[日時] 2024.5.12(日)曇天
[参加者] U影(CL)、F田(SL)、S井(記録)、K川、Y森、Y口、O本(和)、A隅、
S藤、A成、横江(元会員)
[コース]
7:30 新名神土山SA → 8:10 椿大神社第3🅿 → 8:51 井戸谷登山口 →
10:40分岐 → 10:53奥宮 → 11:05入道ヶ岳山頂(昼食)→
11:56 二本松尾根コース → 13:48 椿大神社第3🅿
[報告]
1月例会のリベンジで入道ヶ岳に行くことになりましたが、当日は曇天です。16:00迄は降水確率は低いと言う事で気にしながらの出発です。新名神土山SAで3台が集合し椿大神社へと走ります。
椿大神社の正式名称は「つばきおおかみのやしろ」と云うそうです。二千年の歴史のある日本最古の神社です。駐車場は入口から第3、第2、第1となっており、登山者は1番手前の第3で登山口迄なかなかの距離です。ここで準備、自己紹介を済ませてアスファルトの道を北尾根コースと井戸谷コースの分岐まで約25分歩きます。北尾根は長く、危険な箇所もあるそうで私達は安全な井戸谷へ。景色を楽しみながらゆっくり登ろうと言ってましたが、霧では前を見るしかありません…渡渉を何度か渡り、水の流れる岩場を登ります。いましたよ!!ヒルのお出ましです😵💫これからの季節はきっとうじゃうじゃいると思います!!
周りは真っ白霧の中〜それでも藤、ヤマボウシ、名前の分からない可愛い白い花を見つけ、少し気分が上がります。
3月の中旬はこの井戸谷は花盛りだそうですよ🥰
何度か水分補給の小休止をしながら頂上を目指します。北の頭の手前はお天気なら素晴らしい景色が見られるはず。想像しながら奥の院への道へ。奥の院の背後には高山入道ヶ嶽がそびえ立ってるみたいですが行きません。
草原の上の方に鳥居発見、頂上です。少し下って馬酔木を風除けに昼食タイム。景色はゼロなので霧の流れを見ながらのんびりと。でもそうは言っても暖かくは無いので早めに下山、二本松コースここから馬酔木のトンネル道を下ります〜
花が咲いてたら圧巻だろうな!!オレンジのヤマツツジが目の前に、唯一色付きの景色だぁ🤗
結構な岩ゴロゴロの道を慎重に下りました。
春には避難小屋の下から河原までの間にシロバナネコノメソウの群生が見られるそうです〜
予定より早くの下山です。🅿への途中で皆さん名物の麩饅頭・草餅等々ゲット、帰宅組と温泉組に分かれて山行きを終えました。
景色無しの登山でしたが怪我無く下山で一安心、皆さまありがとうございました!!
3月には是非お花の入道ヶ岳に、おいでくださーい🙌
【実施日】2024年5月11日(土) 快晴
【参加者】T成(L・報告)、K原、T中ひ、K口、M田、M野、K藤、A隅、Hま、T田、F井、S藤
合計12名
【コース】
常宮バス停発7:20→浦底バス停着7:30→登山口7:45→長命水8:00→
9:58さざえヶ岳10:16→10:48カモシカ台11:04→11:30西方ヶ岳
12:00→14:04常宮小学校校庭着
コースタイム(休憩含む) 6時間34分 累積標高差 809m 総歩行距離 9.5㎞
[報告]
7時の集合でしたが6時30分には既に大津からの車4台のうち2台が到着していてびっくり。当日は地元「敦賀山の会」による草刈りがあるとのことで、20名程が道具を片手に集合していたこともあり、とても賑やかになっていました。
7時全員揃ったところで集まって、本日のコース説明をし、自己紹介などしてもらい、過去西方ヶ岳に登ったことあるか尋ねたところ、
全員が初めてとのことで、またまたびっくり。どうりで大ベテランの方の参加が多いわけだと。登山口のある浦底地区まではバスで移動しました。しばらく道路を歩いて登山口へ。10分休憩1回・水分補給のみの小休憩を1回とって長命水に到着。ここからは稜線歩きとなり、アップダウンを4~5回繰り返してさざえヶ岳へ。ここでは先行していた女性2名より眺望ポイントを教えていただき、「北陸のハワイ」と呼ばれる水島を眺め、遠くには雪を被った白山をも望める絶景に感動!さざえヶ岳からはいきなり急坂をくだり、アップダウンを繰り返します。
