個人山行 音羽山未踏ルート散策 八大龍王から仙人の滝への周回

2022年10月2日(日)晴れ

 

【メンバー】K原(L)、K川、M田、K西、N西(記録)

【コース・タイム】

7:40JR膳所駅―9:15音羽山9:30―10:40鎌研橋―横石橋―11:45仙人の滝―

12:40音羽山13:25―14:10鳴滝不動尊14:30―15:00国道1号線

 

 

 先週に引き続き、音羽山未踏ルート散策だ。先週、K原さんと牛尾観音から鳴滝不動尊に下ったルートは、全く踏み跡がなく、倒木の多い斜面であった。土は湿っていて滑りやすく、木が腐っていて掴む枝も選ばなければならない。登山者が歩くようなところではなかった。もちろんGPSには何の表示もない。そんなところでも林業のためのテープは巻かれていた。今日は先週のような道ではないだろうと思ったが・・・。

 

 日本電気硝子保養所裏の登山口から尾根沿いに登っていく。晴れているが近隣の山は霞んでいる。音羽山山頂には、先週に引き続きタカの渡りを観察している若者がいた。八大龍王を経由して鎌研登山口に下る。八大龍王までは表示もロープもある。今日はそこから先が未踏だ。2014年頃の記録では、この先はかなり荒れていると書かれていたが、先週、音羽山で出会った男性によると、木橋も整備されているとのことで安心して進んでいく。踏み跡の少ない杉林の暗い登山道は、岩肌が大きく削られていて倒木も多い。沢近くにはいくつかの木橋が掛けられているが、丸太3本くらいの木橋もあれば、新しく整備された木橋もある。

 山頂から1時間ほど下ると、きれいなエメラルドグリーンの池が見えてきて、鎌研橋登山口に着いた。鎌研登山口からは牛尾道の小滝通り(勝手にそう呼んでいる。)を歩く。ガイドの説明を受けながら横石橋まで歩き、横石橋から仙人の滝を目指す。登山口には仙人の滝まで20分との表示があり、沢沿いに進んでいく。渡渉を繰り返すため、雨上がりは避けた方がいいだろう。目印となるテープも巻かれている。暫く歩くと勢いよく流れる仙人の滝が見えてくる。その先も倒木があるが、暫く歩くと雰囲気のいい山道になる。

 本日2回目の音羽山山頂には数名の登山者と、タカの渡りを観察している男性がまだおられた。ちょっと遅めの昼休憩をとり、マイナールートから下山する。“あれっ、こんなところに牛尾山の表示が・・・”牛尾山が移動したようだ。枯れ葉の積もった坂道を鳴滝不動までどんどん下っていく。秋晴れの中、バラエティーに富んだ周回コースで気持ちのよい山歩きとなった。先週、鳴滝不動に下ったところに比べると、ちゃんとした登山道であった(^^)