個人山行 京都トレイル京北1(10回目細野口~最玄寺バス停)  

 

【日 時】2023年(令和5年)3月16日(木)

【天 気】晴れのち曇り 

【参加者】Y森(CL記録),K澤,Y田比朗子,S井,O本紀,,H井,

     M田,Y村の8人   

【データ】距離15.1K 累積標高差951m 行動時間約5時間47分

【コースタイム】       

 9:18[細野口]バス停発(363m)→9:26トレイル京北№1標識

 (350m)→9:56滝又の石門(402m) →10:09滝又の滝

 (430m)10:15 →10:51九頭神社(430m)10:59→11:00余野集落

 (430m)→11:15伏見坂の峠(487m) 11:20 →11:30大森西町の集落(364m) →12:14茶飲峠(昼食)(550m)12:44

 →13:15鳴の堂跡(532m)→13:22竜ケ坂分岐(555m)→13:36パラグライダー離陸場跡(635m)13:48

 →14:00竜ケ坂の二石仏(557m)→14:35賀茂神社(310m)14:45→15:05[最玄寺]バス停着(261m)    

 

 

【内 容】

 ~滝又の滝とパラグライダー離陸場跡地からの絶景を楽しむ~ 

今回から京都トレイルの京北地区に入ります。飛び地のような京北コースですが、いざ歩いてみると、広がる田園、北山杉、豊かな自然が広がっていて思っていたより感じの良いところです。タイムスリップしたような感じです。でも周山周辺は近代的ですが。

西日本JRバスの「細野口」バス停に降り立ち、出発点となる京北の標識1に向かいます。標識1に着くと後ろには、今はもう使われていない小学校がありました。トイレだけはハイカーに開放されています。まっすぐ進みます。

 

まずは、轟谷にかかる数か所の赤い橋を通って、着いたのが凱旋門のような「滝又の石門」。そこを超えると、左手に石窟があり帝釈天、文殊菩薩、不動明王、弁財天等の石仏巡りが始まります。でも私たちは、その途中から「滝又の滝」を見に行きます。道は、苔付きの岩などで滑りやすく注意が必要です。そのうち落差20m程の滝が現れました。なかなか良い滝でした。近くまで行けますが、岩の角に足をかけて進む道です。このあたり夏には、蛭がでそうな感じがします。秋~冬がおすすめです。

 

滝を見終わると急坂がでてきました。なんとか超えて、余野手前の九頭神社に寄ります。ここは、神社自体が覆屋で守られ、風雨や、野獣からの被害を受けないようにされていました。少し覗くと緻密な彫り物がしてあるのが分かります。集落で守っておられるのだと思います。

 

この辺りは、北山杉でいっぱい。そのため作業林道が多く、惑わされないように標識の案内に従って進んでいきます。林道分岐が多いです。伏見坂峠で休憩を入れ進みます。大森西町からは、昔、京の都と若狭小浜を結ぶ「西の鯖街道」と呼ばれた道を進みます。だんだんと急坂になってきます。もうこれ以上は行けないと思う頃、漸く茶飲峠に到着しました。「やっとお昼が食べられる。」と私も皆さんも思われた事と思います。ここで昼食にします。昔の方も峠でお茶を飲まれた事でしょう。だから茶飲峠かな?ここには地蔵菩薩様が安置されています。旅行く人々をお守り下さっているのでしょう。 

         

ここからは、天童コースには行かず、トラバース道を選択して竜が坂に迎います。ところが、このコース自然の猛威には弱く、いたるところに倒木(枝が遮っている)があり、乗り越えていくことになりました。しかも倒れている杉には花粉がいっぱい。最近倒れたのか?わざわざマスクして超えていきます。途中の鳴の堂は、跡地となっていました。竜が坂からは、今日のハイライト、パラグライダー離陸場跡地に向かいます。往復30分頑張ります。13:36到着。眼前には、京北の田園、家々、山々等の風景が一望です。わ~い寄り道して良かった~。パラグライダーをする勇気はないけれど、空からの景色を少し見たような至福のひと時でした。

 

パラ跡から戻り、竜ケ坂の二石仏を見て、坂道を下り賀茂神社に到着。参拝します。ここも覆屋があって神社は守られていました。そして最後の亀の甲橋を渡り「最玄寺バス停」に到着。最玄寺バス停を15時21分に乗りました。さてこの15:21発のバスは、木曜しか走りません。京北地区は、バス運行日程と登山のコースタイムを見て計画しなければなりません。難しい。お疲れ様でした。              (記  Y森)