日 時 : 11月23日 (月) 天気 晴れのち曇り
参加者 :Y森(CL・車・記録)、K川(SL)、K西(救急)、O本き(会計)
データ :距離 6.7K 行動時間 6時間15分
標高差 約550m
コースタイム:行き 大津京6時出発 備中松山城展望台 8時55分着
帰り 大津京20時半到着
武家屋敷無料P10:15(75m) 発→10:18武家屋敷(旧折井家)10:36→10:48登城口(登山口)(110m) →11:14大石内蔵助腰掛岩(250m) →11:30鞴(ふいご)峠バス停(290m)→11:37中太鼓櫓跡(展望地)(340m)→
11:54大手門跡(410m)→11:58重要文化財の土塀→12:10二ノ丸、天守、二重櫓(昼食休憩,見学含む)(430m)13:50→14:02天神の丸(487m) →14:10大池(465m) →14:16大松山城跡(475m)14:28→14:45天守等→15:03鞴峠→15:24登城口→15:32武家屋敷無料P着→武家屋敷(旧埴原家)と頼久寺見学→16:30武家屋敷無料P
行 動
三大山城(高取城、岩村城、備中松山城)で、まだ、行っていない備中松山城に早朝発で行ってきました。ここは、雲海に浮かぶ城として有名です。霧は8時頃までが限界らしいですが、とりあえず展望台まで走ります。車は路駐、「左に止めないでの看板」があるから右側は良いんだ。ターンして右側に止める。展望台はすぐで、行くとまだカメラマンがいっぱい、ちょうど霧が上って城が見えだす頃で、その様子を見ることができた。なんとも幻想的で雲海に浮かんでいるお城を感じられたひと時であった。
今日は3連休の最終日、駐車場が混んでいるかもと心配していたけれど、武家屋敷無料Pは、お城見学の駐車場には遠いのでガラガラでした。まずは、武家屋敷の一つを見学。ここで、お得な4ケ所共通券を購入しいざお城へ。登山口は登城口と書いていました。昔はこの道を登り出勤していたのかな?山城ですからしんどいです。途中、大石内蔵助腰掛石という岩があり、立て札によると「元禄7年この地を納めていた水谷氏に世継ぎがなく断絶。この時、城を受け取りに来たのが大石内蔵助だったと」・・・調べると7年後、まさかの事件により浅野家も断絶・・・。
ふいご峠に着くと大勢の人、バスはここまで。ここから先は20分程ですが歩かなければなりません。見どころいっぱい出てきますので。えらいなんて言ってる暇はありません。まずは城下町、高梁市が見える展望地があります。そして間もなく大手門跡の自然の岩と人工的な石垣の融合する見事な石垣が現れます。NHK大河ドラマ「真田丸」のオープニングに抜擢された石垣です。大手門に入ると重要文化財の土塀、そして、累々と繋がる石垣、そこには場内最古の石垣(野面積)が出てきます。そして二ノ丸に入ると天守です。この天守は、山城の中で唯一現存する天守です。建物自体は11mと現存する天守のなかでは、最も低いものです。二重櫓も天守と同様重要文化財です。この2つとも天然の岩の上に石垣を築づき、その上に建物が建てられています。また、天守の正面には、唐破風が造られているので、小さい割には、壮大な天守となっています。
そんな天守や石垣を楽しんでいると、猫城主「さんじゅうろう」のおでまし。小さな子ども達は、この猫ちゃん目当てにきているのかもしれません。可愛い猫ですが、少し太っています。
二ノ丸に入ると一つベンチが空いていたので昼食としました。小さなテントでグッズや特産品、カレーやコーヒー等を売っています。凄いのはカレーやコーヒー等は、各ベンチに配達してくれます。(コロナ対策かな?)
昼食が終わって、いよいよ天守、城内の見学です。約330年前に築城されたというこのお城は、2階建て(外からは、3階建てに見える)。階段は急。一階には、囲炉裏があり、2階には、神棚がある。梁は太く江戸時代からのもののようです。二重櫓も天守も自然の岩を利用しその上に石垣をのせて建築されています。お城見学の後は、臥牛山最高峰の天神の丸跡(487m)や大松山城跡まで足を伸ばします。この二つは、いずれも中世城郭の遺構が残っています。観光客もこちらまで来る人は、かなり少ないようで静かで落ち着きます。井戸や礎石が古を創造させます。大松山から引き返し下山します。15時になるとさすがに観光客は減っていましたが、ふいご峠バス停には、長蛇の列が。私達は歩いて下山です。
15時半に駐車場に下山。荷物を置いて武家屋敷界隈を散策です。頼久寺の小堀遠州作の庭園も見事でした。登山の最後に庭を訪れるなんて今までの登山ではなかったことです。森林浴とお庭浴良かった。今日は、ほぼ見どころを押さえ、秋を満喫した山行となりました。皆様お疲れ様でした。\(^o^)/