八ヶ岳 天狗岳、硫黄岳 紅葉鑑賞山行

日   程: 2018年10月5日(金)夜~10月7日(日)

参 加 者: Y森(CL車 記録) M内(運転, 会計,装備)Y田比(記録,救急)

コース概要

八ヶ岳 天狗岳、硫黄岳ルート図
八ヶ岳 天狗岳、硫黄岳ルート図

記録

10月6日(土)

天気 曇り後晴れ、風強し

 

コースタイム

6:53テント→8:17桜平(上)駐車場(1,910m)→8:57夏沢鉱泉 →9:54オーレン小屋(2,320m)10:24 →11:01夏沢ヒュッテ(夏沢峠)→ 11:49箕冠山→ 12:05根石岳(2603m)→12:45東天狗岳(2640m)13:04→ 13:35根石岳→ 14:02箕冠山 →14:50オーレン小屋着

距離 9K 累積標高差900m 6時間30分

 台風25号が接近しているが、日本海に抜けて何とか天気は持つであろうと、願いつつ出発した。今年は台風もさることながら、自然災害が忘れぬうちにやって来る。例年の天候は当てにならない異常気象の連続。倒木も多数みられた。

 6日は、晴れて暑い。オーレン小屋に荷物をデポし、先ずは、夏沢峠経由,箕冠山(みかぶりやま)へ。ここは、ピークと言うよりも分岐。案内板があるのでわかったが見逃しそうな山だ。しらびそ、コケ、シャクナゲ、あ~八ヶ岳に来たって感じ。根石岳は、風の通り道。台風の影響もあり、強風にみまわれる。強風の中、東天狗岳に登頂。西天狗岳を目の前にして強風のため、下山することにした。風を避けるために夏沢ヒュッテを通らずに樹林帯の中を通り小屋に着く。風が強い分、雲の流れも速く、絶景も幾度か楽しめた。緑と黄葉のコントラストが見ごろで綺麗だった。

 小屋は、台風の影響でキャンセルがあったのか、8畳間の個室で超快適。風呂に入って、夕飯の名物馬肉のすき焼きも美味。夜中の台風の風は凄かった。

 (記録 Y田ひ)

 

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10月7日(日)

天気 ガスと強風。午後ガス取れる

 

コースタイム

7:09オーレン小屋(2,320m)発 → 7:45夏沢峠(2,430m)7:54 → 8:24オーレン小屋8:46 → 9:00分岐 → 9:22稜線合流(2,380m) → 9:48峰の松目(2,567.6m)10:00 → 11:01赤岩の頭(2,656m)11:04 → 11:07コルで休憩十字路(2,645m)11:28 → 11:49硫黄岳山頂(2,760m)11:55 → 12:43夏沢峠12:53 → 12:20オーレン小屋13:45 → 14:20夏沢鉱泉(2,060m) → 14:48桜平(上)駐車場(1,910m)着

距離 10.3K 累積標高差700m  行動時間7時間30分

 7日は、あまりの強風とガスのため出発時間を遅らす。7時過ぎに風を心配しながら夏沢峠に向けて出発。峠までは森林の中で風は弱い。夏沢峠では、、硫黄岳まで行かずに引き帰してきた方々に話をお聞きする。とても登れる風じゃないとのことで私達もオーレン小屋に引き返すことにした。小屋に着き、峰の松目ルートはどうだろうと小屋の方にお聞きすると倒木があるらしいが、行けるとのこと。時間もあるので、せめてそこまで行こうと再び小屋を出発。道はきれいで風はほとんどなし。稜線手前で倒木があったが、少しの巻きで稜線到着。峰の松目は最後の急登に道が数本あったが、踏み跡のしっかりしたところをたどって9:48に到着。快晴でもガスでも眺望のない山頂でした。稜線を赤岩の頭まで行けばオーレン小屋に下りられるルートがあるので、そこまでいくことにする。こちらの方が小さな倒木が所々にあるが、道を見失うものではなく順調に赤岩の頭を制覇。コルに下りて昼食休憩。風も弱い。ここは十字路になっていて赤岳鉱泉から登ってきた方、数人が休憩されていた。ここで、オーレン小屋に下りるか、硫黄岳に登るか迷ったが、硫黄岳に行く人も多かったので、強風は心配だが、行けるとこまで行こうと硫黄岳山頂を目指すことにした。登るにつれ風は強くなるが飛ばされる程でもないので、一歩ずつしっかりと登って行く。山頂らしい平地に出たがガスもあって、人が集まっている方面に行くと山頂標識があった。あ~やった~。何とか今回の目的地、硫黄岳を踏むことができた。風速は15~20mくらいかな。立っていられるので朝よりは弱くなっているはずです。でも寒いので、写真だけ撮って早々に立ち去ります。夏沢峠近くまで降りるとやっとガスも取れはじめ、紅葉の山々や遠くの市街地が見え始めました。夏沢峠で休憩後、オーレン小屋に帰り、デポした荷物を受け取り桜平駐車場(かなり上に駐車できて良かった)まで下りました。

 今回、一度は、あきらめた硫黄岳に同じ日にもう一度目指して登頂することができ満足です。こんなことは初めてです。遠回りして硫黄岳の登頂時間を遅らせ、その間に風が弱くなったからこそ登れたのだと思います。ご同行の皆様にはお世話になりました。ありがとうございました。

(記録 Y森)

 

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