稜線を進みますが、樹木が直射日光を遮ってくれ、また比較的強い風が吹くので、快適に歩き続けます。やがてカモシカ台へ。今度は西側も眺望が良く、若狭湾に若狭富士と呼ばれる青葉山までが見える絶景を楽しみました。ここでは巨岩の上に多くの方がよじ登り、展望を楽しんでいましたが、今度は自力では降りることが出来なくなってしまい、助けを借りてなんとか無事降りていました。
最後は最高峰の西方ヶ岳です。ここは展望が全くないものの広いスペースがあり、各自お好みの場所で昼食をとり、立派な避難小屋の中を確認したりしました。。最後に全員の集合写真を撮ってもらい下山開始。
途中奥の院展望所・オウム岩では繰り返し敦賀湾の絶景を楽しみながら下山となりました。
私自身まだ2度目の西方ヶ岳ということで案内をするというより、ただ先導しただけで何もガイドできませんでしたが、快晴の天気に助けられて参加した皆様には楽しんでいただけたのではと思っています。ありがとうございました。
【実施日】2024年5月11日(土) 晴れ
【メンバー】N西、他1名
【コースタイム】
5:50清滝トンネル手前駐車場―試峠―6:15愛宕神社二の鳥居―ツツジ尾根分岐―水尾分かれ―黒門―
7:45愛宕山―8:20愛宕山三角点―9:00地蔵山―9:50愛宕山―ツツジ尾根分岐―五合目小屋から空也滝方面へ―11:30愛宕山登山口―試峠―11:45駐車場 距離19.6km 標高差1480m
【感想】
天気がいいので愛宕山から地蔵山に行こうと計画したが、朝起きたら体がだるおもくて、登山をやめようかと思ったが、ツレが準備を始めたので気合を入れて起きた。
清滝トンネル手前に駐車して登山開始。早い時間なので表参道は人はほとんどいないが、それでも既に下ってくる人がいた。以前登った時は倒木があったが、それもなくなって登山道は整備されていた。クリーンハイクの予定であったが、ペットボトルを1本拾ったのみであった。クリンソウがきれいに咲いていて、山頂手前ではバンビが登山道の草を食べていた。手が届く距離まで近づいても全く逃げることなく、食事に夢中であった。何とも可愛かったが獣害もあるのだろう。
新緑が美しい早朝の愛宕神社では法要も行われており、厳かな雰囲気でとてもよかった。桜もまだ咲いていた。ここから三角点を経由して地蔵山に向かう。地蔵山へのルートは歩きやすく、特にこの時期は新緑がきれいで気持ちがいい。愛宕山三角点から40分程度で地蔵山に着いた。山頂は展望はないが、明るくてちょっとした広場のような感じだ。愛宕山から地蔵山までのルートはとっても気持ちがいいのでピストンでも全く苦にならない。
愛宕山に戻るとハイカーたくさん登ってこられた。五合目小屋から空也滝方面へ下った。歩かれていない登山道は小石が多く、堂承川までは単調な下り坂で膝に負担がかかる。清滝トンネル手前に駐車し、試峠を往復したので、結構な距離になったが気持ちのいいハイキングであった。愛宕山から地蔵山へのコースはお勧めだ。
【実施日】2024年5月5日(日)~6日(月・祝日)
参加者 Cl・M内・M野(車・運転)・S藤(食担)
1日目 晴れ 9:30木地山登山口~12:00カタクリ小屋12:25~滝見尾根分岐
14:00大日山山頂(p1368)~15:00大日避難小屋(p1312加賀甲)
2日目 強風・曇
5:40出発~6:20分岐~8:40越前甲(p1319)~9:55大日峠~10:40鉄塔~(鉄塔尾根)~11:30p791~12:00国道416号着地
~12:30木地山登山口13:00帰路2024年5月4日(土) 快晴
【記録】
今年のゴールデンウィークは、安定した晴れマーク。
日程的に5日~6日でしか計画が組めない、6日下り坂の天気予報、昼までに下山できる計画で行こうと決めた。
