湖北 行市山~玄蕃尾城

山域・山名: 行市山(659.7m)~玄蕃尾城

日   時: 2013年 6月16日(日)

天   候: 曇り~晴れ

参 加 者: CL Y森(車) SL N野(車) Y口(車) K川 F市 A隅 Y永 Y田 T中 Iぬい B場 N村 K原(車) 体験者(T賀 H田) K部(記録) 計16名(敬称略)

 

行   程: 7:00膳所駅 7:25栗東駅集合~神田P合流~木ノ本IC K原車合流~8:40行市山登山口(毛受兄弟墓)着 車を下山口にデポ~9:10出発~9:45中谷山~11:00行市山(昼食)11:40~13:20刀根越~13:45玄蕃尾城跡14:20~15:15柳ヶ瀬バス停~登山口(車)~木ノ本IC~神田P~17:15膳所・栗東駅解散

 

記   録

6月の木漏れ日の中を登っていく
6月の木漏れ日の中を登っていく
ササユリも出迎えてくれました。
ササユリも出迎えてくれました。

 梅雨とは思えない今年の6月。前日に雨が降り心配されたが足元も影響なく、暑いが前半曇りあり、木々を抜ける風もありで天候としてはまずまずの天気。始めだけ急登と聞いての登り、そんな急登でもないと余裕の顔をしていたら、所々急登に短いが出会う。しかし、しんどい山ではない。行市山まではあと○○mと標識もあり、少ないが花を楽しみながら、ゆったり歩くことができる。

行市山山頂にて
行市山山頂にて
変わった形のブナの木
変わった形のブナの木

 中谷山砦跡では後ろにひっそりとササユリが咲いていて和ませてくれた。また前田父子の砦、別所山砦跡は広く開けていてしばし休憩をとるのにいいところだ。そして緩やかな道を登っていくと土塁を2回ほど越えて行市山山頂に着く。行市山の山頂は開けており、余呉の街を見ながら昼食タイム。しかし、開けすぎていて影がなく暑いのがたまに傷である。全員で記念撮影完了。行市山を出発すると、すぐに三叉路のようになった道がある。標識はなく迷うが、ここは左にとって歩く。暫くすると熊笹の道になるが下見の時は多いかぶさる程の笹であったが、今日は、刈られていて歩き易く整備されていて感謝です。半袖の方もいらっしゃいましたが、長袖の方が笹を防げて良いと思いました。それを抜けると山頂から約30分で変わったブナの木に出会いました。そこから50分くらいで地図上には展望良しのマークのところに着きましたが、木々が伸びて展望なしでした。

刀根越に下りるところはとっても急な坂
刀根越に下りるところはとっても急な坂
刀根越の標識
刀根越の標識

 約2時間弱かけて刀根越にでれば玄蕃尾城跡はすぐ上です。柴田勝家が戦のために、すばらしい砦を建設されたのだなと思うと同時に、それを活かされないまま退陣せねばならなかった無念にも思いを馳せます。行市山の各砦を馬で駆け抜ける道だったとか。

玄蕃尾城の案内板の前で
玄蕃尾城の案内板の前で
玄蕃尾城跡は整備され、気持ちの良い城跡です
玄蕃尾城跡は整備され、気持ちの良い城跡です

 今回の山行は20歳代から70歳代まで各年代の方々の参加となり、幅広い交流山行になりました。花はイチヤクソウ、エゴの花・ササユリ・小紫陽花・ヤマボウシ・ヤマツツジなど、この時期ならではの花々に今年も会うことができました。たくさんの史跡に触れ、山好きは歴史好きでもあるんだなと皆さんの話を聞いていて博学だなと感心しました。当番でもないのに車を出してくださったY口氏、体験班を担当くださいましたK原氏に感謝いたします。ありがとうございました。

空堀でしょうか?
空堀でしょうか?
玄蕃尾城,土塁の上にて
玄蕃尾城,土塁の上にて

説明版前で、ちょっとお疲れモード
説明版前で、ちょっとお疲れモード
昨年11月の下見から、行市山山頂から奥に伊吹山
昨年11月の下見から、行市山山頂から奥に伊吹山

(文章・K部、Y森  写真・Y森)