綿向山

日   程: 2014年12月27日(土)
天   候: 曇りのち晴れ 
参 加 者: Y永(CL)、K村(記録)
コースタイム: 登山口駐車場8:20 … 9:35五号目小屋(休憩)9:40 … 10:30綿向山山頂10:40 … 10:55イハイガ方面尾根(昼食休憩)11:35 … 11:50綿向山山頂12:00 … 12:30五号目小屋(休憩)12:45 …13:30登山口駐車場


記   録

 冬の時期に必ず訪れるたくなるのがこの綿向山である。綿向山は、琵琶湖の上を渡ってくる冬の季節風がよく当たる場所にある。その風で運ばれてきた過冷却水滴が、山頂付近の木々などに当たり、そこで瞬間的に氷結して付着し、樹氷ができるというわけである。
 樹氷のある景色を期待しながら、山麓の駐車場を出発。麓では、ほとんど雪はなかったが、3合目を過ぎると、積雪状態となり、雪を踏みしめ植林地帯の登山道を登っていく。
 5合目の避難小屋でしばし休憩。ここから7合目には20分で到着。ここにはお堂や不動明王像があるが、その像の片側には、樹氷が貼り付いていた。山頂での樹氷の景色に期待が膨らむ。
 ここから山頂までは尾根伝いの冬道を進む。急に風当たりが強くなってきた。温度計は-5℃を示していた。木々の幹や枝にも樹氷が貼り付き、辺り一面白一色の世界になってきた。しばらく急な斜面を登っていくと標高1110mの山頂に到着。この時はガスのため周辺の山々の展望はなかった。
 この後晴れてくることを期待しながら、スノーシューを装着して、イハイガ方面に向かう。竜王山への分岐付近の尾根での樹氷が一番見応えがあるので、それを見に行くことにした。
 その尾根での樹氷は、15cmぐらいまで成長していた。見応えのある状態ではあったが、空が白く曇っていたので、映像的には映えない状態だった。青空になるのを待ちながら、ここで昼食休憩。 30分待ってもガス状態は続いたため、再び山頂に戻りガスがとれるのを待つ。 が、なかなか期待している青空にはならなかった。また来ようということで、下山開始。1時間半で駐車場まで戻ってくることができた。
 また次回、天気予報をよく見て、樹氷が育っていて、しかも青空の日に訪れたいものである。


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