個人山行 金毘羅山Y懸尾根岩トレーニング

 2023年6月25日(日)晴れ

【メンバー】K口(L)、Y岡、S口、N西(感想)

 

 9:30江文神社―Y懸尾根ー13:30江文神社

 

 

  金毘羅山Y懸尾根で岩トレをしていただいた。4人の中で岩場が苦手なのは私だ。山友会に入会して1年目にもY懸尾根で岩トレをしていただいた。怖かった記憶が残っているが、そのお陰で沢登り、北アルプスの山々にも行くことができた。今日も北アルプスの山にチャレンジするためのトレーニングだ。

 Y懸尾根の取りつきから登り始めるが、久しぶりの岩登りの感覚にびびって足が震える。若干冷や汗が出てきた。こんなことで北アルプスに行けるのか。落ち着けと自分に言い聞かせる。下から見ると足場も掴むところもありそうに見えるが、いざ登り始めるとどこに足を置いていいのか迷い焦る。岩にしがみついてなかなか離れられない。「蟻の塔渡りを思い出すわ~。」という声が下から聴こえてきた。空耳ではないだろう(^^;) 下から足の置き場をアドバイスしてもらい何とか登り切ったが、先が思いやられる(^^;)他の3名はスムーズに登られる。特に男性は体が大きいので、私が必死で足の置き場を探していたようなところもスイスイと登られる。

 岩稜にロープを張っていただき、簡易ハーネスで確保して2往復上り下りを練習する。ロープには頼らず自力で登る練習をする。ロープがあることで安心感はあるが、やはり高度が上がると怖い。足場が見えないので腕の力で登ってしまっている。自分の身体を上げるのがとてもしんどくて息があがる。疲れてくると集中力も欠け、腕にも力が入らなくなり、三点確保も忘れてしまいそうになるので要注意だ。他の3名がそんなに疲れていないように見えるのは、腕の力ではなく足で踏み込んで登っているからだろう。腕に頼りすぎてはいけない。

 昼休憩後は、Y懸尾根頭直下の岩稜でロープを張って登りの練習をする。しっかり掴める岩があると、どうしても腕の力で身体を引っ張り上げて登ってしまう。足の力で登るようにとアドバイスしていただき、それから足を使うように意識をしたら、だいぶんらくになった。岩稜が長いと腕の力だけで登ろうとすると体力を消耗してしまうので、足を使って登らなければいけないことがよくわかった。

 岩登りは年齢は関係ないだろう。岩場が好きで、経験と知識のあることが一番のような気がする。私は岩場は苦手だが、少しも経験を積んで安全に登れるようになりたいと思う。そして、そこを登った人しか見ることができない景色を見れたらいいなと思います。重いロープを持ってきていただき、安全に登れるように指導していただき、本当にありがとうございました。


個人山行 初夏の経が岳登山

 【日 時】2023年6月21日(水)曇り一時雨

 

【メンバー】T本、I野

 

【コースタイム】

奥越高原青少年自然の家(08:00)・・・保月山コース登山口(08:45)[5分休憩]・・・保月山(09:40)[10分休憩]・・・牛岩(09:55)・・・杓子岳(10:35)[10分休憩]・・・中岳(10:50)・・・切窓(11:00)・・・経ヶ岳(11:30)[30分休憩]・・・切窓(12:20)・・・中岳(12:35)・・・杓子岳(12:50)・・・牛岩(13:15)・・・保月山(13:20)[10分休憩]・・・保月山コース登山口(14:05)・・・奥越高原青少年自然の家1(14:30)

 

【報 告】

 梅雨の中休みに越前の高峰経が岳に登った。天気は曇りで湿度も高かったが、時折強い風も吹いてきて、涼しい山歩きとなった。奥越青少年自然の家の前の駐車場に車を停め、しばらく林道を歩くと登山口、そこを30分ほど登っていくと、上の林道の保月山登山口に着く。登山道は良く整備されていて歩きやすい。保月山への登りはきれいなブナ林と所々にササユリが咲いていて、目を楽しませてくれる。保月山山頂は樹木に囲まれているが、南側に少し開けていて大野市の町並みを望むことができた。