このコース選択は、昨年県連の交流山行でオフトレイルが企画実施 (2023年7/15-16ブログアップ済)の周回コースに魅力を感じ、9月オールラウンド山行部例会の下見山行として計画した。
計画を詰めていく内に、テント泊の記録が見当たらない。水場はあるのか?と調べるうちに不安材料ばかりがメンバーから出される。さらに前日になって現地への道路416号が5/31まで閉鎖という情報。どうする。集合時間を早め、唐橋の青年会館早朝5時30分スタートとする。
オフトレイルのコースを踏襲する行程では、カタクリ避難小屋泊では、翌日の距離が長くなるので、できるだけ距離を稼ぎ、大日山山頂でテントは張ろう。張れるのか?強風の場合は、等高線上は暖傾斜なので下りて張れるところを探すことにする。予定では14時山頂。水場は、不明瞭ということで、オフトレイルN氏のアドバイスで、渡渉箇所で給水するのが確かかもということであった。
駐車場には、3台停まっていた。木地小屋から9時30分スタート。登山道は、はっきりしていた。天気が続いていた割には、水量は多かったが、渡渉箇所4か所をクリアして、最後渡渉箇所で水を各自確保する(私は2.5L)。急登の登りもゆっくり登りカタクリ小屋で昼食タイムとする。滝見尾根の分岐で水場の看板はない、水を確保した安心感から、先に進む。大日山からピストンする登山者3組ほどとすれ違い、水場を尋ねるが、日帰り登山客は、気にかけていないので、不明のまま滋養法は得られず。大日山への急登もゆっくりと進み、14時山頂到着。360度の展望がある小さなピークであった。テントを張るスペースは、あったが風もあり、強風が心配で諦め、緩傾斜を探すが、地図でも笹原のマークでテントを張るスペースの確保はできないと判断して、結局大日避難小屋まで行くことにする。1時間かけてきつい下り登りの果てに大日避難小屋(加賀甲p1312)に到着。風を避けられる避難小屋泊で「泊り」はクリアできた。さらに確保した水で何とか、下山までこの水で乗り切れると安心した。
一日良い天気であり、、カタクリ、イワウチワの群生に気分よく登れた。食担Sさんの鍋を美味しくいただき、明日に備えて午後7時に横になった。しかし夜中 強風でトタン屋根の騒音に悩まされ、何度も目を覚まし、音を聞いている内に、いつの間にか寝ていたようであるが・・・熟睡はできなかった。翌日は、雨予報であったので、早く下山できるように4時起き身支度して、5時40分にスタートした。避難小屋から分岐まで昨日の半分の時間(30分)で着いた。分岐からは、笹薮である。強風に耐えながら、足元の踏み跡を確認しながら、ルートファイティング。急坂も厳しかった。コースタイムでは、1時間とあるが、何の何の越前甲(p1319)まで2時間もかかってしまった。越前甲からは、大日峠の先のピークP955までも笹薮と急坂であった。2時間とてこずったことになる。P955からすぐのところに鉄塔があり、鉄塔尾根に入る。巡視路なので、階段状のコースになり、国道416号に12時に着地、木地小屋までの舗装道をゆっくり歩いて駐車地12時30分着 装備解除して車に乗り込むと同時に雨が降りだし間一髪セーフ。雨はすぐに上がったが・・・・山間を抜けて、高速に入り、渋滞もなく、唐橋の青年会館に16時着。
一口感想
今回のテント泊では、笹薮のわかりにくい場所をリーダーが小まめに地図でルートを確認し、皆で確認納得しながら進んだことで、ルートから外れることがなかった。背の高い笹薮は手強かったけれど、身長の低い私は視点が低いので、笹の葉が上に生い茂るその下の道筋を見やすいということもあり、低身長が役に立つこともあるんだ、と気分良く歩けた。また、食担の仕事を遂行する中で、テント泊の食材の扱い方を知り得るという嬉しいことがあり、本当に有意義なテント泊となりました。(S藤)
