われていないが風が強い予報と確認している。

登山口近くに獣対策の頑丈なゲートがある。地元で見たことがなく、真正面からややこしい開け方をした。もしかしら別に簡単に入るようなゲートがあるかもしれない。風神の滝に差し掛かると、ミツマタの花が咲き始めていた。まだ白かった。最後の水場を越えると、鹿の群れに遭遇した。相棒が動いたせいか「ピャッ」威嚇されて、鹿の群れは真っ白なハートを見せて逃げ去った。

尾根近くになるとなだらかな道が急登に変わる。轆轤分岐点を左に進むと、風力観測機が見えた。それを横目に、積雪の山頂へ。雪は膝下まで埋まる深さになっていた。ツボ足で十分、軽アイゼンを使わなかった。

尾根では風がゴーゴー吹いていた。こちらは頑丈な装備をしており、怖じ気づくことなく、周囲の景色を見ながら次の轆轤山へ向かった。この時の風景は、鈴鹿山脈の竜ヶ岳を思い出させていた。轆轤山で虹が現れて、アセビの低木が多くみられた。

下山途中も、伐採されていた木が多く見かけた。それは京都の三十三間堂の材木のために使われているか?と思いました。本当の所は、分かりません。

下山後、一般道で湖西を廻って帰宅しました。

 

ハイキング部2月例会 奈良 山辺の道 北コース

【実施日】2024年2月18日(日) 晴れ 

【メンバー】O本(CL.記録)・O本(SL) ・Y口・S井・I田・A見・Y村・K藤・Y田・H井

 A元・F田・A成・Y田・M田・N堀・Nま・T中

K川・体験2名

【コースタイム】

 近鉄京都駅改札口 8:15 集合 近鉄京都駅 8:23 発→近鉄天理駅 9:26 着

近鉄天理駅 9:35→石上神宮 10:15→ウワナリ塚古墳 11:30→白川ダム 11:50…昼食…12:30

→弘仁寺 13:05→円照寺 14:00→円照寺バス停 14:10 円照寺バス 14:22 乗車

【感想】

本日の山行は以前の山辺の道桜井から天理までの続編です。

当初 24 人(体験 2 人)内 3 人体調不良で欠席、20 人が京都駅近鉄乗り口で集合。

8 時 23 分の京都駅発天理行きに乗り、大和西大寺駅でもう一人加わり 21 人で天理駅到着。

簡単な挨拶をして出発。

天理の商店街を約 1 キロ緩やかな登り坂を歩き交差点で衣服調整。(予定は石上神宮)

もう少し進み石上(いそのかみ)神宮で水分調整して山辺の道北コースへ。

万葉集の短歌碑をところどころ見ながら最初のプチ見どころ布留(ふる)の橋からのハタの滝を見る。

行く先々で梅が綺麗に咲いていた。

天理教の宿舎?の裏を山沿いに歩き豊日神社をチラ見して弘仁寺方面に向かい溝蓋の道をてくてく歩く。

道標ではアスファルトのコースを下る迂回路を差していましたが、下見をしていた真っ直ぐの舗装なし

の道を行く。

豊田山城跡らしき石積みを右に見ながら道路に出る。

もうしばらく歩き左に折れ少し水分補給等の休憩をとる。今回の 1 番の見どころのウワナリ塚古墳へと

進む。少し山道を歩き葡萄畑(シーズンてはないため枯れている)を左手眺め本日一番の見どころに到着!

用意していた懐中電灯を出して皆さんに石室を覗いて頂いた。

入り口は狭く中は大きな石で囲まれ約 2〜30 人が立って入れるぐらい立派な古墳塚でした。続いて白川

溜池方面に進み白川ダムへ。溜池が今は白川ダムとして利用されている。

予定より少し遅れの昼食、集合写真を撮り古墳公園を経てここから暫く歩道を弘仁寺へと向かう。

拝観料 200 円が必要であったため外から見て、次のプチ見どころ火の見櫓と時計台を見学。何とかここ

まで天気も曇っていたが急な雨。小雨ではあったが空き地でみんな傘をさし次の円照寺へ向かう。

もうその頃には雨も止み時間も遅れ気味だったため早足で歩いて、円照寺をチラ見して無事バス停到着。

そこで近鉄か JR で帰宅される方で分かれる為円照寺バス停で終了の挨拶をさせて頂きました。

体験の 2 人の方も程よい疲れだと喜んでおられ怪我もなく全員帰路に着けました。

皆様のご協力ありがとうございました。

これで山辺の道南と北を終え後少し北山辺がありますが約 4 分の 3 制覇出来ました。(O本)