 保月山からしばらく歩くと細い岩陵の上を歩く。ここが牛岩だろうか。一旦下って急坂を登り始める。途中登山道にマムシが寝そべっていた。気づかず踏みつけていたら大変だったが、ぽいぽいと小石を投げて道をあけてもらう。さらに高度を上げていくと、笹原に囲まれた杓子岳のピークに出る。ここで小休憩。北東方向にこれから登る中岳と経が岳の稜線と登山道がくっきりと見える。強い風が吹いていて、笹原を大きく揺らしている。

 風を和らげてくれる笹原の道を歩いて行くと、ニッコウキスゲがちらほらと咲いている。大群落ではないが、夏の訪れを感じる景色だった。中岳から木製の階段を下り、小さな樹林帯を抜けると経が岳とのコルの切り窓。峠のように南北に踏み跡が通っている。そこから泥で滑りやすい急坂の道を登ると経が岳の山頂に着いた。山頂は少し広い草原になっていて、白山、別山を望むことができる。ここで30分の昼食休憩。そのうち黒い雲がどんどん増えてきて、わずかに雨も落ちてきた。本降りにはならないようだったので、雨具は出さずに下山。こけないように慎重に足の置き場を選びながら、歩きやすい登山道を下った。

 下山後は六呂師高原のトロン温泉へ向かったが、何と臨時休業。そのまま大野市内へ向かって、以前利用したことがある「あっ宝んど」で汗を流して帰路についた。

 天候の不安定な梅雨の時期の登山、花や緑、風に癒やされながら心地よい山行となった。


ハイキング部6月例会 岩籠山

 

【山・コース】岩籠山 (敦賀三山のひとつ)765.2m   駄口登山コース  

【日時】6 月 18 日(日) 晴れ 

【コースタイム】新疋田駅8:55→駄口登山口9:20~35 →奥野山/ブナ林→インディアン高原12:10~

 12:43(昼食)→岩籠山765.2m 12:55~13:10→インディアン高原→奥野山 361.78m 14:44~50

 →駄口登山口15:15 →JR新疋田駅15:50 解散 

【参加者】H井、K西、K藤、Y口、S井、M田、T中h、T内、N堀、A田、S口、O本、Y村、K間、

     Y森、A元、A隅、N野、Hま、A成、T成、T田 

 

 

 

【報告】

  今回は敦賀三山のひとつで、北側に敦賀湾と敦賀市街、南側には遠く琵琶湖まで望むことができる岩籠山を登りました。北陸本線の新疋田駅から国道を少し歩いて駄口

 登山口から登るわけですが、先ず新疋田駅迄のJR乗り継ぎに苦労がありました。琵琶湖の西周り(湖西線)か、東周り(琵琶湖線)かの選択は、大津からだと瀬田川を挟んで

 東西に分かれたようです。新疋田駅に総勢22名の参加者が集いました。

 

 国道を20分程度の歩くと登山口に着きます。梅雨の晴れ間で大変暑かったけれど、スタートより続く急登も晴天のお陰で乾いて登り易く、小まめに水分補給休憩を取り

 ながら進むと、綺麗なブナ林を通ります。時折吹く心地よい風が嬉しく尾根に出ると素晴らしい眺望を楽しめました。登りきると花崗岩の巨石が点在しているのが見え

 てきます。クジラの形をしたクジラ岩があります。見る方向によってカエルと呼ぶ人もいます。インディアン平原と言われる笹原は風が抜ける気持ちのいい場所ではあ

 るのですが日影がありません。この日は暑くて皆さんバテ気味でしたので昼食のため、なるべく陽の当らない場所を探し求めて分散しました。

 