道の両側にカタクリが咲き、さながらカタクリロードが楽しい。時間に余裕をもたせたゆっくり登山が楽しい。どこからも白山や縦走路が見える周回コースが楽しい。テントを担いでるのに、わざわざ「避難小屋」なるものに初めて泊まるスリルが楽しい。地味な山かもという予想とは裏腹に超楽しい山行でした。笹薮のある区間は登山サイトにあるコースタイム通りには到底いかなくて、そこはいい経験になりました。(M野)
妙高高原 火打山
【日 程】 2024年5月4日 (土) ~5日(日)
【参加者】 Y元(SL)、T田(会計)、K藤(記録)、他1名(CL)
【天気】 快晴
【行程】
5月4日-- 瀬田3:50-八日市IC 4:20-(高速) -笹ヶ峰登山口P着 9:50 ~出発10:20
→ 黒沢橋11:30-50 → 高谷池ヒュッテ15:15 (泊)
5月5日-- 高谷池ヒュッテ6:05 →天狗の庭 6:30 → 火打山 7:50-8:20 → 天狗の庭 9:20
→高谷池ヒュッテ9:40-10:00 →黒沢橋12:10 → 笹ヶ峰登山口13:00
【報告と感想】
新潟県妙高市と糸魚川市にまたがる火打山(標高2,462m)。南麓にある笹ヶ峰登山口から往復するコースを歩いた。火打山と近接する妙高山、焼山の3つで頸城三山。
早朝に滋賀を出発し中央道、上信越道より妙高市入り。笹ヶ峰登山口に雪は少ない。雪が融けて道が泥々となっている個所もあるが、黒沢橋までは緩やかな道が続き木道など整備されていて歩きやすかった。黒沢橋を渡る辺りから雪が多い。雪が融けているので滑りやすい。どこでアイゼンを付けるか迷っていると下山中の高谷池ヒュッテのスタッフの方と出会い雪の状況や注意する箇所のアドバイスを頂き早めにアイゼン装着。急登の十二曲がりは融雪が進んでおり、アイゼン履いて登るのは大変だった。更に急登を続け富士見平辺りは残雪とやぶ立ちで歩き辛いし道が分かりにくい。高谷池ヒュッテ(標高2,106m)には予定より遅い到着。長時間に及ぶ雪歩きで足が疲れたがホッとした。 小屋は暖かく綺麗で寝る場所も広い。夕飯後は夜空を眺めてから就寝。 楽しい時間。
2日目は不要な荷物をヒュッテに預けて、標高差360m、火打山までピストン。目の前に大きく迫る火打山の山頂は、雪道だと遠い。斜面を転げ落ちないよう歩行に注意。山頂の直前まで、ずっと深い雪の中を歩いて到着したら、ん?なんなんだ??? 山頂だけは全く雪がない。快晴で360度の大パノラマ。近くの妙高山・高妻山の姿が素晴らしいのは勿論、北アルプスの白い山並みがとても綺麗に見えて大満足。高谷池ヒュッテまで来た道を引き返す。融雪で大きく割れている箇所はハマったら怖そうだ。雪の下は見えないので、何度も足をスポッとはめる人もいた。木の枝を跨ぐ時も要注意。滑らないよう気をつけても滑ってしまう。高谷池ヒュッテで荷物を詰め直し下山。 十二曲りを過ぎるまでは気を抜けない。下山すると上で見た景色はないが、温泉が待っている。
残雪時期の山行は自分では到底計画出来ない。 段々と暑くなる新緑の季節にアイゼン履いて雪道を歩き、涼しい思いいをさせて貰った。
こんなに素敵な山行の計画を立ててくださったリーダーに大変感謝。
次は妙高山、その次は高妻山に登りたい。
ご一緒頂いた皆さま、楽しい時間をありがとうございました。
記:K藤
【実施日】2024年5月4日(土) 晴れ
【メンバー】N西、他1名
【コースタイム】
7:10己高山登山口駐車場―7:25己高山登山口―8:05仏共谷登山口―8:55仏共谷分岐―9:05牛止め岩―
9:20鶏足寺跡―9:40己高山―10:05P778―10:25P778―10:40P629―10:50高尾寺分岐―
11:20飯福寺登山口 距離14.6km 登り1174m 下り1143m
【感想】
新緑がきれいなこの時期の己高山が好きで再訪。ちょうど1年前のこの時期にも登っている。今回は石田三成が逃げ隠れたと言われる「オトチの洞窟」にも行く予定であったが、登り初めに思わず道間違いをしてしまい1時間のロスタイムが生じたため諦めた。ただ、マムシと熊とスズメバチに注意!と書かれていたので身の安全を考えると行かなくてよかったのかもしれない。
