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個人山行 野坂山地・横谷川甲森谷

【日時】 2021.9.20.(月・祝) 晴れ(残暑厳しく30℃以上)

【参加者】A井(L)、M内(車・軌跡提供)、K内(SL.記録)

 【コース・タイム

坂本大宮川観光駐車場5:30→熊川宿道の駅6:30
→新庄田代→P(ショベルカーの後のある空地)~発電所設備~堰堤入渓地点8:20~甲森谷分岐9:40
~ワンダーランド炭焼き窯跡11:15~奥の二俣11:50~斜面取り付き12:00~標高600m付近ブナ林13:15~・772 13:25~・722北尾根の巨木 14:30~関電鉄塔15:20~(巡視路階段)~林道着16:00~車着16:30→熊川宿17:50→坂本大宮川観光駐車場18:50(解散)

 

【林道状況】

いつも止めているショベルカーの盛り土のある空地に停めたが、軽自動車なら発電所設備そばまで車を入れることも可能。

記録

要望書に添付する甲森谷巨木渓畔林の写真を撮るための沢歩き。一昨年一度歩いているので所々記憶に残っていて、巻道をたどり水に入るのを避けることができた。
 甲森谷に入ってからは谷の様子を楽しみながら歩いた。栃の巨木の下に炭焼きの窯跡がいくつもあり、この場所が地元の人たちの生活の場だったことを実感できる。前回、鹿もまたいで通ったのかと思うくらいびっしり栃の実が落ちていた高台の広場に、今年は見事に何もない。辛うじて、水の中に落ちていた一個を見つけることができ、大切に持ち帰った。今年のものは殻すら無かった。何という年だろう。。
 この谷を愛する人たちに「ワンダーランド」と名付けられた桂、栃、ブナの巨木畦畔林に入った。黄葉にはまだ少し早かったが、桂の芳香が漂って来る。水を楽しみ、写真を撮りまくり、時間を忘れて遊んだ。
 さてここからは、谷からどのようにして、どのルートで抜け出すかが、思案の為所。一昨年のルートは、持つものがなにもない急斜面。かつガレていて落石があり怖かった。できたら登りたくない。A井リーダーが右俣付近から登れないか探してくれたが、やはりガレで登りにくい。結局桂巨木林まで戻り、高台から斜面に取り付いて、・772を目指すことにした。殆ど賭けだった。
 当たり!!イヌガヤや杉の幼木の枝をロープ代わりに掴んで登れ、落石もなし。何より、
・772に近いので下山も楽。標高650m付近でなだらかな尾根に登り着き、700mを過ぎるとブナ林が始まった。・772の北側の尾根もブナ巨木の多い素敵な尾根。風力発電計画では・772付近まで風車建設予定地になっている。伐採されないことを切に祈る。
 地図とGPS、スマホをにらみながら予定通りの尾根をたどれた時の快感は語るに及ばず。無事鉄塔にたどり着き、巡視路の階段を頼りに最後の急斜面を下った。30mのロープ2本を二人が担いで歩いてくれたが、使わずに済んだ。次に甲森谷を訪ねる機会があったら、日が長い季節に、滝が続くらしい左俣を最後まで詰めてみたいな、と身の程知らずの夢を見た。(笑)