個人山行 烏帽子岳から三国岳周回山行

【日 時】 2024年2月29日(木)曇り

 

【参加者】 Ts本、K原、N堀、K藤、Hま、H場

 

【コースタイム】

時山養魚場(08:00)・・・三国岳縦走路分岐(09:25)・・烏帽子岳三角点(09:40)[休憩5分]・・・三国岳縦走路分岐(10:00)・・・三国岳手前の池(11:20)[休憩5分]・・・三国岳山頂(12:00)[休憩25分]・・・阿蘇谷分岐(12:50)・・・ダイラの頭(13:10)[休憩5分]・・・道を間違え再度ダイラの頭(13:40)・・・時山養魚場(15:20)

 

 

【報告と感想】

 早くも菜種梅雨のような不順な天候となった2月後半、その最終日29日に鈴鹿北部の烏帽子岳と三国岳周回の山行を実施した。この日の天気は曇りで、午後から前線が近づいて崩れてくるとの予報。朝8時前に時山養魚場付近に駐車して相談。烏帽子岳に登って天気が崩れてくるようならピストンで下山もありということにした。

 時山養魚場・キャンプ場は休業中で、入口のゲートは閉まっていたが跨いで通過。入ってすぐに左側の林道を進むと2~30メートルほど先に烏帽子岳と書かれた小さな道標があり、その先によく分かる登山口の道標がある。登山道はいきなり急登。踏み跡ははっきりしていて歩きやすいが、ほとんど急傾斜で息が切れる。しばらく登ると送電鉄塔の下をくぐり、さらに登っていく。一時間程登ると山頂らしきピークが見えてきたが、それは縦走路分岐のピークだった。分岐を過ぎて小さな岩場を登ると、霊仙山を正面に望むことができる展望台があった。その奥に烏帽子岳の最高点、さらに奥に進むと烏帽子岳の山頂・三角点に到着した。

 山頂は展望が開けていて、向かいの養老山地とその左側に伊吹山、遠くに白山なども望むことができ、眼下にいなべ市など三重県の市街地と伊勢湾が見渡せる。右手には白く雪をかぶった藤原岳、御池岳など鈴鹿の山々が高曇りの空の下で光っていた。展望を満喫して休憩を取り、空が明るくなるなど天候がもちそうな様子だったので三国岳に向かうことにした。

 烏帽子岳~三国岳までの県境の稜線はやせたアップダウンの連続する登山道だったが、小さな岩場や時折開ける展望など歩いていて楽しい行程だった。一時間半ほど歩くと三国岳の手前の小さな池がある台地に着き、ここで一休み。三国岳の急坂の北面が雪で白く覆われていて、あれを登って山頂かと少し緊張する。三国岳に登り始めると積雪は2㎝から5㎝ほどだったが、だんだんと急傾斜になってきてあと数十メートルで稜線というところでアイゼンを着けることにした。三国岳山頂には雪は無く、ここでアイゼンを外し昼食休憩にした。相変わらず高曇りの空だったが、風も穏やかで景色も楽しむことができゆっくりとすることができた。参加されたK原さんはここで滋賀県境にある7つの「三国」とつく山全てに登ることができたと感慨深げ、一同でお祝いをした。(賞品はなし・・・)

 三国岳からはダイラの頭をめざして激下りの稜線をそろそろと歩く。途中阿蘇谷分岐を過ぎて「ダイラの頭15分」の看板に励まされ、急登を登る。ダイラの頭で休憩してから下り始めるが、10分ほど進んだところでどうもおかしいとGPSを見ると下山方向と違う道を下っていて、ダイラの頭へ引き返す-30分のロス。県境路から90度の下山路にテープを見つけてどんどん下っていく。途中で昔ワサビ田のあったダイラへ下る道を探したが、廃道になって久しいようで見つけることはできなかった。その先も尾根伝いを下ったのだが、標高650メートルあたりで二股に分かれている尾根を右に行く地点を見過ごし、少し先で気がついて戻るなどルートに難しいところもあった。また、標高500メートルあたりから樹木の伐採がおこなわれていて、そのためのピンクテープがあちこちに着けられ、これもややこしかった。地図を見ながらなんとか時山養魚場への下山路をたどって駐車場所に戻った。

 

 登山靴を脱ぎ帰る支度をしているところで雨が降ってきた。山行を終える3時過ぎまで天気がもったのは何ともラッキー、日頃の行いがよほど良かったのか?などとお互いの顔を見て笑い合った。曇り空の天気だったがそれなりに景色も望むことができ、暑くも寒くもない心地よい烏帽子岳三国岳の山行だった。