2回目ということで、ぼーっと歩いていたら最初の分岐で登山道ではなく林道を歩いてしまっていた。暫く歩いて、こんな風景だったかなと思いGPSを確認したら道を間違えていた。その分岐には大きな表示板があるが、道幅が広い林道に行ってしまった。ただ、道を間違えたことで立派な岩や城跡だろうか石垣も見られた。仏共谷登山口まで戻り、今回は谷コースを歩くことにした。サワガニが見られただけで尾根コースの方が気持ちがいいと思う。尾根コースに合流して山頂を目指す。
ウシガエルの鳴き声が聴こえてきて鶏足寺跡が近いことを感じる。この辺りだけ沼地になっている。去年よりも九輪草が群生している。精魂込めてお世話されているO氏のお陰だ。私はわからないが、ツレはこの辺りにくると感じるものがあるようなのでパワースポットだと思う。鶏足寺跡から山頂まではすぐだ。こんなにいいお山なのに誰も登っていないのがもったいない。
時計回りに周回して下山する。1年前に歩いているので道を間違えることはないだろうと思っていたが間違えた。ピーク778の分岐を見落としてしまい、金糞岳登山口方面に下ってしまった。途中で気づいて引き返したが、この分岐は分かりにくいので要注意だ。ただ、このまま下ったら金糞岳登山口に繋がることがわかったのは気付きだ。帰省ついでの山行で、昼には家に帰らなければならなかったので急ぎ足で下山した。紅葉で有名な鶏足寺は新緑もとってもきれいだ。己高山の地元 古橋の町並みもとても素敵で古き良き日本を感じる。
【実施日】2024年5月4日(土) 快晴
【参加者】K内
●アクセス:軽自動車
・往路:(約2時間)5:40大津市自宅発→6:40保坂→熊川宿→(R27)→松屋→7:20粟柄関所跡
→7:30赤坂山登山口→7:45送電線下P *関所跡~赤坂登山口、登山口~送電線下・・悪路
・復路:(約2時間半)送電線下P発16:20→松屋16:30→嶺南変電所16:40→(熊川宿~保坂付近、
朽木・山神橋付近、渋滞)→19:00自宅着
●ルート:送電線下P発8:15~枝谷分岐(水量少ない)8:30~9:35新庄乗越9:50~10:00・661
~11:20・806~12:20芦谷山(866m)13:00~13:50・806~(風況観測塔への尾根を鞍部まで往復)
~14:10・661~15:00新庄乗越~16:10送電線下P
【記録】
◆山友ML、守る会ML、熊森スタッフ、などに参加を呼び掛けたが、連休中はみんな予定満載。久しぶりの気楽な一人山行となった。
◆枝谷終点付近から乗越の尾根に登りつく場所を間違えたらしく、ひどく急なガレ場を必死でよじ登ることになった。帰りの下りでも気が付かず、酷い下りを滑り降り(落ち・・笑)、ザックに付けていた水筒をどこかで引っ掛けケースごと失った。
◆標高700~750m付近の、ブナの木が伐採された広場は、白やブルーの1cm幅のビニールひもがあちこちに残り、尾根の東側の雑木に、前回は見なかったNo.が入った赤マークがピンで打ちこまれていた。
伐採木を支持するマークのように思えた。白のビニール紐は、関電関係の他の場所でも見かけたので、風力発電のためのものではなく関電鉄塔建て替え工事のものだと思われる。
◆一番気がかりだった・806から芦谷山への尾根は、工事に向けた作業の様子は全くなく、道標代わりの小さなピンクリボンだけが程良い間隔で芦谷山まで続いていて、薫風の中カタクリの痕跡を探しながら楽しく歩けた。「芦谷山」と彫られたかわいい案内板が付いたユニークな形のブナの木は、まるでテーブル付きのベンチ。ささやかな昼食の後、偶然ラインでキャッチできた熊森スタッフからの毎日新聞の興味深い報道記事を読みながら、少しお昼寝もした。
◆806から風況観測塔への道筋には、うるさいほどのオレンジのビニール荷作り紐がぶら下がっている。山歩きの人が付けるようなものではない。工事関係者が、風況の塔へ迷わず行くためだけのもの?