 インディアン平原から眼下に敦賀市と敦賀湾が一望でき、岩籠山頂が間近に見えます。昼食を終えて岩籠山へ登頂。記念撮影。季節が違えば(下見では向かった)夕暮れ

 山にも足を運びたいところですが、大所帯であることと暑さがきつい為もと来た道を引き返しました。インディアン平原を経てブナ林まで来ると涼しい風が吹き小休止

 が嬉しくなります。行きに急登を経験してるので、今度はその坂を下ることになります。枯葉の絨毯で足を滑らせてしまうなど油断できません。3分の2ほど下りた所

 で登山道上に三角点があり、そこで休憩。そこが奥野山361.78mです。行きは急登続きで気持ちに余裕なく見過ごしてしまいましたが、帰りは気づくことが出来まし

 た。ドライブインのある駄口登山口へおり、車で来られたT成さんとお別れで、解散のご挨拶となりました。残り21名は国道を歩いて新疋田駅へ。 

 16時には余裕をもって到着でき予定通りの電車に乗車しました。 

 

 晴れで気温が高くなることは予想された為、各自が多めに飲料を持参し、こまめに休憩を取ってよかったです。

 沢山ご参加いただき、とても楽しく賑やかな山行となりました。 

 晴れて景色はバッチリ、そして全員が無事に下りることが出来て良かったです。 ありがとうございました。

                                                    CL H井、 SL K西、 SL+記録 K藤


個人山行 岩戸山から太郎坊宮周回

 2023年6月18日(日)晴れ 

N西 他1名

 

6:50十三仏登山口―7:10十三仏―7:20岩戸山―7:30小脇山―7:45箕作山―8:25北箕作山(清水山)―9:20太郎坊宮9:40―10:15十三仏登山口駐車場

距離9.4km 登り679m 下り667m

 

 

 

  気になっていた岩戸山から太郎坊宮を周回してきた。6時45分、十三仏駐車場には車は1台もない。石段を登り始めたらすぐに両脇に石仏がたくさん安置されていた。皆さん前掛けをしておられ、顔しか見ることはできなかったが、風化して表面がツルツルになっている仏様もいれば、新しそうな仏様もおられ、時代は全くわからないが、いつ頃の仏様なのだろうか。巨石があちこちに点在し、狛犬に守られた岩戸明神は神社があり、すぐに岩戸山山頂に到着した。小脇山、箕作山を通過する。もはやトラウマになっている長命寺山から奥島山への雰囲気に似ている気がする。猪くんに遭いませんように。

 このまま太郎坊宮へ下山するのは呆気ない気がして、北箕作山まで行くことにした。登山道は整備されているが、あまり歩かれていなさそうだ。猪くんが掘り返した跡もたくさんある。これからは笹や草が生い茂り歩きにくくなるだろう。急な斜面にはロープが取り付けてある。150m程下り腰越峠に出て、100m程登ると展望のよい北箕作山に到着。山頂には鉄塔があり、熊蜂がたくさん飛んでいた。北箕作山に三角点や表示はなさそうだ。ここまで誰にも会っていない。五箇荘方面へ歩いてみるのも面白そうだ。太郎坊宮方面の分岐まで戻り、瓦屋寺へ立ち寄った。展望もよく紅葉の時期はきれいでしょうね。 

 太郎坊宮までくるとさすがに人がいて賑わっていた。たくさんの狛犬、稲荷きつねに夫婦岩、七福神、伏見稲荷を思わせるような鳥居、なんでもありの太郎坊宮だ。たくさんの狛犬さんの中に、角のある狛犬を発見!角のある狛犬は初めてだ(^^)

 紅滓山に立ち寄る予定をしていたが、なんだか獣の臭いがする。フェンスを越えたら猪くんの棲み処かもしれないのでスルーしてきた。十三仏登山口駐車場には10台程が駐車していた。いつもとちょっと違うお山で朝活登山ができてよかった。

 


個人山行 三十三ケ寺参拝と有馬富士(373.9m)登山 

 ~ 逆さ有馬富士も素敵です。 ~

【日 時】2023年(令和5年)6月11日(水) 【天気】曇り

【参加者】Y森(CL記録) O本の2人

【データ】有馬富士公園から山頂往復で 距離5.2K  累積標高差265m  行動時間2時間20分(昼食休憩含)