個人山行 雪の野坂岳

【日 時】 2024年2月13日(火) 天気 快晴

 

【参加者】 Ts本、Hま、N堀、K藤

 

【コースタイム】

いこいの森駐車場(08:20)・・・野坂山登山口(08:20)・・・尾根道との分岐(09:35)[休憩5分]・・・一の岳(10:00)・・・野坂岳山頂(10:55)[休憩1:15分]・・・一の岳(12:40)・・・尾根道との分岐(13:05)[休憩5分]・・・いこいの森駐車場(13:40)

 

【報 告】

 2月だが少し暖かい日も出てきた快晴の13日、敦賀市の野坂岳に登った。野坂いこいの森の登山口駐車場には全く雪は無く、朝の日差しの中を登り始める。しばらく川沿いの濡れた登山道を登っていくと、ぼちぼちと雪が見えてきて、標高500メートルあたりからすっかり雪道になった。ここでアイゼンを装着。

 雪はだんだんと深くなってくるが、トレースはしっかりしていて歩きやすい。一ノ岳あたりで50~60㎝くらいの積雪か。一ノ岳からは敦賀市内や正面に白山が展望できる。さらに歩きやすい尾根道を二ノ岳を過ぎ、急登にさしかかって「あれが頂上か」と思ったら三ノ岳。そこからもう一登りして、避難小屋、山頂へと到着した。山頂は360度のパノラマ。北に西方が岳・敦賀湾と敦賀の町並み、東に白山と福井の山々、その右に金糞山などの湖北の山々、南に琵琶湖と赤坂山などの野坂山地から比良山などが遠望できた。快晴の空の青と山頂の白い雪、間に見える大展望に思わず歓声が上がった。

 避難小屋で昼食を食べてから、せっかくワカンを持ってきたので、ワカン歩行の練習。ワカンで他方の足を踏まないようにペンギンのような足取りで足跡のない雪の上を歩く。雪が締まっているので、10㎝ほどしか沈まない。山頂周辺を歩き回って、雪上に倒れ込み手をバタバタとさせて「スノーエンジェル」ができたと大喜び。きれいに積もっていた雪原を足跡だらけにして、下山開始。

 

 下りもトレースが締まっていたので、ほとんど踏み抜くこともなく、スムーズに進む。尾根道と谷道の分岐を尾根道に降りると雪が溶けてベトベトの泥まじりの道。滑って転ばないように気をつけて歩いたがHまさんが尻もち。上の電波塔の付近でアイゼンを外し、登りの登山道に合流。まもなく登山口に到着した。歩いている間じゅう涼しい風が吹き、雪山と思えないような快適な山行になった。帰りの車窓の風景はまるで春の陽気だった。

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個人山行 江賀谷~中村乗越

【実施日】   2024..2.12 みぞれ~雪

参加者:M野、S藤、A井、K内(記録と車・軽)
コース・タイム: 7:00坂本大宮川観光駐車場7:10→7:50葛川小学校付近(橋手前にP)
P発8:00~9:15右俣へ(渡渉)~11:00中村乗越への登り口~11:50中村乗越12:00
~12:10(北向き尾根一部)~12:20中村乗越~12:50乗越への登り口(昼食)13:15
~14:00右俣・左俣分岐~14:50車着→(伊香立中より裏道へ)→15:40坂本観光駐車場



 記録:
午前中は雨が残り午後は晴れるという予報だったが、車を離れる時からちらちら雪が舞い始め、時々青空が覗いたもののほとんど晴れることはなかった。二俣分岐に気付かず、渡渉箇所探しに手間取った。谷沿いのルートも全くの手探り状態。
谷を離れて乗越への登りにかかると、道が凍り始めた。全員アイゼン装着。(K内は鋲付長靴。)その後緩やかなジグザグの登りに変わったが、幅の狭い凍った道を歩くのには神経を使った。
中村乗越ではまさかの吹雪。乗越からオグロ坂に向けて伸びる尾根の大ヒノキを探しに北へ進んだが辿り付けず、目的の八丁平へも入ることはできなかった。谷まで下り、ゆっくり昼食。雪の中の踏み跡とテープを辿り、割とスムーズに林道に降りることができた。

