奥美濃・野伏ヶ岳 山スキー

日   程: 2016年3月21日(月)

天   候:  晴れ、風やや強し

参 加 者: Y森(山友会)、Mさん(SL、一般)、Oさん(CL、一般)

アクセス:  米原発5:45 → 石徹白着7:57
コースタイム: 8:20石徹白白山中居神社橋左車デポ地(710m)発 → 9:48和田山牧場東端(1,090m)9:55→10:58 ダイレクト尾根に乗り上げて休憩(1,200m)11:03 →11:40ダイレクト尾根1,380mで休憩11:45→12:45野伏ケ岳山頂(1,674.3m)13:23→14:15 1,085mでシール貼る 14:26→14:50和田山牧場東端(1,090m)14:58→15:35石徹白白山中居神社橋左車デポ地着
距離一周13.4K 行動時間7時間16分 標高差約1,000m      

野伏ヶ岳ルート図
野伏ヶ岳ルート図

記   録:            
 風邪もやっと治り、そろそろ山スキーに行きたくなってきました。猫岳にと考えていたけれど、どうも風が強そうなので無難な野伏ケ岳に行くことに決める。天気は晴れ予報で、景色が期待できそうです。
  石徹白の白山中居神社から橋を渡ったところの雪上に車をデポする。しかし道には雪がなく担いでいくしかない。道には一昨日降った雨が流れている。結局、1.3K、標高850m過ぎまで歩きやっとシール登行となる。和田山牧場までの1/3くらいは担いでいたかと思う。二度ショートカットし和田山牧場東端のに9:48に到着。
 眼前にドーンと野伏ケ岳、その右に薙刀山が見えます。山頂付近は少し雲が湧いています。休憩後出発。湿地帯の左端を進みダイレクト尾根の末端へ。そこから尾根に出ようと急斜面に取りついたのですが、今年は、薮多く、邪魔になります。ターンが厳しい。悪戦苦闘でなんとか乗り上げることができた。
 尾根上は、薮もでていますが、登行に支障はありません。湿地帯を見下ろせば、雪は溶け始め、川が蛇行しているのが見えます。風景に春を感じながら登って行きます。来て良かった。雲も完全に取れ青空になってダケカンバについた樹氷も綺麗です。ほんの少しですが。登るにつれ山頂が大きくなり迫力を感じます。また、目を横にやると白山や乗鞍の山々が見えています。暖冬でも真っ白です。次は、あそこで山スキー?いやいや高い所は空気が薄いです。最後は、ちょっと雪庇を乗り越え北東尾根と合流。尾根に出ると風が少し強く寒く感じます。そして雪面はウィンドクラストしてカリカリ。足がつりだしそうだけれど、ここは、踏ん張って歩き通し、山頂に12:45に野伏ケ岳到着。今回も360度の展望を楽しむことができました。薙刀山の向こうには真っ白な白山が。そして荒島岳、経ケ岳、赤兎、大長など。御岳、乗鞍までも遠くに見えます。また小さく伊吹山の姿もあります。Oさんが風を避けるために穴を掘ってベンチを作って下さいました。ありがとうございます。これでゆっくり休憩できます。帰りは、どこを滑るか悩んだ末、やっぱり中央ルンゼに決定。
 さあ、休憩したら滑りましょう。最初は、少し北東尾根を滑り中央ルンゼに入ります。途中には小さな亀裂や岩場の小さな水の流れもあって注意です。陽の当るところは、完全なザラメですが、日蔭はカリカリバーン。でも前回より滑り安くて楽しいです。Mさんの滑りはいつも綺麗ですね。Oさん、滑りは納得いかない様子。ちなみに私は山頂まで行けたし、景色は見られたし、下手だけど一応滑ったし満足。(^-^)v ルンゼ下部は、薮も出ていて快適とは言えません。1085mで往路と合流しここでシールを付けて和田山牧場まで登り返しました。牧場でシールを剥がし、林道を滑って雪の切れたところで終了。板を背負います。15:35に車デポ地に到着。今日も登れて、晴れて、景色見て、滑れて大満足。Mさん、Oさんありがとうございました。