【コースタイム】

  10:23有馬富士公園P(225m)発→10:34福島大池湖畔(191m)→(湖畔半周)→10:43福島大池北端→10:57最後の急登階段に入る(270m)→11:16有馬富士(373.9m)山頂(昼食)11:41→11:56下山開始もと来た道を下り,道に出る(270m)→12:09福島大池北端→(湖畔半周)→12:11茅葺住宅展示→12:43有馬富士公園P(225m)着

 

 【内容】 

 今回も御朱印を頂きに三十三ケ寺参りです。それだけでは、せっかく遠くまで来たので、少し寄り道して、近くにある有馬富士を登ってみることにしました。

 膳所駅を7:30に車で出発。新名神を利用して川西ICで下りて40分程で、お寺直下、ここからかなり急な道を車で登って花山院菩提寺に到着です。この辺りはなぜか富士山のような尖がった山が多いです。なのでお寺まで急坂です。(車で登る)。ここは三十三ケ寺巡礼の中興の祖、花山法皇ゆかりの地です。ここには花山法皇のお墓もあります。さて、ここで番外の御朱印を頂いて、次は、有馬富士に登るため、車で移動します。

約15分で有馬富士公園の無料駐車場に車を止め、パークセンターで地図と道を尋ねて出発。まずは、有馬富士が綺麗に映るという福島大池湖畔に行ってみます。湖畔まで来ると、丁度、逆さ有馬富士が綺麗に写っていました。青空であれば尚、素敵な姿が写った事と思います。さて湖畔を半周し、北端から山に入っていきます。でも最初は緩やか、そして次は階段、最後は急登の岩場です。11:16有馬富士山頂に到着。南東方面の眺望がいいです。ここで景色を見ながらお昼にしました。そろそろ下山しようかなと思って立ったら、十数人の地元の会の方が登ってこられました。雨も降りそうでしたが、意外と登ってこられます。さて下山して、せっかくだからと福島大池を引き続き歩いて半周し、移築された茅葺民家前を通り駐車場に戻りました。ぶらり散歩の方もおられました。

さて、車で移動し、次の目的地のお寺は御嶽山清水寺です。ここも、下から駐車場に着くまで3Kあり、また長い登りが続きます。西国第二十五番霊場清水寺は京都の清水寺とは違います。境内は広く、薬師堂、大講堂、根本中道等、多くの塔頭が並びます。薬師堂には、奈良の「せんとくん」の作者が作られた十二神将像が安置されています。可愛いので見入ってしまいます。大講堂で御朱印を頂き、境内を一周します。奥には、多宝塔跡の礎石だけが残っていて、ちょっと寂しい感じでした。境内には、アジサイも植えられて、ちょうど見頃で参拝者の目を楽しませてくれました。                          (記 Y森)

 

 


清掃登山 伊吹山

実施日】    2023年6月4日(日) 晴れ

 

【コースタイム】 8:30登山口―9:05一合目―111:00五合目―12:20八合目―

         12:45山頂―16:00一合目―16:30登山口

【参加者】

(会員) K原、T田、K川、Y森、M田、M内、U宮、A見、K本、K口、N西、S口、I野、K森、T本、

     T成、S口、S  18名

(参加企業) アストラゼネカ米原工場から18名

 

【ゴミの量】 可 燃5.0kg  不 燃14.4kg カン23.0kg び ん54.5kg ペット2.0kg 

       合計98.9kg

 

【報告】

~賑わう伊吹銀座~

 総勢40名のクリーン部隊は三宮神社で開会式と準備運動を終えて登山口を出発。そして人の多さに驚く。五合目あたりから山頂を望むと、色とりどりの行列がグリーンの斜面に点々と見える。伊吹山、大人気だ。さながらハイシーズンの涸沢への路。コロナを経て空晴れて解放感に満ち溢れた初夏の伊吹は素敵だが、離合が多くて気を遣う。何人もゴミしませんように。

