個人山行 比良・細川尾根から武奈ヶ岳へ

[山行日] 2022..2.10. 曇り一時小雪

 

参加者:M内、A井、K内(記録)

コース・タイム: 7:00坂本大宮川観光駐車場→8:00細川休憩所P~8:40スノーシュー装着~・10:20・706~13:15 M内、A井武奈ヶ岳山頂着~14:00頃昼食~15:00頃 標高400m付近着~16;30頃細川休憩所P着→17:00大宮

    

【記録】

 野坂行きを計画するがなかなか実施できない。今日も、雪が多すぎると松屋から粟柄関所跡までの林道の落雪が怖い、ということで中止。急遽細川尾根を登ろうということになった。

登り口の細川集落は、除雪の雪が積まれているだけで新しい雪はない。スノーシュー、ワカンをぶら下げて住宅地を抜ける。標高400m付近でピンクテープでのルート指示。赤ペンキマークの直登コースが倒木で荒れているので、巻道を作ったようだ。地元の犬を散歩させていたおじさんの話では、大雪の後細川尾根から武奈ヶ岳山頂へ登った人はまだ誰もいないらしい。

2/6の虎御前山山行ではスノーシューでずっとルート作りをしたM内さん、1/27の小女郎ケ池行きで久しぶりにスノーシューを履いた新井さん、二人とも超が付くスノーシュー元気組。私も今日はM内さんに借りてスノーシューデビューのはずだったが、何十年ぶりかの細川尾根にやや腰が引け、使い慣れたワカン+鋲付き長靴を選んでしまった。

雪がないと思ったのは始めのうちだけ。すぐに、60cm、80cmと雪が深くなっていく。

・706を越えた辺りから急斜面が始まり、雪が一気にサラサラに。スキーをする人ならパウダースノーと喜ぶところなのだろうが、深雪・急斜面・パウダースノーの組み合わせは、踏んでも踏んでも崩れてしまう恐怖の階段作り。苦闘する二人の後ろを申し訳なさに一杯の気持ちを抱えて、しずしず付いていく。ここまでは写真も控えめ。数枚だけ撮るに留めた。

 標高1000mを越えると傾斜も緩やかになって、雪の深さは遂に1mを越えた。霧氷も

付き、絶好のカメラポイントが増えていく。あれもこれもと撮っている内に、変わらない足取りで黙々と先を進む二人との間がどんどん開いていった。結局山頂着は10分遅れ。寒い中を待たせてしまった。(ほんとにごめんなさい。)

 

 天気予報通り雪がはらはら舞始め、下山を急ぐ。下りのふかふか雪は、極楽のらくちん下り。各々が好きなコースをとって尾根を踏み荒らしていく。標高800m付近の風のない場所で遅い昼食をとり、さらに下山。標高500m付近で、登りと同じ巻きルートに入る二人と別れて、私だけ赤ペンキの旧ルートへ入った。歩くつもりはなく、ただひたすらに尻滑り。

気持ちよく滑っていたが、足が枯れ木の穴に入って、ワカンが引っ掛かってしまい抜けなくなった。10分ほどかかってワカンを掘り出してやっと脱出。GPSの電池切れもあって自分の場所が分からず、大声で叫んで二人の場所を確認。そうこうしているうちにA井さんが探しに登ってきてくれた。どこまでも迷惑ばかりのK内であった。(再度ごめんなさい。🙇)