個人山行 京都トレイル北山東部1(ケーブル比叡~戸寺)

 【日 時】2023年(令和5年)3月28日(火)【天気】快晴 

【参加者】Y森(CL記録) K澤 Y田比 H井 Y村 Hま O本 の7人   

【データ】距離10.1K  累積標高差620m  下り1,093m 行動時間5時間5分

【コースタイム】                

  9:28ケーブル比叡駅発(690m)→9:40比叡山スキー場跡(752m) →9:50ミニ展望所(768m) →10:05山王院(707m) →10:11浄土院(最澄御廟)(667m) →10:24転法輪堂(釈迦堂)(655m)10:32 →10:55峰道レストラン休憩(690m)11:10→11:32玉体杉(710m)11:35→11:40峰辻(687m)11:43→11:51横高山山頂(767m)昼食12:20→12:40水井山(793.9m)京都トレイル上最高地点12:49→13:31仰木峠(573m)13:35→14:30戸寺集落に入る(241m) →14:33戸寺バス停着(215m)

  

【内容】 

 ~ 春の花々が咲きだした静かな比叡を歩く~

今日は、比叡山ケーブルが冬季休業で延期となった京都トレイルの5回目のルートを歩きます。八瀬までは、京都バスです。車窓から見る鴨川沿いの桜は、満開でとても綺麗で飽きることはありませんでした。

まずは、ケーブルに乗ってケーブル比叡駅で降り、京都市街を遠望した後出発します。少し歩くと昔、営業していたスキー場の跡地に着きました。私は、昔ここのスキー場で滑ったことがあります。その時はとても急斜面だと思ったのですが、今見ると、緩やかな斜面です。スキー場下のアセビを見ながら足を進めます。今日は、道々でアセビが咲き誇っていました。しばらくで、景色の良さそうな場所があったので、少し景色を眺めます。聞くと1月例会でここにきたとか。冬見る景色と春は、どう違ったのかな?京都方面と琵琶湖方面両方見えますが、今日は、春霞がかかっていて比良山系の山々は霞んでいました。。

山王院からは、比叡山の清浄な聖域となってきます。ここから、あたりは厳かな雰囲気に包まれます。手すりのある長い石段を下って行くと、浄土院がありました。ここ浄土院は、最澄(伝教大師)さんが眠っておられます。そして次に転法輪堂(釈迦堂)に到着。ここは、釈迦如来を本尊としているお堂です。建物は重文です。前庭に釈迦の生涯を描いた絵で、お釈迦様の生涯を説明してありました。

少し歩いて小さなトンネル(奥比叡ドライブウェーの下を潜る)を抜けて、しばらく歩くと、前方に景色の良さそうな場所があったので、行ってみると峰道レストランでした。ガイドブックには、「トイレあり」とだけ載っていますが、眺望良しは書いていません。考えてみると、ここは、滋賀県大津市です。京都トレイルからすれば、眺望が良かろうが関係ないのかもしれません。

しばらく峰道を歩きます。ドライブウェーと並走するようにつけられています。そして玉体杉に到着。回峰行の中では、ここ玉体杉は、京都御所を拝して国の安泰を祈る場所なのです。

 峰辻で水分補給し横高山への急な斜面を登ります。標高差80mしかないのですが、それ以上あったような気がしました。11:51横高山山頂に到着。山頂付近は広いので、ここでお昼にします。食後、水井山に向けて出発。山頂は、二こぶラクダのように下なっていて,下りてまた登り返します。水井山山頂(793.9m)は、京都トレイル上最高地点です。みんなで三角点にタッチ。振り返ると比叡山が遠くになりました。先へと進みます。

途中から東海自然歩道と合流し仰木峠を目指します。仰木峠では、自然歩道、京都トレイル、比良比叡トレイルといくつも道がありややこしいです。私達は自然歩道を少し進み、途中からボーイスカウト道に入ります。この入口の標識は見逃しやすいです。この道は、標高差355mの急な尾根を降ります。疲れた足には堪えます。ゆっくりと下りていきます。そして、亀甲谷に下りると白いカタバミの花が咲き始めていました。春ですね。そしてゲートを開けて戸寺の集落に出てバス停に到着。バスの時間を見てちょっとお買い物。今日は、比叡山の清浄な雰囲気と県境のトレイル楽しむことができました。皆様お疲れ様でした。         (記 Y森)