富山・猿ヶ山 山スキー

日   程:2014年2月16日(日)前夜発

天   候:曇り時々晴れ風強し     
参 加 者:Y森(CL)、N村、M氏(一般)の3人

距   離:片道 約3.5km

累積標高差:1,221ピークまでで約850m
雪のコンディション:重い雪、氷化している箇所もあり  
コースタイム:   
出発 彦根に前夜 20時  
8:25小瀬集落発(420m) → 8:50急斜面とりつき(460m) →10:35 907ピークに出る→10:50 950mで休憩10:55→ 11:22第一鉄塔(1,010m) → 11:45第二鉄塔(1,120m) →12:05 1,221ピークで終了12:30→(滑降) →13:40 600m地点で休憩 13:45→ 14:20小瀬集落着(420m)

 

記   録
 前夜は、日照岳に行く予定だったので荘川の道の駅で仮眠。早朝10センチの粉雪。今日の日照岳は、さぞいいだろうと心ワクワクしながら準備をすませ出発。車を進めてすぐに白川郷まで通行止めの電光掲示板の表示。ええっ、聞けば、国道が雪崩で埋まり通行ができない状況だという。仕方なく他へ転戦。御前岳前衛と迷ったが、相談の上、猿ケ山(富山県)に決定。地図もバックの中にあった。(^O^)/  車を走らせ8時過ぎに小瀬集落に到着。先行者はあるだろうとの予想に反して、デポ車はなかった。トレースなしか、(-_-;) 仕方ない、とにかく行けるとこまで行こうと8:25にスタート。約1時間遅れ。今年は小雪だが、一昨日の雨が雪だったようで重い雪が30センチくらい積もっている。でも昨夜のあの荘川の軽い新雪が、ない、ない。このあたりでは降っていなかったようです。選択ミスか。(-_-) でも私達は行きます。とにかく楽しみましょう。
 林道をしばらく進み、小さな谷を登って行きます。谷はまだ、水が出ている状態で雪は少ない。MさんとN村さんが交代でラッセル。ちょっといい斜面は帰りの滑走のために迂回して登ります。谷を登り杉林を抜け疎林の急斜面を登り、やっと稜線にでると・・・風は強くパウダーは飛ばされ、そして固い雪面が待っていた。でも稜線上の大きなブナに癒され進みます。雪をまといとっても綺麗。時おり青空もみえるのですが、すぐにまた雲に隠されます。お二人に遅れをとりながらもなんとか950m地点で追いつき休憩。五箇山ICがすぐ近くに見えます。さてここからが大変、新雪は吹き飛ばされ雪面はガリガリ、クトーをつけて登ります。氷化している斜面は嫌いです。怖~い。でも第一鉄塔を過ぎると雪も少し、良くなり、稜線を少しトラバースぎみに登り、第二鉄塔へ。本来なら、遠くの山々が見渡せる標高まできているのですが、見えません。木々に付いた霧氷を見ながら1,221ピークに到着。
 山頂まで登る時間はあるように思われますが天気は曇り、強風、帰りの滑りも楽しめそうにないので、ここで終了することにしました。日照岳からの急な変更ですからと言い訳。(*^^)v  ピークで休憩後、いざ滑降。最初の斜面は、な~んかバランスを崩しやすい変な雪。第二鉄塔から下は尾根のやや左を滑る。ここは、まずまず。第一鉄塔までのトラバースの斜面はなかなか良い雪、途中から尾根に戻る。そして問題のカリカリ斜面。怖いので一歩一歩階段歩きで下りる。そして雪庇近くの尾根上を途中から一気に直滑降で滑り登りあげる。ほぼ平らな尾根はブナにあたらないように気を付けて滑り、907ピークからは、やや重の新雪斜面を苦労しながら滑り、上の林道に出る。ここからの一枚バーンが本日一番の雪の良さ、シュプールを描き満足。登ってきた谷をトラバースで滑り下の林道に出てからは、朝、自分達がつけたトレース上を滑って無事小瀬集落車デポ地に到着。
今日は、登りも下りも手こずる山行でした。でも、やっぱり雪の上は楽しい。ドタ変更した山行にお付き合いいただきありがとうございました。今日の変更が経験として今後に繋がることを信じて頑張って続けて行きます。(なんか五輪の選手みたい)

記録Y森

 

 

林道を進みます。平年の半分くらいの積雪か?
林道を進みます。平年の半分くらいの積雪か?
谷割れ横をN村さんのラッセルで登ります
谷割れ横をN村さんのラッセルで登ります

もう少しで尾根です。Mさんのラッセル。お二人に感謝です。
もう少しで尾根です。Mさんのラッセル。お二人に感謝です。
木(気)になるボール。何かな?
木(気)になるボール。何かな?

危険な雪庇の通過。あと50センチ左が安全?
危険な雪庇の通過。あと50センチ左が安全?
雪庇のある稜線から五箇山ICを見下ろす
雪庇のある稜線から五箇山ICを見下ろす

1,221ピーク到着。天気悪いけど、霧氷はきれいです。
1,221ピーク到着。天気悪いけど、霧氷はきれいです。
さあ、滑降です。 あっ 青空だ~
さあ、滑降です。 あっ 青空だ~

第二鉄塔まで滑り込むと前方の山も見え始めました。
第二鉄塔まで滑り込むと前方の山も見え始めました。
第一鉄塔下、カリカリバーン下の雪庇の尾根滑り
第一鉄塔下、カリカリバーン下の雪庇の尾根滑り

どこを滑るか思案中、うん、このラインがいいなN村さん
どこを滑るか思案中、うん、このラインがいいなN村さん
稜線上のブナを楽しんで滑りましょうN村さん
稜線上のブナを楽しんで滑りましょうN村さん

最後の一枚バーン,重い雪だが、ナイスV N村さん
最後の一枚バーン,重い雪だが、ナイスV N村さん
お絵描きに夢中
お絵描きに夢中