個人山行 京都トレイル東山1(伏見桃山駅~稲荷奥社)

 ~ 青空に映える伏見桃山城と堂本印象の鳥居が印象に残る ~

 【日 時】2022年(令和4年)11月8日(火)  

【天 気】快晴

【参加者】Y森(CL記録) K澤(SL) H井 T田 Y田 Y田ひの6人

【データ】距離12.1K  累積標高差500m  行動時間5時間48分

【コースタイム】

 9:00京阪伏見桃山駅(24m)→9:07御香宮神社(35m)→9:19明治天皇陵石碑前(52m)→

 9:47伏見桃山城(86m)→10:55大岩展望所(170m)11:03 →11:14大岩神社,堂本印象の鳥居(97m)

 →11:25竹林で昼食(77m)11:57→12:16仁明天皇陵(47m)→13:08白菊の滝(124m)

 →13:35青木の滝(97m)→13:55神寶神社(81m) →14:03伏見稲荷大社奥社(65m)

 →14:25伏見稲荷大社本殿(45m) →14:49京阪伏見稲荷駅(29m)           

 

 【内 容】 

 ダイトレも終わり、やっと行きやすい近場の京都トレイルを始めることにしました。本と地図を買って計画を練ります。

 本によると14回の分割となっていて、短く少しずつ行く感じです。京都トレイルは、東山、北山東部、北山西部、西山、京北の地域に分けられていて地図の

 色も違います。これらのコースの全長は134Kです。京都の自然と神社仏閣等の観光名所や、景勝地をめぐるルートでもあります。

 

 さて11月8日(火)は、京都トレイル第一回目、初日です。伏見桃山から始まります。まずは東山コースからです。京阪伏見桃山駅前にあるの一つ目の標識

 「東山F1」の前で記念写真を撮ってスタート。車も多く少しうるさい感じ。でも今日は、雲一つない青空です。さあ、出発しましょう。歩き出してすぐに、

 御香宮神社へ、ここの表門は、旧伏見城の大手門とのこと。そしてしばらく本を片手に歩いて行くと明治天皇陵の参道前に出ます。このあたりから、少し静か

 になり、そして間もなく伏見桃山城です。入れるところまで入ろうとみんなで中へ、すると青空を背にした二つの天守がそびえ感動。昔建て直した城だからと

 あまり良い記憶がなかったのですが、ところが時代を経て良い感じになっているのです。勿論写真を撮って進みます。北掘公園の掘の跡を見ると、かなり深い

 掘で昔を少し偲ぶことができました。

 

 そして街中、住宅街も抜けて少し急な坂を登って到着したのが、大岩展望所。ここからは京都市南部の街が見渡せます。先ほどの伏見桃山城も見えます。

 愛宕山も山々の中に、一番高く聳えていました。

 

 さて昼食の場所を探しながら下りていくと大岩神社の岩滝社に堂本印象の鳥居というのがあって、少し変わっていて柱が角で、それぞれ裏も表も絵や文字が

 掘られていました。堂本印象寄進の鳥居はここと本殿と2つあるそうです。珍しい鳥居でした。

 少し下って、地主さんの了解を得て、竹林の中で昼食としました。地主さんは、竹林を整備中でした。食後はさらに下り、住宅街へ。すると仁明天皇陵が本当

 に小さく住宅街の一角にありました。ちょっと可哀そうな感じです。F34でルートには入っていませんが、すぐなので、白菊の滝、七面の滝、鳴滝大神を見

 に行きました。修験の滝のようでした。再び元のルートに戻り、竹乃下道に入ると青木の滝、弘法の滝等もあってこれも修験の滝でした。神寶(かみたから)神社

 では、メンバーのなかに御主印を書いてもらわれた方もおられました。ここから西はもう伏見稲荷大社の神域です。観光客も多くマスク着用します。奥社で、

 おもかる石(持った時に軽いと感じたら夢が叶い、重いと感じたら夢は叶わないという石)をためした方は重かったとか。それは残念。千本鳥居を通って本殿へ、

 護摩供養や狂言もされていて今日が秋の大祭だということを知りました。そして最後に参道のお店で、みんなでみたらし団子を食べて満足。

 

 JR奈良線「稲荷」駅と京阪の「伏見稲荷」駅が、すぐ近くにあるのでここで解散としました。

 京の見どころを詰め込んだルートで、昔の記憶も懐かしみながらのトレイル歩きでした。

                                                                (記 Y森)