薙刀山 下見情報

日   程: 2017年4月30日(日)~5月1日(月)

天   候: 晴れ

参 加 者: K内

コースタイム

4/30(日)

5:10大津自宅発—竜王IC--(名神)--(東海北陸)--高鷲IC→(R156)→(県道314)→8:30白山中居神社→9:00大杉・神鳩避難小屋への登山口→9:30地道林道ヘアピンカーブ手前P~10:30カサバ谷・木谷出合の橋、渡渉~11:00 1150m付近にテント設営、12:30 テント発~(薙刀山への尾根)~1400m付近までで引き返す~15:30テント着
5/1(月)

7:00 テント場発~7:40車着8:00→石徹白小学校横にあるJAで給油→9:00-満天の湯(早すぎて営業前)→(R156)→白鳥IC→(東海北陸)→(名神)→関SAで昼食(コーヒーが美味)→大津IC→14:00大津自宅着


記録

 行きの時間を短縮するために、大津IC→白鳥ICも考えたが、今日は特に急ぐことも無いと竜王から入り、出た後が走りやすい高鷲まで高速を走った。連休開始、大杉登山口までの除雪を待って石徹白入り。地道ででこぼこになるが、ヘアピン地点まで入れたのがラッキーだった。重荷を背負って歩く時間が少しでも減るのが嬉しい。
 今日一番の課題、川の渡渉。荷物なしなら石の上を跳べたかも・・ぐらっときてじゃぼん。後は諦めて水の中を歩いた。冷たいが凍るほどではない。残雪で埋まった林道をおそるおそるトラバース。着いたところは思っていた通りいいテント場だった。
 ブナ林の中、上下二段なっていて河岸段丘のように平らな台地が広がる。ゆっくりと一時間かけてテントを設営。最低限の装備を持って、コースの下見に。一時間半ほどはブナ林の尾根をゆっくり登る。1400m手前で雪庇が崩壊していたので、藪を抜けて尾根の反対側へまわり、また尾根に戻った。ここまでで2時半になったので、続きは明日と決め下った。予報通り最高の天気で、日岸、願経寺、銚子ケ峰,三ノ峰、その奥に別山も見える。初河山とその後ろに顔をのぞかす芦倉。そして丸山。地図と山の形で名前が分かるのが嬉しい。雪は表面のみ程良くゆるんでいて、登りも下りもアイゼンなし。踏み抜くことも無くとても歩きやすかった。
 3:30にテントに戻り、夕食準備に取り掛かっていると、ぞろぞろと10数人の団体さんが通りかかった。願経寺山を往復してきたという。50~70歳、2/3は女性、岐阜の登山クラブとのこと。全員疲れた様子も無く元気に下って行かれた。願経寺山へは渡渉がもう1~2回あると聞いていたので、足跡を確認に行った。膝くらいまで水にはいらないと渡れないような場所だった。どの尾根を登ってこられたのか見に行きたかったが、とてももう一度水にはいる勇気は出なかった。
 食事をしながら天気予報を聞いていると、明日は昼前後に雷発生と言っていた。雨と分かっていたら、テント設営に時間をかけず、さっさと登ってしまったのにと思うが、後の祭り。4/29に大津であったひどい雷雨のような雨に降られると、渡渉個所の増水も懸念される。一晩悩んだ末撤収を決めた。朝テントを畳んでいる間に早くも降り始め、車までカッパで歩いた。その後大降りにはならず、高速を走るころには暑いくらいの晴天に変わった・・。結局下見のつもりで登った1400m手前のブッシュまでで、今回の山行は終わってしまった。ちょっと残念。

 

●白山中居神社・・トイレ使用禁止
●大杉・神鳩避難小屋への登山口・・トイレ使用可、登山届ポストあり
●地道林道ヘヤピンカーブ手前・・2か所駐車可能場所があり、10台ほど止められる。釣人多い。大杉登山口から先は地道で、車高の高い車でないと入れない。
●石徹白小学校横にあるJAガソリンスタンド・・営業は平日のみ
●渡渉個所の水量がかなり多いので、靴下替えと靴の水を吸い取るため新聞紙要

雪の林道の先に見えるのは・・
雪の林道の先に見えるのは・・
1400m手前で雪庇崩落個所が・・
1400m手前で雪庇崩落個所が・・
ブナ林の中、快適なテント場。
ブナ林の中、快適なテント場。

藪尾根の向こうに望む願経寺山、登ってみたい 
藪尾根の向こうに望む願経寺山、登ってみたい 
石徹白川本流の流れ
石徹白川本流の流れ