日 程:2014年1月3日(金)
天 候:晴れ一時ガス
参 加 者:Y森 N村さんの2人
雪のコンディション:重雪
集合 T橋邸P 7:00 登山口7:30
コースタイム:
7:30登山口 (230m)→8:10一合目(420m)8:20→9:002合目半(スキー登行670m)9:10→9:20三合目(760m)→9:40五合目(890m)9:50 →10:05五合目半避難小屋(890m) →10:50
8合目(スキー担ぐ)11:00→11:55伊吹山山頂(1,377.3m)12:25→13:05五合目半(大休憩)13:28→14:00一合目(420m)スキー担ぐ14:10→14:27神社横下山(220m)
(距離 往復10,6K 標高差 1,150m)
記 録:
年の初めにとN村さんと二人で伊吹山に山スキーに出かける。準備を済ませ登山口へむかうと布村さんから少し遅れるとの連絡を受け一足先に1合目までスキーを担いで出発する。1合目までは雪が溶けて、ほとんど泥道状態。やっと1合目につけば、「えっ、雪がない」奥の方に少しある程度だ。トイレ前で少し荷をおろして休憩。その後仕方なくそのまま担いで登ることにする。1合目半でN村さんが追いついてこられ、ここから二人で登って行く。少し雪は出てきたものの、もう少し担いで登って行く。2合目半でもう大丈夫とシール登行に切り替え、やっと重さから解放される。3合目手前でお目当ての伊吹山がど~んと正面に現れた。山頂付近は、少しガスがかかりぎみ。でも青空に映えて美しい。
それにしても、なんと人の多いこと。あの雉や日本カモシカを見た5年前の静寂な伊吹山は、もうないのか? 3合目、4合目と登山客のルートの横を登って行く、5合目で休憩。ここまでは緩やかなので順調だ。次は7合目半~8合目あたりでツボ足に切り替えその時に休憩と決め、登って行くがしだいにN村さんと離れていく。さすがに8合目からは、背負った方が早い。スキーはさほど重くは感じなかったのに、足がつりだす。仕方なくだましだまし、ゆっくりと登って行く。急斜面を慎重に登りつめ9合目で再びシール登行にする。しかし山頂付近はガスに覆われてしまった。
山頂のお堂前に11:50に到着。N村さんからメールがあり、山頂標識近くの小屋の間の吹き溜まりにいるとのことでそちらに向かい合流。山頂標識もヤマトタケル像もガスの中、でも一応それをバックに写真を撮っておこう。今回は山頂まで行けないかと思っていたが、行けてよかった。眺望はゼロでも仕方がない。さっさと滑降準備を済ませ、12:25出発。ガスの中をいつもの崖のてっぺんへと移動するもののトレースもわからない、GPSではもう少し右。でもうまく崖の上に移動できても、このガスでは、飛び込むのは危険と判断する。登ってきたルートに移動。この斜面は人が多く、しかも重雪で、大変手ごわい。N村さんは、大きくターンをして下りていく。でも私は斜面が急すぎで一歩一歩階段歩きで下りていく。少し下りると滑ることができた。ガスが取れはじめたので、いつものルンゼにトラバースするも藪がまだ埋まっておらず、顔に当たらないよう気を付けながら移動。急斜面直下に出た。ゴロゴロとした雪の塊の上に少し新雪という感じの斜面で、雪の塊は意外と固く跳ね返される。まっさらな斜面を選んですべると滑り安い。ここから5合目半までの大斜面がとっても良い。眼前には琵琶湖、霊仙山が見えます。雪はモナカ雪の表面がやや溶けた感じで、滑るとシャラシャラと音がします。重い雪ですが大きくシュプールを描いて滑走。
5合目半の避難小屋前で大休憩。眼前の景色を見ながら、温かい紅茶を頂きます。やっぱり楽しい、来て良かった。3~2合目へは、北西側の旧ゲレンデを滑り、雪が消えそうな2合目にでて、雪がほとんどない1合目へ向けて(東側)左端を滑ってなんとか今日の最後を締めくくり1合目に到着。ここからは、もう担いでおります。ドロ道歩きです。神社横に14:27下山。今シーズン初めての山スキー、重雪で手強かったけど満足です、N村さんありがとうございました。