個人山行 盆休みテント泊縦走 北アルプス新穂高温泉~鷲羽岳~新穂高温泉 

2023 年 8 月 10 日(木) ~8 月14 日(月)
参加者 CL S田、SL M田、U宮(食担)、M内(報告)
日程
8/10 晴れ    瀬田5:00 ~ 草津田上 IC ~ 米原 JCT ~ 一宮 JCT ~ 飛騨清見 IC ~9:15 新穂高温泉(駐車)9:35・・・

     11:10わさび平小屋11:20・・・(小池新道)・・・15:50鏡平山荘(小屋泊)
8/11 晴れ 鏡平山荘5:50・・・7:00弓折乗越・・・8:35双六小屋・・・巻き道・・・11:10三俣山荘(テント泊 )
8/12 晴れ 三俣山荘5:25・・・6:40鷲羽岳・・・8:11三俣山荘9:00・・・三俣蓮華岳・・・中道・・・

     12:30双六小屋(テント泊)
8/13  晴れ  双六小屋5:00・・・6:10弓折乗越6:25・・・7:04鏡平山荘7:30・・・小池新道・・11:00ワサビ平小屋

     ・・・新穂高温泉駐車場
8/14  晴れ  ペンション木下8:30 ~ 飛騨清見 IC ~ 草津田上 IC 瀬田 12:00

 

【感想報告】

 

 ●7月末の夏山集中に参加出来なかったが、盆休みに北アルプステント泊縦走に参加できた。台風6号の影響はないだろうと思っていたところ、突然台風7号の影響が浮上し、13日に影響が出そうというヤマテン予報で短縮コースに変更することになった。
結果的には、山行中、快晴・雷雨にも合わずに、夏山を存分味わう山行が出来た。森林限界ではないが、テント泊縦走の限界かなと・・・感じたが。

●一年前の夏山集中は、右俣林道~槍平小屋テント泊~千丈乗越~槍ヶ岳山荘テント泊~槍ヶ岳~(集中)徳沢ロッジテント泊
テント泊縦走3泊4日のロング縦走を達成した。2年連続して夏山を楽しむことができた。気心の知れた仲間に感謝です。

●早朝発の山行は、寝不足が原因で足が攣りることがあるが、やはり攣ってしまって、難儀をしたが何とか鏡平山荘までたどり着けた。
6月の清掃登山から2か月間、本格的な山登りをしていない状態での参加で、ゆっくりだったら歩けるかなと思う反面、ほんとに歩けるかと心配だった。私のペースに合わせてもらって感謝です。

●左俣林道歩きでワサビ平小屋へ、林道歩きであったが結構汗をかいた。ビックなスイカを4人で分けて食べる。汗が引き、水分補給になった。この先の分岐で小池新道に入る。岩ごろの道が始まり、鏡平山荘まて登りばかりが続くが、見上げれば、真っ青な空、槍ヶ岳につらなる山容を見ながら登る、これに元気をもらった。4日間これほど天気に恵まれた山行も珍しいのではないかと思う。

●鏡平山荘のスタッタでさえめったに見られないという「鏡池から見る槍ケ岳の絶景」は素晴らしかった。

●鏡平山荘にはテン場がない。ゆっくりしか歩けない私には、鏡平山荘まで歩くのがやっとだった。
ワサビ平小屋でテント泊を張るか、双六小屋のテン場か、さらに奥の三俣山荘のテン場かと、どこでテントを張るか、メンバー次第でコースが決まる。

●2日目 11日は、三俣山荘のテン場をめざして出発。これまた登りである双六小屋から巻き道を選択、標高差250mだが、ロングコースである。三俣山荘は、予約不要のテン場。昼までにつけばテン場確保できると安心していたが、なんとすでに満杯状態。4テンは単純にソロテント4倍の面積が必要なのである。本格的に整地する事で見事にテント設営。これでひと安心。とりあえずビールで乾杯 お疲れさん。この後もテン場に人は来るわ、来るわ。なんと若者が多い事か、私たちのような熟年のテント派属を探すがほとんど若者である。仲間のように会話しているのも不思議に思ったほど、SNS?  夜になると登山道がソロテントでカラフルな登山道に変身していた。

●3日目 12日早朝、テン場からそそり立つ鷲羽岳にピストンで登った。標準コースタイムで登頂できた。まだまだいけるではないかと思ってしまう。(空身だからですよ) 早朝の涼風・360度の展望は、見事だった。動画をアップできればと思うが・・・・

●鷲羽岳から戻り、テント撤収している朝8時過ぎ、テン場を探している2人組に、ここ空きますよと声をかける。整地の苦労話を聞いてもらった。助かりますと喜んでもらえた。昔と違って、朝からテント設営が一般的なのか? いやいや三俣山荘だから らしい。 

●三俣山荘のテン場から登り返して、三俣蓮華岳~丸山~双六岳をパスする中道ルート~双六小屋の予約制のテン場へ12時30分着。台風の影響か、事前に予約が出来た。予約制なので、昼着でもテン場に余裕があった。

●4日目 13日早朝から下山開始。双六小屋~弓折分岐~鏡平小屋~小池新道~ワサビ平小屋に11:00到着。

●早く下山しすぎて、時間調整をする。。
ワサビ平小屋前のベンチを陣取って、人間ウォッチングを楽しむ、なんとのんびりした時間を過ごせたことか。その間にテントとフライを広げて干すと他の登山者も真似をしてテントを干していた。

●人間ウォッチングメモ 
① 下山してきた女性、頭に手ぬぐいを巻き、半袖の腕は黒く日焼けしていた、その女性 なんと日陰でなく、日の当たる場所で、生ビール(?円)とスイカ(800円写真参照) を豪快に食べる姿「カッコイイ」。食べ終わると、さっさと林道を歩いていった。
②男性二人組、林道から歩いてきたよな、日の当たるベンチで休憩、なんと生ビールと何かを食べ始めた。生ビールを飲んでいる? 結局 登っていった。
③日傘をさして歩く登山者の多い事。片手にストック、片手に日傘 もちろん帽子をかぶった上に日傘である。休憩する場所で日傘、暑いからしょうがないかとも思うが、今どきの若者は、歩く時も片手に日傘、手がだるいと思うが・・・・

●小屋の看板メニュー食べた感想。下界では、この値段では高くて食べないが、山で食べると夏場は、納得できる値であり、値打ちがあるおいしさだった。生ビール以外に、スイカ、コーヒーフロート、ソーメンを初めて食べて感動した。
 
●13日泊まった「ペンション木下」は、安宿で検索して予約。1泊2食温泉付き12500円 大当たり、リピーターになりそう。ただしクーラーなし、夜は涼しかった。

 (因みに鏡平山荘一泊2食14000円)

●来年の夏山集中は、ワサビ平小屋+テン場で企画できないかと今から提案していこうと思う。

●台風7号は、15日一日かけて紀伊半島に上陸して日本海を北西に通過。京都府福知山市、鳥取県に大きな被害が出た。

一報で心配された16日夜の京都の風物詩「大文字の送り火」は、無事執り行われた。