比良山系 武奈ヶ岳

日   程: 2015年4月25日(土)
天   候: 晴れ
参 加 者: K坂(CL)、Y永(SL)、K村(記録)
コースタイム: ガリバー旅行村8:11 … 八淵滝 … オガサカ分岐 … 10:20八雲ヒュッテ跡 … 11:36武奈ヶ岳山頂(昼食休憩)12:15 … 細川越 … 13:02広谷 … 14:36ガリバー旅行村

記   録

 今回はガリバー旅行村から、八淵の滝を通って八雲が原に出るコースで武奈ヶ岳を目指す。
最初の魚止めの滝と障子ヶ淵はパスして、遊歩道を歩き、まずは大摺鉢に出る。ここからは、沢沿いの難コースになる。死亡事故多発という看板が目につく。小摺鉢…屏風ヶ淵…、断崖のトラバースが続く。貴船の滝では、滝壺に虹がかかっていた。その滝壺の少し下側を渡渉しなければならない。流量がかなりある沢の中に、少し離れた滑りやすそうな岩がある。ここを渡らなければならない。何とか濡れずに渡ることができた。次は、滝横の絶壁登り。ここには、はしごや鎖があり、落ち着いていけば大丈夫。その次は、古くなった丸木橋を使っての渡渉と、アトラクションが次々と続く。緊張の連続ではあるが、沢沿いのルートは、変化に富んでいて飽きることがない。また、沢の清らかな流れから得られる清涼感も嬉しい。そのような、沢沿いのコースから分かれて、尾根道に入る。歩きやすく安全ではあるが、急に単調な道になった。間もなく広く開けた場所に出てきた。かつての比良スキー場のゲレンデに出てきたようだ。スキー場が廃止になってから10年以上経つはずだが、元ゲレンデだったところは、まだまだ樹木は育っていない。それどころか、草もなく表土がむき出しの所もある。人間の業による、自然の傷痕を見る思いである。武奈ヶ岳の方へ進むと、先ほどとは一変して綺麗なブナ林の中を歩くことになる。ブナ林を過ぎるとやがて、1214mの武奈ヶ岳山頂に到着。山頂付近で、担いできた5リットルほどの水をお地蔵さんにあげたり、顔を洗ったり…。
 青空の下、しばらく山頂で昼食休憩。
 下山は、無難な、細川越~広谷コースで、2時間ほどでガリバー旅行村の駐車場に到着。
 登りの八淵の滝コースは、滝からの清涼感をもらいながらの絶壁トラバースや渡渉、岩登りの場面もあり、変化に富んでいて、これからの夏向きにもおすすめ。下山ルートは危険個所もなく、負担も少ないコースで下りにはちょうど良いと思われます。今回K村は、楽しみながら歩荷トレーニングをすることができ、効果もあったかな?と思います。


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