鈴鹿  茨川~御池岳~T字尾根

日   程:2016年12月3日(土)

天   候:晴れ

参 加 者:H江・K澤

コースタイム:御池林道P6:35⇒ノタノ坂7:05⇒茨川7:42⇒三筋の滝8:34⇒5m小滝9:25~9:48⇒白船峠分岐10:27⇒カタクリ峠11:15~11:24⇒御池岳(昼食)12:07~12:37⇒T字尾根入口13:01⇒918 13:51⇒591 14:41⇒御池林道P14:53

茨川~御池岳~T字尾根 ルート図
茨川~御池岳~T字尾根 ルート図

記   録

私にとって3度目の真の谷ルートからの御池岳です。今回は過去最長で、カタクリ峠まで行き、下山路はT字尾根を下るというロングルートです。(H江さんのリクエストです。今回H江さんは、全行程を長靴で歩かれました。私はカタクリ峠で登山靴に履き替えました。)
今回、H江さんに好評だったのが「田植え長靴用ゴムバンド」です。ホームセンターにて100円で売っています。これを使うと長靴の中で足が遊ぶのが軽減します。ぜひお試しあれ。

 このルートの茨川~カタクリ峠の区間は、長靴推奨です。登山靴では川の流れを飛び越せません。数えていませんが、20~30回は右に左に渡ります。私はワークマンの980円、H江さんはAIGLEの約8000円の高級品。ひざ下までの深さがあって確かに恰好良い。ただ、下山後ひとりでは脱げないので、私が引っ張りました。その様子に2人で大笑いしました。

 この真の谷ルートには難所が2つあります。一つ目は三筋の滝の巻道。かなりの急斜面で、固定ロープがありますが、それが心許ない。特に最上部のロープが細く、手が届きにくい。落ちたら、ただ事では済みません。二つ目は5m小滝です。私は3度目であり、ザイルなしで直登しますが、H江さんは「確保がないと絶対に無理!」とあっさり巻道へ。ただ、この巻道も半端なく怖いのです。通過に約20分かかっています。
 そこを過ぎると、あとは快適なカルストの谷歩きとなります。途中、伏流になったり、凸凹の奇岩が現れたりと、我々の目を楽しませてくれます。カタクリ峠の直前になり沢が枯れると、落ち葉で膝まで埋まります。楽しいひと時でした。カタクリ峠から御池岳の山頂まではドロンコ道でした。H江さんは膝までの長靴ですので涼しい顔ですが、私はズボンのすそが泥だらけとなりました。山頂からは遠く白山や恵那山などが白い綿帽子を被った様子が遠望でき、とても良い眺めでした。

 昼食後、T字尾根から下山です。最近、新しい道標が入り口に設置され、ルートも少し変わり、わかり易くなりました。ここを下り、918地点を右折、御池林道の591へ降り立ちます。この部分は、10月30日に来たばかりです。今日は早朝に出発したこともあり、明るいうちに安全に下山することができました。

(記・K澤)

 

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