 

~あるわ、あるわ 缶、瓶・・・~

山道にはほとんどゴミはないが、両サイドに少し分け入ると瓶やペットボトルを発見。参加者最年少8歳のOちゃんは、小さなプルタブやガラス破片も見逃さず熱心に回収している。少しずつ道の脇のゴミは多くなり五合目に差し掛かると、休憩所奥の斜面には目を疑うようなゴミの量。去年の報告を読んではいたけど、これほどまでとは。何年も前に宿泊所や売店があった頃、大量のゴミを土に埋めていて、雨風で土が流れ去ったあとにゴミが露出してきているとのこと。なるほど、瓶も缶も劣化が激しく古いものばかりだ。近年の登山者の出したゴミでないことは救いだが、美しくするのに何年かかるだろうかとため息が出た。一合目まで手分けしてゴミを担ぎ下ろし、計量。重くて危険なためゴミの運搬にも課題がありそうだ。

特筆すべきは、企業から参加してくれた若い皆さんがとても一生懸命で意識が高いと感じたこと。一緒に汗を流してもらったことに感謝したい。 

(ゴミ総重量 98,9㎏)

 

~いるわ、いるわ 鹿、鹿、鹿・・・~

下山途中、八合目を過ぎたあたりから、見渡しの良い斜面に茶色の個体が点々と確認できる。鹿の群れだ。明るいうち彼らは森にひっそりいるんじゃないの。多数の登山客が近くを歩いているのに白昼堂々と草を食んだり、ゴロゴロ昼寝したりして寛いでいる。奈良公園かっ。

増えすぎたシカの獣害はやはり深刻だ。伊吹山でしか見られない希少植物も危機的状況とのこと。登り始めた一合目付近で、猟銃を携えた集団に出会った。

米原市が立ち上げた植生復元プロジェクトの一環だろうか。

 

清掃登山に参加してみて、滋賀が誇る伊吹山のみならず日本のどの山々もいつまでも美しく自然に満ちあふれていてほしいなと素直に思った。山々が直面する問題は人間が原因のことがほとんど。

時々そこにお邪魔して,心洗われたり、元気になれる者としてできることをしたいな。

 

 


参加企業の一口感想集

(M)昨日はありがとうございました!今朝は久しぶりに足がパンパンですが、社会貢献と運動を兼ねた素晴らしい企画だったと思います。企画から遂行まで本当にありがとうございました。山友会の皆様にも大感謝です!伊吹山の素晴らしさを再確認できたという点も素晴らしかったですが、清掃登山をすると他の登山者の方々から”ありがとう”と感謝の言葉を頂けるのも嬉しかったです。すごく新鮮でモチベーションがアップしました!

 

(Y)昨日はありがとうございました!大雨の後でお天気が心配でしたが、好天に恵まれ、全員が大きな怪我もなくて幸いでした。
おかげさまで最高の社会貢献と社内交流ができたと思います。今回のイベントの企画、実施等ありがとうございました!
また早速お写真を送付いいただき、ありがとうございました。思い出として大切にします。

 (K)無事工場に出勤してます。次回行く人にはストックと膝サポーターを推奨します・・・。
昨年のかっとびでのごみ拾いの際はそんなになかったので今回もと思ってましたが、まさか過去の遺物があんなにあるとは思いませんでした。
あとシカの多さにびっくり。

(H)こんなにもゴミが多いのか!という驚き。少しでも山が綺麗になって嬉しい気持ち。そして何より大きな事故がなく終えれたことが良かったです。天候にも恵まれ、山頂からの眺めも最高でした。私はこのような本格的な登山が初めてでしたが、山友会の皆さんのサポート・ペース配分のおかげで無事登頂達成できました。ありがとうございました。 次回も参加したいです!

