鈴鹿 ホタガ谷 沢登り

日   程: 2015年7月12日(日)

天   候: 晴れ
参 加 者: K坂

コースタイム: 宇賀渓P8時45分出~白滝橋9:10~ホタガ谷6m滝 9:15~大滝15mを9:30/10:45~CS5m正面突破11:15~6m滝左壁直登11:30~7m滝11:45/12:10撤退~6m滝下部から高巻き~ミニゴルジュ6m12:40~植林地倒木帯13:10/20終了~宇賀渓P14:30下山。

記   録

15m滝
15m滝

 初回の6月27日(土曜日)は大雨後の増水を覚悟で出向くが、15m大滝で爆風を浴びる… 滝壺の轟音も恐ろしく、滝の下段を下見後に左岸から高巻き途中撤退… 先週は町内会の大掃除。二週間振りの宇賀渓は梅雨の盛夏となりキャンプ客やハイカーが溢れていた。

 沢装備姿でホタガ谷出合に着くと沢水は少なく前回の半分以下です。入口の6m滝は簾状で簡単!核心の大滝もそよ風でアタックチャンスです。迷い無く右岸壁の下段からロープを肩に担ぐ。中間支点まではフリーソロで慎重に登り残置ハーケンで確保策です。しかし岩肌は濡れて苔蒸している。~そしてザックも服装も泥まみれです。ホールドを探しつつ五体投地でよじ登り、上部に抜け出して生き返る。単独なので、もう一度懸垂下降してスリング回収と登攀をこなして二度も楽しむ…。

 上流には先行パーティーの4人ほどが高巻きから沢に降りていました。ここからは小滝の連続となるのでロープを終い沢に飛び込み泥を洗い流すと一時間以上の経過でした。次のCS5m滝も正面突破と意気込み取り付く。しかし中央の一枚岩の中間からアト30cm上のガバホールドが遠い。足はフリクションで立っていて身動きとれず滑ると落下です。…尺取り虫の如くホールドを掴むと左へ振り子トラバースで抜ける。~此処はボルダリングでした。

中間の登山道出合
中間の登山道出合

 早くも第二の核心部突入。~6m+7m滝も正面からと勢いづく。しかし高巻き中のパーティーが落石を落とすので少し待機でした。6m滝は右岸直登で登り易いがホールドは脆い。~最後はハーケン二箇所にスリングを通し確保後に右に抜ける。7m滝はツルツルの大滝で手前の右岸に高巻くしかない。下段は足場がないのでショルダーが欲しい。~五月に傷めた膝もやっと回復の兆しで体重を乗せて超える。~二段目は右の溝にフレンズをセットしてスリングのアブミで抜ける~その上にやっと残置ハーケンが見えたがツルツルの壁にホールドが無い。~二歩ほど登っては最後の決心が付かない。確保策が無いので撤退。…滑り台の岩溝を下りるのも必死です。~下部の6m滝上部から残置ハーケンでロープ確保策を取る。それでも高巻き中の岩が脆いので諦めて6m滝も懸垂下降となりました。

 直ぐ下の崖から右岸高巻き後はトラバースを果たして沢に復帰する。しばらく進むと沢中に救助隊の姿を確認。~怪我人がタンカーに入れらてレスキューシートに包まれていた。手助けを申し入れたが心配無いと断れて立ち去る。ミニゴルジュでは右岸沿いをトラバースで抜けると沢が広がり倒木が多くなる。夏空のように暑くなり時は昼を越えていた。夏バテか?子供のように遊び疲れたので下山です。裏道登山道は通行止め中もエスケープはご容赦下さい。

 間も無く人が集まる先刻の救助現場に付きました。ヘリコプターも飛来して狭い谷間を旋回しますが救助は難しいようです。遭難者は、登山道から谷に滑落したようです。ヘリが上昇した隙に私だけ通していただき消防士と下山を果たす。


(追記)ソロの沢登り技術を学ぶ為に装備を揃えて実地訓練です。~何が必要なのか?装備を使いこなすには?と思考錯誤でした。安全策を優先すれば軽量化には向かず、登攀が難しくなります。今回も撤退時のセットに不安が残りました。
…下山後に遭難者は登山道整備の作業中の滑落と聞きました。