個人山行 歴史に思いをはせて虎御前山から小谷山、岡山(丁野城跡)へ

【 実施日】  2022.5.3(火) 快晴

N西(感想)、他1名

 

 

8:45河毛駅―9:10虎御前山ー10:25小谷山城跡―11:00小谷山―大獄・脇坂コース分岐―12:20弥靭寺跡(谷田神社)登山口―12:30岡山―12:45河毛駅

距離13.5km 登り680m 下り670m

 

 干支山行をしていなかったので、虎御前山に干支山行してきた。標高200mちょっとの丘のような山だと思って期待していなかったが、虎御前山城は織田信長が浅井長政の居城である小谷城を攻めるために築いた城で、織田信長、木下秀吉、柴田勝家の砦跡があり歴史を感じることができた。

 JR河毛駅に駐車して西側の登山口から山に入ると、登山道はあるが人が歩いていないのだろう、土は柔らかい。テープがあるので迷うことはない。今日は新緑の木々の間から日が差し込んで明るいが、そうでなければ暗いだろう。山頂から東に下り夫婦岩までいってみた。思っていた以上に大きくて立派な夫婦岩があった。夫婦岩から山頂に戻らず、草わらを歩いて車道にでた。

 目の前に見える小谷城は人気の追手前コースから登った。小学生のガイドさんと、それをサポートされているボランティアガイドさんが随所で解説をしてくださっていた。整備された登山道はとても歩きやすく、新緑のアーチの下を歩いていく。虎御前山が眼下に見える。石垣があり、ここに立派な城があったことが想像できる。小学生の時に遠足で登ったときには何も感じることはなかったが、今回改めて、戦国時代の歴史が残る素敵な山だと思った。下山は脇坂甚内安治コースから、小谷丁野町を通り、標高169mの岡山を経由した。

 岡山は城跡で、浅井長政の祖父、浅井亮政の砦跡がある。古い神社の境内の前を通って登る。竹林が多い。15分程で山頂に到着。敵の織田信長側の虎御前山御前山も目の前に見える。日本電気硝子の工場、竹生島、湖北の山々が見渡せた。岡山では2人の男性と出会った。歴史史跡を巡る山旅をしておられるのだろうか。

 どの山も新緑がとても美しく、気持ちのいい山歩きとなった。