個人山行 音羽山ルートファインディング 樹々の芽吹きを楽しむ

 2023年5月5日(金)晴れ 

【メンバー】T田(L)、Nま、N西(感想)

【コースタイム】

8:00JR膳所駅―8:55鳴滝不動尊―10:11パノラマ台―10:30音羽山11:15-池の里公園―12:40JR膳所駅

 

 

 

  予報が変わり今日もいいお天気だ。そんな日は家にいるのはもったいない。鳴滝不動尊からのルーファイを誘ってもらった。以前、気になっていたコースだ。鳴滝不動尊までの道は新緑と藤がきれいだ。鳴滝不動尊前の川を渡り、龍白大権現と刻まれた岩の前を歩き進み、右手側から取り付ける場所を探す。獣道があり、そこから登れそうだ。斜面に落ちているのは杉の枯れ葉なので滑ることはない。急登というほどでもないので登りやすい。

 200m程登ると鞍部がある。新緑の樹々の間から陽が射し込み、明るくて気持ちがいい。近い間隔で新しいピンクテープがついている。このルートにテープをつける必要があるのか。ルーファイにはテープはない方がいいが、いいルートなのでテープがあると一人でも登れそうだ。ただ、これからは草木が生い茂り歩きにくくなりそうだ。途中、幹がめくれている木が目につく。虫にやられたのか、枯れているのか。ただ、幹が剥がれた内側はきれいな横筋模様になっている。成長の過程でできたのか、人工的な作用でそうなったのか気になる。若干のアップダウンのあと、ピーク546に出て一般ルートに合流する。地図上でカーブしている箇所を、実際の地形で見逃さないようにしなければならない。一人だと確実に見逃してしまうだろう。そして私は迷うのだ。

 登山道に合流し牛尾山を通過して10:30に音羽山山頂に着くと、10名程度の登山者がいた。晴れているが空は若干霞んでいるため白山は見えなかった。暑くもなく寒くもなく心地よい。たっぷり休憩し鶴の里方面に下山する。途中にあったコシアブラの葉は食べ頃を過ぎて大きくなっていた。高い位置にある葉をどうやって取ろうかと、男性はコシアブラ談議をされていた。今朝、鳴滝不動尊に向かう時に見えた関電の巡視路が気になったので、そこから下山してもらうことにした。鉄塔から鶴の里方面に向かう最短ルートのようだ。階段があるが、枯れ葉に覆われているので滑らないように注意する。周りに木がないのでこれからの季節は暑くなるとのこと。遠目でも白い大きな花が見える。朴の花だ。葉っぱも大きいがお花もとても立派だ。夏の訪れを象徴する花のようだ。

 池の里公園に着いた。いいお天気なのに公園には誰もいないので勿体ないような気がする。今日も音羽山を楽しませていただいた。ありがとうございました。