思わぬ雪景色を楽しめた。帰宅後M野さんが送ってくれた写真のおかげで、どれほど美しい景色の中を歩いていたのかを知った。ここ20年くらいの間に2回くらいはこのコースで八丁平へ登ったはずなのに、記憶と全く違っていた。以前は車で林道の奥まで行き、すぐ谷に降りて渡渉したと思ったのだが・・別の山行だったのだろうか?? 記憶の風化は恐ろしい(笑)。

一口感想
★京都で2番目に標高の高い峰床山〜八丁平という初めての山地にワクワクしながら参加させて頂きました。そして、あまりの雪の多さにびっくり❢大津市南部とは全く違う気候、環境でした。山行中降雪は、緩くなったり強まったりで、こんな身近な場所なのに、完全なる雪山歩き!地図を何回も見てとても勉強になりました。一緒に行ってくださった皆さんに感謝致します!(S藤)
★思い込みで行き過ぎたり、積雪の影響もあってかテープを見落としたりと反省点が多いですが、終始程良い降雪で気持ちのいい山行きでした。ありがとうございました。(M野)

個人山行 音羽山ミステリー 謎解きは水車谷不動尊で

【実施日】2024年2月10日(土) 

【メンバー】K原(L)、N西(感想)

【コースタイム】

7:40JR大津駅ー音羽台取付き―貯水槽跡ー縦走路ー8:45水車谷不動尊ー火の用心分岐

ー9:50石積跡10:10―路傍休憩所分岐ー10:40音羽山11:25ー東海自然歩道大津分岐ー木

ノ下谷分岐ー12:35水車谷不動尊ー13:10縦走路350m分岐ー大津IC裏ー14:25JR膳所駅

 

 音羽山ミステリースポットに再訪。1か月前に歩いた時はうっすら雪化粧していたが、今日は枯葉の上を歩く。前回の軌跡を頼りに、ルートを確認しながら歩く。

 貯水槽跡から縦走路に出て、水車谷不動尊を目指す。水車谷不動尊から谷添いを歩き石垣と洞窟を目指す。そろそろかと思っていたところで石垣が見えた。堀り方を見るとどうやら鉱山の採掘跡のようだ。洞窟は大小2つある。まずは小さい洞窟の中にヘッドライトを付けて屈んで歩いていく。洞窟の奥まで進むと、右に曲がりそして左に曲がり行き止まりになっている。奥までは20mくらいだろうか。小さい洞窟の少し上辺りに、もう1つ大きい洞窟がある。こちらも入ってみる。高さは2m程あるだろうか、屈まなくても余裕で歩くことができる。中はとても広く、入ってすぐに左右に分かれている。少し歩くと空気が暖かい。どんどん奥まで進むと右に曲がっている。小さい方の洞窟よりかなり長い。石垣は発掘した時に出た石が積まれたものだろう。石垣の積み方には穴太積みが生かされてるようだ。山師は発掘と穴太積みの両方の技術を兼ね揃えた方だったのだろうか。

 谷添いを進み、路傍休憩所の分岐に出て音羽山山頂に到着。暖かい場所でゆっくり休憩して、再び水車谷不動尊まで下る。登りとは違うコースで下っていく。525m付近で東側にぐるっと回って下っていく。源頭部に水は流れていない。植林地帯でピンクテープもあるが、このテープは登山者用のテープではないだろう。石垣方面への分岐を過ぎて谷添いを歩く。倒木も多く歩きやすいところを探す。この辺りは水が流れていて、苔むした石は滑りやすいので要注意。(喋って油断していたら、滑って尻もちをついてしまった。思った以上に痛くて、その後の登りがきつかった~(^^;))斜面も削れて崩れやすいので注意する。

 本日2回目の水車谷不動尊に着くと、地元の方が作業をしておられ、石垣と洞窟のことを尋ねると、戦時中であろうか、音羽山でマンガンの採掘が行われていたようだ。その方も石垣と洞窟には行ったことがないようで、人伝に聞いた話だということであった。水車谷不動尊も昔は今の場所ではなく、もっと高くに位置していたようだが、自然災害等により今の場所まで下がってきたとのことであった。音羽山ミステリースポットの謎が解明され、水車谷不動尊の新たな事実を知ることができた。

