個人山行 雨飾山

個人山行(雨飾山)

【実施日】2022.6.12 -13  晴れ

【参加者】T (CL), A (SL), I, S, N

【工 程】6.12 移動―雨飾キャンプ場(テント泊)

6.13 5:09雨飾山登山口→6:00ブナ平→6:40 1500台地→7:11荒菅沢→8:44笹平→8:50薬師尾根分岐→9:11雨飾山→10:30薬師尾根分岐→10:39笹平→11:52荒菅沢→12:15 1500台地→12:52ブナ平→13:35雨飾山登山口                                                                                                                                                                                                  

一日目午後2時半すぎ雨飾山キャンプ場に到着。キャンプ場のセンターハウスには雨飾山グッズや多少のキャンプ・登山用品が販売され、シャワー室、洗面所なども完備されている。それぞれのテント設営後、センター前のデッキに座り、少し肌寒いが周りの美しい山々を眺めながら自己紹介、それから早めの夕食の準備にとりかかった。餃子と豚肉と野菜のビーフンという体温まるありがたいメニューに舌鼓を打った後、外は7時半過ぎまでまだ明るかったが早々に就寝した。

二日目朝5時すぎ、一晩を過ごした雨飾山キャンプ場を後にし、雨飾山登山口から湿原に入る。天気は晴。足元は雪解けの水でかなりぬかるんでいたが、整備された木道の両側には、水芭蕉の美しい白さが周りの緑に映える。この序章ともいえる小道が終わると早朝の樹々の中、心地よい傾斜面を登っていく。所々にブナの巨木があり、美しさに自然と足を止め、思わず見上げてしまう。かなり初めの辺りから残雪があり、また二日前まで雨模様であったことと雪解け水のためか、少量ではあるが水が流れている箇所もある。登ること約一時間、6時にはブナ平に着いた。足元は一面残雪で埋められていたが、落葉が雪の斜面をほぼ埋め尽くしており、雪質も水を多く含んだ荒い目であまり滑らない。広々とした緩やかな斜面をブナが取り囲み、優しい空間にいつまでも留まっていたいような心地になる。このブナ平から同じような雪質の箇所をいくつか超えるといよいよ荒菅沢に着く。目の前に広がった雪渓の美しさに感動しながらも見えないほど下まで途切れなく続く残雪の急斜面に怖さも感じた。

ここでアイゼンを装着し雪渓を渡っていく。枯れた倒木が横たわっているので、足元と共に枝に引っかからないよう注意して歩く。雪渓を渡り終えると再び樹林帯に入り、しばらくすると視界が開け焼山や火打山が見える。一面笹で覆われた笹平まで来ると稜線の先に頂上への急斜面が目に入る。ここでビーナスの横顔の話題が出た。一体どこに見えるのかと見渡すとなるほど最後の急斜面を登っていく途中から笹平を見下ろすと輪郭が見え始め、頂上に登るにつれてよりはっきりと笹平にその美しい横顔が現れるのである。この急斜面を登りきると石仏と祠が並ぶ北峰に着く。わずかに高い南峰には三角点がある。どちらからの眺めも遠くには北アルプスを望み、天気に恵まれたこともあり最高に素晴らしい眺望であった。下山時にはこれほど残雪の中を歩いたのかと再認識させられ、また雪渓では写真も撮ったが、気温が上がり頭上にある雪塊が落下する可能性もあり、音を立てずに崩落するので危険だと注意も受け大変勉強になった。雨飾山という名を聞いたとき、なぜこのような名前がつけられたのか不思議に思ったが水芭蕉やハクサンイチゲ、カタクリ等の花々が山を飾り、雪渓や笹平、北アルプスなど様々な景観を見せてくれる山であることがわかり、納得した。

【一口感想】

S喜)紅葉時に訪れた雨飾山と違う表情が見られ季節を変えて歩くのもよいなと思いました

I野)荒菅沢の雪渓から仰いだ雨飾山.布団菱の雄大さ,山頂から見下ろした笹平の乙女の横顔のメルヘンチック、コントラストが面白かった。共同食も素晴らしかったし、雨の合間の晴天、皆様の元気な話し声、大きめのミズバショウ、シラネアオイも全てハマってました。 是非とも、またよろしくお願いします。

※(A隅)テント泊での具沢山の焼きビーフン鍋と焼餃子のメインデイナーと愉快なお喋りの余韻を残しながら出発。登山口に入ると、すぐ水芭蕉とニリンソウの群生に迎えられ、湿地の花道をワクワクしながら出発。

 さあ、これから5人の仲間たちの物語の始まり。テンションは上がる。

 急斜面の長い雪渓のトラバースには少しのヒアリハットはあったが、慎重に進む。

 美しいブナ林と雪渓のコラボ、岩の急な登り下り、笹平頂上近くからシラネアオイ・ハクサンイチゲ等のお花が沢山あり喜ばしてくれる。

 快晴の空。始めて見る太陽の周りのハロ(光のリング)

 360度の展望の眺め、遠く雪の北アルプス連峰、下界は糸魚川の町、日本海。これぞ 人気の雨飾山だ。

 前回は秋雨で山頂はゼロ視界。私にとっては再度の機会で大満足達成。

 幸せ気分で下山。道端の森の中にある寸志源泉温泉に浸かりホッコリ。

 この機会を作ってくださり、長距離運転を快く引き受けてくださったT中リーダーに心より感謝致します。

 心に残る印象深い山旅でした。又、怪我も無く共に行動した仲間達にカンパ~イ😊

 

※(T中)梅雨入り前の1日、幸運にも晴天に恵まれ、北アルプスは多くの残雪を被っていた。キャンプ場から1時間登って早くも残雪。上はブナの新緑の葉が輝いてい  た。初めてアイゼンを付けた方も徐々に慣れたので、急斜面の残雪のトラバースも上手く歩けたようだ。