湖北・横山岳

日   程: 2014年6月8日(日)
天   候: 曇り時々晴れ
参 加 者: Y永(CL)、K村(記録)

コースタイム:白谷登山口駐車場8:30…コエチ谷登山口8:34…9:16鳥越峠9:27…11:02横山岳11:10…11:27東峰手前の尾根(昼食)12:04 …12:10東峰12:13…(ブナ原生林)…13:26林道…14:02白谷登山口駐車場


 

記   録

天気予報では曇り所によりにわか雨ということだったが、実際には少し青空も見え、風は弱く、蒸し暑さを感じるような天候だった。
コエチ谷登山口から鳥越峠を目指しての登りは、急な斜面で、少し登ると汗が吹き出てきた。その谷間で、アカショウビンの鳴き声を聞いた。あの独特な鳴き声を何度も聞かせてくれたが、姿を確認することはできなかった。
鳥越峠から横山岳への尾根道では、ヤマボウシの白い花をたくさん見ることができた。また幹周り2m以上のブナの大木にも出会えた。
横山岳山頂は周りに樹木があり、展望はあまりよくなかった。
横山岳と横山岳東峰の間の尾根で、展望のいい所があったので、そこで昼食休憩をとった。そこからは、余呉湖や竹生島や沖島が展望できた。
東峰から南に延びる尾根を通って下山する計画だったが、その尾根に出る所を探してみたが、踏み跡はどこにもなく、薮状態で通行は困難であるため、諦めて、東尾根コースの登山道を通って下山することにした。「ブナの原生林」と案内図に書かれていた所を通ったが、そこはブナの木ばかりの地帯がかなりの間続いた。これまでに、ブナ林はよく見てきたが、これだけのブナだけの林を見たのは初めてだった。
東尾根を下り、林道に出た。林道を通り白谷登山口の駐車場に向かう途中で、ニホンカモシカと遭遇した。こちらがじっとしていると、むこうもしばらくじっとしていた。やがて道を横切り、反対の薮の中に消えていった。
今日の山行では、珍しい動物達に遭遇したことと、ブナだらけの林の中を歩けたことが、特に印象的だった。
沿面距離10km、行動時間5時間37分だった。