赤坂山 ~雪山を名残惜しんで~

日   程:2016年2月8日(月)

天   候:晴れ
参 加 者:H田
コースタイム:マキノ高原登山口9:55 →赤坂山12:00~13:00 →マキノ高原登山口14:15

記   録

 今年に入って、当山岳会の雪山山行に三度参加させて頂きました。初日の出山行で新雪の初雪山、干支山行でまた新雪の初ワカン、前日の綿向山の硬雪で初アイゼンを体験させて頂きました。最低限の冬山装備も揃えられ、何より、使い方が学べたので自信もつき、存分に雪山を楽しみたい気持ちを成就させるべく、また、成果を試すべく、出かけました。「満を持して」の単独雪山デビューです。この冬中に果たしたい想いでした。
 赤坂山はスノーシューでも人気の山で週末は登山者が続々と入られた様子でした。私は赤坂山の雪山人気の理由が気になっていました。人々を惹き付ける魅力を確かめたかったのです。春には一度登った経験もありました。地元で3つあるスノーシューコースでやはり人気はこのコースの様。
 この日、天気は快晴で風速弱の暖か陽気。雪はブナの小平からしっかりありました。6日(土)が新雪だったとの事です。月曜なのに、グループや個人と数回出会います。他の登山客にコースを聞いた所、やはり赤坂山ピストンでした。
 山頂に着くと、雪化粧の峰々、日本海に琵琶湖、遠くに白く輝く白山。色彩が冬の冴えわたった空気で鮮やかでした。春とは全然違いました。冬の赤坂山は360度絶景のビューポイントでした。この景色を観れば、もうまったり過ごしたくなります。12時から1時間、山頂やその付近で自然を満喫。雪の上に厚手のマットを敷いて、ラーメン食べたり、仰向けになって流れる雲を眺めたり、太陽の光を浴びたり、ふと横を見ると日本海がきれいに見えて、写真をパシャリ。のんびりばかりもしてられないほどの冬ならではの絶景で、すぐに写真に夢中になりました。
 特に北東の峰々は格別な美しさでした。赤坂山の人気の理由がわかった1日でした。
写真の白山わかりますでしょうか。私も合ってるか定かではありませんが。
 山岳会の皆さんに雪山登山の基礎を教えて頂けた事に感謝いたします。下山時、アイゼン装着は今回完璧でした。ありがとうございました。