個人山行  百里ケ岳・麻生林熊森トラスト地:旧作業道・植林地状況観察

 

日時:2023.8.1.(火)晴れ 車:(K内車・軽)
参加者:M内、K内(記録)
アクセスタイム:坂本大宮川観光駐車場7:00→木地山BS(トイレ使用)→8:30橋崩落場所P
コースタイム :橋崩壊場所空地(3~4台駐車可)9:00出発~(堰堤より沢に降り、右岸の水際を歩行)~穴あき大栃付近9:20~飯場跡(崩壊した小屋、酒瓶欠片多い)~9:40丸木橋渡渉~(北谷左岸を歩く)~10:15桜谷出合~10:30サンバソ谷出合~11:15巻き上げ機跡(2018台風により倒れた杉倒木を確認・撮影)11:35~(北谷一般登山道)~12:40橋崩壊場所・車13:00→14:30頃坂本大宮川観光駐車場解散

 記録:
前回7/11の続きを歩くため堰堤から入渓。穴あき大栃付近より先が未確認なので、写真を撮りながら水際を歩いた。古い森林組合施業地図に出ている桜谷出合手前の飯場跡に、酒瓶欠片に気を付けながら這い上がった。山行の時いつも通っているやかんがぶら下がった崩壊した小屋がそれだった。(笑)
みんなで作った丸木橋を渡って対岸の桂の木の広場で小休止。丸木橋はしっかりしていた。大雨の時も水は橋の上を越えて流れたようで、繋がれていた虎ロープも健在。
桜谷出合の右岸に斜面崩壊があり、桜谷には左岸からしか入れない。崩壊箇所の写真だけ撮って、続きは登山道を歩いた。サンバソ谷出合の高台(大きな栃ノ木がある)にも、作業場があったのではないかと思わせる広場があった。
サンバソ谷出合より上流は、登山道は北谷本流から離れて巻いている。登山道が流れのそばに戻った時、巻き上げ機残骸が残る広場に出た。2018年の台風でなぎ倒されたままになっている左俣の倒木の様子と、残っている杉の様子を確認しながら写真撮影。懸念されるのは土砂崩れなどで杉倒木が埋まり、ダムになることだ。崩壊して土砂ごと流れ出すと、下流への影響は甚大なものになる。
撮影後は一目散に登山道を下山。途中15分ぐらい食事休憩をしたが、12:40には橋崩壊場所の車に着いた。

余談:
8/11山の日、ラジオを聞いていたら、植林された山や林業についても関心を持ってほしいと投稿している人がいた。山友会と熊森滋賀の有志で、百里ケ岳の東尾根や北谷の登山道整備を始めたのは10年以上前のことになる。当時、山の所有者は琵琶湖グランドホテル、植わっている杉の所有は国の機構で名前もいろいろ変わった森林総研。滋賀県や熊森本部の人たち、寄付をしてくださった篤志家さんの協力を得て完全に熊森のトラスト地となったのは5年ほど前のことである。
60年以上前ブナ林をほぼ丸ごと伐採、その材は架線で搬出され、跡地に植林がされた。(百里トラスト地はヒノキではなく全て杉の植林。)昭和38年ごろから10年ほどかけて、地元の人たちや県外から手伝いに入った人なども加わって植林作業は続いた。初期に植えられた杉は現在搬出適期を迎えている。植えた後お金が続かず、手入れ不足となり、残念ながらいい木はない。地元の高島森林組合に搬出間伐を依頼、今回3期目の搬出計画が作られた。ほぼ100%補助が出る奥山の切り捨て間伐の作業も始まる。間伐が進むと植林地がどのような状況になるのか、機会があれば観察会を企画したいと考えている。