 以前歩いた軌跡を頼りに、縦走路を分岐まで登る。途中、片脚がすっぽり入ってしまうくらいの、深さ1m程の穴がいくつかあった。動物が彫ったようではなく、人工的にきれいに彫られている。マンガン採掘時の空気穴だろうか。枯葉や雪に隠れていたら完全に落とし穴だ。ここを歩くモノ好きさんは要注意だ。大津IC裏で本日2回目の休憩をして下山した。

県連主催CSS企画「イグルー講習会」

【実施日】 2024年2月10日(土)~11日(日)   2日間ともに快晴 
  集合場所 乗鞍スノーリゾート(やまぼうし第3駐車場) 午前10時
【メンバー】K口・S口・Ts田・U宮・S古・M内(記録) 

                      他OT4名、京都労山2名、大阪労山2名 米山講師 総勢15名
【行 程】

     2/10 やまぼうし駐車場10:00~11:00かもしかゲレンデ上部~講習場所へ移動~12:00講習~イグルー泊  
     2/11 昨夜のイグルーから少し離れて新しい場所を確保、講習スタート8:00~昼まで各自挑戦
          午後から、ビーコンを使って簡単な弱層テスト 2時過ぎには終了して、やまぼうしリフト乗り場で、15:30解散式

  
 

 

 

 

感想(S口)
 イグルーって何?からスタート。周りからも「寒いときにわざわざ寒いとこ行って何するん?」
 と変な人呼ばわり。でも本人は心ズキズキワクワク♪
 連休で賑わうスキーゲレンデを横目に森の中へ。イグルスキー米山先生の実演指導が始まった。先生の手によって美しい雪のブロックが次々と切り出され、雪のお家の壁、屋根が形成されていく。先生は冗談も交えて実に楽しそうに手を動かし、ポイントも伝えてくださった。
見学しているうちに寒さも相まって、じっとしていられず早く作りたくてウズウズしてしまう。さて、いよいよ自分でつくる!今夜の自分のねぐらの場所を決めたら、新雪をどけてブロックを切り出す作業。床面積を広げるとブロックも多く必要なうえ、屋根を渡すのも大変になるので、欲張らないように気を付ける。しかし見ると実際やるのとでは大違い、かなり重労働だ。でも、安価な剪定用のこぎりでもスーッと切ることができて気持ちいい。その上自分の敷地を掘下げていくので、効率が良い。少しずつブロックを内側にずらして置き、ドンドン積み上げる。壊さないように恐る恐る屋根を渡したら、一応完成。外に出て隙間を埋める作業。(これやっとかないと夜顔の上に雪が降ることも)自分で建てた家で気分があがる~。
 暗くなって、それぞれのイグルーから漏れる光は幻想的で、肩を寄せ合うように作られた15軒もの小さなお宿は愛おしくなるようなかわいい村だ。さらに夜が更け、気温が下がり雪が締まって壁や屋根が安定したのはよかったが、狭小住宅ゆえの課題も。せまくて膝を曲げないと眠れなかったのだ。そして翌日もあと2個イグルーを作る練習をするが、ブロックが雑になって倒壊も経験。次の機会にはもっとクオリティーの高いイグルーを作ってやるぞという気持ちだ。あちこち筋肉痛で疲弊したが、実際やってみないとこのオモロサは伝わらんっ!今度一緒に作りましょう。先生、スタッフの皆様お世話になりました。    
                               
感想(M内)
感想を俳句で 「イグルーを、作り楽しむ テント泊」 この意味わかります?