(M西)昨日はありがとうございました。正直大変でしたが、いい天気で皆さんも大きな怪我もなく無事に終了できて良かったです。

コースにはほとんどゴミは落ちていませんでしたが、終わってみると計100kgのゴミを拾っていた事に驚きです。

山友会の皆様、参加した皆様にも感謝です。今朝は下半身筋肉痛でベッドから起き上がれませんでしたが、ここだけの話、私は今日たまたま用があって有給休暇を取っていたので助かりました(笑)

(U)昨日は久しぶりの山登りでとても楽しかったです!企画いただいて本当にありがとうございました。
私は実はこう見えて山に登るときやハイキングするときには自主的にゴミを拾ってたりしたんですが、個人で拾える量というのは体力的にも限られてくるので、途中であきらめたりしてました。昨日はゴミを発見する能力が高い方、どんなゴミも諦めない方がたくさん参加されて、100kg近くもゴミを回収できたことに感動しました。同じように山が好きな人・環境を大事にしたいと思っている人と登るのは清々しい気持ちでした。
同じようなイベントがあればまた参加したいです。

(F)昨日はありがとうございました。数十人が山頂に行って帰ってくるだけで約100kgのゴミを集められたことに、驚きと感動でした。また、普段話すことがあまりない他部署の方と話せて社内交流を深められたことはとても良かったです。そして何より、皆が怪我なく山頂に到達できたのは、山友会の方が山頂までのペース配分や、時間の管理、励ますなどの気遣いがあったからこそ成しえたのだと思います。本当に貴重な経験をありがとうございました。今後このような活動があればまた参加したいと思います。

 

社内のFacebookの様なSNSを使用して、次回の参加者を募るメッセージの投稿もありました。
 

近江湖南アルプス清掃登山 鶏冠山・天狗岩

 日にち】2023年6月3日(土)晴れ

【参加者】T田(CL)、K原(SL)、T田(SL)、M内、K口、S井、H井、T内、A成、K藤、K西、A隅、N西(記録)、他会2名、一般5名 合計20名

【コースタイム】

JR草津駅7:50集合―8:00帝産バス乗車―8:45上桐生バス停

9:00登山開始―10:30鶏冠山―11:30天狗岩(ゴミ拾い・昼休憩)12:15―耳岩―12:40白石峰―13:00竜王山―13:15馬頭観音堂駐車場 14:00金勝寺バス乗車

 

 

 

 

  今日は台風一過の快晴。しかし、前日までの雨の影響で登山道の状況が懸念されたが、予定通り清掃登山を実施した。落ヶ滝方面に歩き始めてすぐに、数名の登山者が引き返してきた。沢の水量が多く渡渉が難しいとのことであった。私たちも引き返し鶏冠山ルートに変更した。落ヶ滝ルートに比べ登山者が少ないせいか、嬉しいことに殆どゴミは落ちていない。青空と新緑が鮮やかで、風が心地よくとても気持ちがいい。花崗岩から成るゴツゴツとした岩を登り沢を歩き、ジャングルのような雰囲気や、奇岩・巨岩の展望が楽しめたりとバリエーションに富んだ近江湖南アルプスはとても楽しい。特にこの山が初めての人は楽しんでおられた。

 11:30天狗岩に到着。前日の天気の影響だろう、登山者が少ない。天狗岩の周りにもゴミは殆どなくきれいだ。20分程度昼休憩とする。天狗岩からの展望も楽しんだ。耳岩を過ぎた辺りだろうか、壊れて錆びた一輪車を発見。登山道の整備の時に使用された一輪車なのだろう。見て見ぬふりはできない。ザックの上からロープを括り付け、T田さんが背負って運んでくださった。まるで二人羽織のような格好だ。後ろからK口さんが支えてくれているが、錆びているとは言え重そうだ。T田さん曰く8Kgくらいだろうとのこと。馬頭観音駐車場までは背負って運び、そこからバス停までは2人で手で持って運んだ。登山道には殆どゴミはなかったが、一輪車という大物をゲットしたことで、ミッション達成!坪田さん大変お疲れ様でした。