むしって捨ててしまえばずいぶんすっきりするだろうなと、不届きな思いが湧き上がるのを抑えこみながら細尾根になる鞍部まで歩いた。
標高800mの稜線でも暑い。次の工事に向けてのテーピングの有無など確認しながら、庄部谷山まで林道を歩く心つもりもあったが、暑さと寝不足で気力減、あっさりリタイヤを決めた。車一杯に積み込んだキャンプ用荷物も、全てお持ち帰りとなった。(笑)
◆5日に、遠く関東から様子を見に入山してくれたカメラマンのM村さんから、庄部谷山近くの△ピークに、新しく4本目の風況観測塔が建っていた、との報告を受けた。GPIがNTTに買収されてから初めての新しい動きで、建っていた塔も今までのものと比べて、レベルアップしているようだとのこと。
◆久しぶりにメールをした自然保護協会のY松さんからも、下記の返信を頂いている。NTTは決して諦めたわけではなく、様子を見ながら着々と風力発電に向けて準備を進めているようだ。
~Y松です~
GPIは、今のところ以前より大人しくはなった感じです。一方で、JRE社と東急不動産が問題となりつつあります。
とは言っても、美浜新庄の計画は着実に進められている状況で、このあとの準備書が出て来る時に備える必要があります。今年か来年には確実に出て来ると思います。逆にそれまでは林道の工事以外は手は出せません。こちらとしても、状況は常に見ていければと思います。
※5月4日報道の毎日新聞記事でも、自然保護協会からの警鐘が報道されているので、関心のある人は合わせてお読みください。滋賀山友会ホームページに掲載させていただくつもりです。
銀閣寺~大文字山~大津京駅 城跡探訪
[山行日] 2024年5月3日(金・祝)
[参加者] K原(L)、K川、K西、M田
[コースタイム] 蹴上駅8:10――南禅寺――哲学の道――銀閣寺前9:10――大山出城跡(220m)――9:50中尾城本丸跡(284m)――10:15中尾の滝――10:45幻の滝――11:25熊山(350m)――11:45天の原12:20――12:45大文字山(465.4m)――如意ヶ嶽城跡――雨社大神――13:35如意ヶ岳(472m)――灰山城跡14:10――14:45長等山テラス――15:45大津京駅前(解散)
行程距離;14.3km 行程時間;7時間35分(休憩時間を含む)
[感想]
ゴールデンウイーク初日の3日、偶然予定が空いて、以前からの確認したかったルートを探索しました。
お天気は上々で京都の名所は混雑が予想されましたが、南禅寺や哲学の道に観光客はあまりいませんでした。
銀閣寺前の道で9時になったのでさすがに混雑し始めましたが、その雑踏をすり抜け、何の表示も無い山道に
入る所からルート探索の始まりです。20分ほどで大山出城跡に着き、京都の街並がすぐ下に見えはじめました。昔、都の戦乱から一時的に逃れて籠るための城跡がこんな近くにあったという事が驚きですが、現地には何の表示も案内もありません。その後の中尾城本丸跡の表示の小さな木札があるだけでした。そこから谷に降り、中尾の滝、幻の滝を探したあと熊山、天の原など尾根や谷の登り降りを経て大文字山へ着きました。そこからは何度も通った道を大津京駅前まで降りてこの日のレアルート探訪を終えました。途中、満開のフジの花や、小さな群生のクリンソウの花などに心癒されました。この日に初めて通ったルートを組み直して新しいレアルートの案ができました。また次の計画を立てたいと思いました。 (K原)
■大文字山レア山行 感想
銀閣寺奥の、誰も登山口とはわからないようなところから山に入りました。
好天の連休中の、しかもよく知られた大文字山の中とは思えない静けさです。リーダーに案内してもらって、
山城跡や滝をめぐりました。レアコースながら、そのうちポツリぽつりと登山者に出会うようになりました。
大文字山の愛好家らしい方からの「藤の花が見ごろ」という情報を得て、「天の原」を目指しました。
山中にぽっかりと開けたところに出ると、周りには藤の花が見事に咲き誇っていていい香りです。
まさに桃源郷のようでした。
大文字山山頂から藤の花を見に下ってくる人たちにも出会いました。
またこの季節にぜひ訪れてみたい場所でした。
そしてまだまだ知らない大文字山を巡ってみたいと思いました。(Ⅿ田)
■これが大文字山?
腰を痛めて、テント泊山行を断念したGW。リハビリトレーニング山行をリーダーにお願いして実現した、今回の大文字山レアルート歩き。銀閣寺奥から、標識も何もない所から歩き始める。しっかりした登山道だが、誰にも出合わない。足利将軍が逃げ込んだという大山出城跡、こんな直ぐ近くにあるなんて。これが大文字山?
という今回のレアルート。圧巻は、天の原の藤の花。今、この時期にしか見られない咲き誇る藤の花。導かれたように出会えた藤の花に感動しました。本当に奥深い大文字山。次回のレアルートも楽しみ。(K川)
■7ヶ月7ヶ月ぶりの山行
大文字レアコース・城跡/滝巡り
大文字には色々なコースがあるのは知ってはいましたが、城跡や滝があるなんて! (未だ滝があるそう)
初めは躊躇していたのですが、今回参加して良かったです。しかも鯉のぼりも喜ぶ晴天で。
静かな城跡巡り・滝巡りでしたが大文字山頂に近づくにつれ本来の大文字の賑わいで、
フライパン(天の原)に高ーく伸びた立派なフジに雨社に咲くクリンソウと特典付きでした。
次回のレアコースも楽しみです。
皆さん有難うございました。 (k西)