雪洞は、作ったこともあり、その中で寝たこともあるので、イグルーを体験したいと思い参加した。最初は楽しかったが、だんだん難しいことが分かり始め、今夜実際に寝れるのかと不安になる。何とか出来たものの、天井から雪が降ってくる。レスキューシートで覆い。何とか雪をかぶらずに済んだが、隙間が空いている分、冷蔵庫・冷凍庫の中で一晩過ごした感じであった。やっと朝になりほっとする。なんと暖かく日差し、青空である。2つ目、3つ目と挑戦して、マスターするように言われるが、2つ目をできるだけ完成度の高いものにしょうとが頑張るが、結局天井がふさがらない。経験を積むしかないかというのが、結論。
帰ってから思い出すのは、イグルーで寝るのは無理でも、イグルーつくりは楽しい。
体験できる機会を山友会でも作れたらなーと思っている。皆さんに体験してほしいで~す。                        

下山は、自力でスノーシュー、ワカンで下りなければならない。私を含む遅い組は、弱層テストは、省略させてもらって一足早く下山開始。私たちが2時間かかって下りたところ、スキーヤーは.30分、それ以外のメンバーも1時間足らずで下山。一足早く下山して、皆さんに迷惑をかけずに解散式が出来ました。現地解散。

みなさま、お疲れさまでした。

 

個人山行 霧氷の蛇谷ヶ峰

【日時】 2024年2月4日(日)

【天気】 雨→雲→晴れ

【参加者】K本、他1名

【コースタイム】

グリーンパーク登山口9:00~くつき分岐11:00~蛇谷ヶ峰11:20~くつき分岐12:30~グリーンパーク登山口14:00

 

【活動内容】

2018年1月、当会の山行に参加して、朽木スキー場より入山したことがある。深雪たっぷり、数人がラッセルして、途中リタイアした。あれから6年経過。今回はグリーンパークの定番ルートです。

今年は寒暖差が大きい。できれば白蛇が見たい。それは土日どちらかにかかっていた。日曜日は、朝から雨、気温が低く、間もなく晴れる。この場合は山頂で雪が降るだろうと期待をもった。車で移動中、武奈ヶ岳の麓を通りながら雪がさらっと降ってきた。強い風の日だった。

8時半より遅れて相棒と登山開始した。車が駐車場にどんどん入ってきている。人気があるのは間違いない。大阪ナンバーの車も見かけた。

駐車場の周りに残雪があり、標高が上がるにつれて、泥のない白い雪道が現れてくる。歩きやすく気持ち良い。山頂方面の白いものを見て、霧が出ているようだった。樹木には雪がついている。尾根に出ると、霧氷が現れて、雲が流れて、そのうち晴れてきた。が、この日、白蛇の姿を見ることは叶わなかった。(翌日、白蛇が現れたそうである)

風避けの見晴らしいい場所で、ランチをすることにした。尾根の所で会話をした大阪ナンバーの方々(知人の知り合い)とも隣席になった。琵琶湖を挟んで、近江富士が遠くに見える。雪山の武奈ヶ岳がこちらより真正面に見えていた。この素晴らしき景色が見れて6年越しだったが、山に感謝。下山途中に、オレンジ色の鳥ヤマガラを見かけた。

※アイゼン装着必須でした。 

ステップアップ登山教室 クロトノハゲ

【実施日】2024年2月3日(土)晴れ

【参加者】CL:T田 SL:Nま、S本 受講生:Sき 

【コースタイム】

    JR志賀駅8:00…天狗杉9:50…10:15クロトノハゲ・

 ワカントレーニング11:10…11:20ランチタイム

 12:00…天狗杉12:25…13:15JR志賀駅

 

 

 

 

 

 

 

【報告】

 前二回は天候不順の為中止となり今回が最後のステップアップ登山教室となった。

受講生は体調不良の為1名と少し寂しくなりましたが天候に恵まれ予定通りクロトノハゲで実施。少し湿雪でしたが40~50㎝程の新雪がありワカンの付け方から歩き方等、時間を掛けてトレーニング出来ました。

また機会がありましたら実施したいと思いますので宜しくお願いします。(T田)

 

感想 ステップアップ教室の第4回「雪山に登る」に参加しました。

登山の経験が浅く、雪山は初めてなので大雪のあとだったり、風が強かったり、非常に寒かったりしたらと心配していましたが、天気が非常によく、風もなかったので初めての雪山は非常に快適な登山になりました。クロトノハゲの頂上からは白山や御嶽山がよく見え、ラッキーでした。

頂上の周辺では、ワカンを貸していただき、履き方や歩き方のコツをはじめて教えていただきました。雪が真っ白で足跡のない雪上を歩く楽しさを体験させていただきました。今回は参加者が私一人となり、少し不安でしたが雪で転ぶこともなく無事に志賀駅に帰ってこれました。みなさまありがとうございました。          (Sき)