   一輪車を軽量すると、フレーム部分は8.5Kg、荷台の部分は2.8Kgであった。沢の水量が増していたことでルート変更することになったが、その後は問題なく歩くことができた。バスの時間にも十分に間に合った。登山者の多い近江湖南アルプスだが、ゴミはあまり落ちていなかった。これからも「ゴミは持ち帰る」というマナーを守って登山をしていただきたいですね。一般参加された方から、「帰宅後、すぐに爆睡するかと思いきや、体と心がすっきしりて何だかとっても元気です。」との感想をただきました。お天気のいい日の山歩きは気持ちがいいものですね。

 

回収したゴミ

可燃:1.4㎏ 缶:0.3㎏ ペットボトル:0.3㎏ その他(一輪車):10.3㎏ 計12.3㎏


個人山行 山超えして醍醐寺へ

 ~ 千頭岳を越えて御朱印を頂きに醍醐へ、思ったより長かった ~

【日 時】2023年(令和5年)6月1日(木) 【天気】晴れのち曇り

【参加者】Y森(CL記録) K西の2人

【データ】距離17.2K  累積標高差1,097m  行動時間7時間11分

【コースタイム】

 7:39国分バス停 (149m)発→8:17路傍休憩所トイレ(250m)8:22→ 8:55稜線に合流(453m)9:02→9:33東千頭岳(600m) →9:55メガソーラー外周(516m)9:02→10:45高塚山(485m)10:56→11:26横嶺峠(395m)→11:42醍醐山(454m) →13:15醍醐寺に下りる(70m) →(境内散策,御朱印) →14:50醍醐駅前(26m)

 

【内容】 

 最初の目的は醍醐寺の御朱印を頂くことでしたが、せっかく行くのであれば、ハイキングとして山を越えて行きたいので、そういう計画にしました。二人の頭には、そんなに遠くないだろうと思っていたのです。でも実際は17Kもありました。

 

 国分から東海自然歩道を歩き分岐から千頭岳の方へ向かいます。東千頭岳(600m)から京都府へと進んでいきます。まもなくメガ・ソーラー地域を通ります。K西さんは、ここの歩きは初めてらしく、今までここに来たことはなかったようで、すごく驚かれたようでした。外周を回って西へと進みます。まもなく本道から離れ分岐から高塚山へと入っていきます。今回はピークが少ないので少し寄り道ですがピークを目指します。人はなく静かなピークでした。ベンチのところから山科方面が望めます。さて分岐まで戻って先を目指します。するとエゴの花や、ウツギの花、オオベニウツギの花々が道脇に咲いていました。地面いっぱいに花が落ちている所もあって面白いです。横嶺峠から、上醍醐の方に入っていきます。その途中で醍醐山(454m)があります。道の途中にあるピークで、ピークらしくありませんでした。さて上醍醐の最初の建物は五大堂です。餅を持ち上げる行事で有名な場所です。普段は人もいません。そして、次々国宝や、重要文化財がいっぱい出てきます。でも人はいません。それぞれの建物をゆっくりと見ながら下りていきます。最後の下りは階段、手すりはあるけれど荒れた場所もありました。ジグザグに道はつけられた参道です。本当は京都方面から登ってくる人が普通で大津から下りていくような人は、稀です。

 

最後下り切ると受付で入山料(600円)を支払います。そして醍醐寺に入るには、西へ向かい、仁王門から入ります。醍醐区域はここで入山料(1000円)を払います。桜も終わって、梅雨に入ったばかりの・平日で、人手はさっぱりです。その分ゆっくりと見学できます。ここの境内も金堂、五重塔は国宝です。東へ歩いて観音堂で御朱印を頂いて今日の目的達成です。境内をゆっくり見て三宝院の国宝の唐門を見てお庭を見学。ここまで昼食もとらず歩いてきました。門前でお昼をとれるお店くらいあるだろうと思ってたけど、昼食が取れそうなお店は全くなく、歩き続けて地下鉄醍醐駅前まで来てやっと昼食となりました。そして解散。K西さま、17Kご一緒頂きありがとうございました。                        (記 Y森)