ハイキング部4月例会 三雲城趾周辺

 

【日時】4月16日(日)

【天気】晴れ時々曇り

【コースタイム】9:00甲西駅発→9:30うつくし松→9:45美松山山頂

  →10:10旧街道歩き→11:15三雲城趾登山口観光案内所(昼食)

 11:50→13:00八丈岩、石垣、井戸→14:00弘法杉→14:25三雲駅解散

【参加者】S口、A元、Y田、M代、Y森、Hま、O本、S井、

   K部(ご夫妻)、K西、A成、A見、K藤、T田、A隅、T成、Y田

 

【山行記録】 

 

 今回は2つの低山を登ります。暑くも寒くもない最高の季節になりました。山々の色は、新緑の薄緑、常緑の深緑、つつじのピンク、八重桜のピンクなど、最高の季節です。

 

JR草津線、甲西駅を降りて、美松山を目指して、道路を歩きはじめると、

見どころ①カワセミ

道路沿の池で、Aさんが、「カワセミ」を見つけて下さいました。知識の乏しい私は「か、わ、せ、み??」って、思いながら、ベテランの方々の示す先を探していると、綺麗なレアな鳥が!羽は鮮やかな青で、お腹はオレンジぽい茶色のくちばしの長い凄くステキなカワセミちゃんでした。

全員(多分)が見つけられるようにカワセミちゃんは、枝を行ったり来たりしてくれました。そして、魚の獲りの技も見せてくれました!

見どころ②うつくし松

カワセミのいた池を後に道路を登って行くと、平松のうつくし松の自生地につきました。ウツクシマツとは、アカマツの1品種で、根元の少し上部から複数の幹(枝)に分かれほうき状になる国の天然記念物の松です。松が見渡せるように斜面になっていて、下草もきれいに刈られています。眺望の良いところまで登れるようにもなっています。とても綺麗でした。(集合写真)

うつくし松の自生地を後に美松山に登ります。途中山野草をみつけながら(ウラシマソウ)、少し急登すると程なく頂上へ。三角点をさわり、おきまりの靴寄せ写真を撮って、下山します。

 

下山したら旧東海道を歩いて、次の目的地三雲城山へ向かいます。その旧東海道の入り口にあるのが北島酒造ですが、日曜日は定休日で、残念。(下見では、お酒の匂いを堪能し、美味しい酒粕を買いました)

旧東海道を歩き、途中、山側へ進路をとり、住宅地を通り抜け少し登ると三雲観光案内所があります。ここで昼食とします。和気藹々と昼食をとり、いざ三雲城山に登ります。

見どころ③八丈岩と六角氏の家紋

途中、八丈岩という大きな岩があります。周りにも、大きな岩がたくさんあります。八丈岩は不安定なところにそり立っていて、落ちそうで落ちないということで、合格祈願のパワースポットとなっています。石に望みを書いて置いていくようです。そして、八丈岩のあたりの岩には、六角氏の家紋が彫ってある石もありました。しばらく登ると、三雲城跡に着きました。

見どころ④三雲城跡、朝ドラ「スカーレット」ロケ地

石垣は、穴太積み、井戸には現在も水がたまっているようにみえます。そのまわりでも「カンアオイ」というレアな植物も見つけてくださいました。いくつかの郭をとおり城址を通って山頂は、朝ドラ「スカーレット」のロケ地です。喜美子さんこと戸田恵梨香さんが、夕日を眺めたところです。スカーレットに思いをはせたところで、降って行きます。程なく林道に出ます。林道(アスファルト)を降って、昼食を食べた案内所を後にどんどん降りて行きます。(集合写真)

山を降りて、住宅地を進むとステンドグラスをつくっている工房兼展示しているステキなお家があったので、見事なステンドグラスの作品を見学させてもらいました。猫を飼っておられたので、猫嫌いの方々は樹齢780年の「弘法杉」を見学しました。

少し早足で三雲駅につき、予定通り14:27の電車に乗りました。ギリギリだったので解散のご挨拶もできませんでしたが、ご参加の方々本当にありがとうございました。

 

JR草津線に乗ってしばらくすると、大粒の雨が降り出しました。濡れなくて、良かったです