個人山行 雪の高室山を楽しむ

【日 時】2023年1月10日(火) 曇りのち晴れ時々吹雪

【参加者】 T本、I野、Nま

【コースタイム】

駐車場(9:00)・・・林道登山口ポスト(10:30)・・・高室山山頂(11:05)・・・昼食休憩場所(11:15)[20分休憩]・・・高室山山頂(11:45)・・・林道登山口ポスト(12:05)・・・駐車場(13:00)

 

 

 

 

 

 

 短時間で行けて眺めのよい雪山歩きをと高室山に出かけた。9時前に佐目公園駐車場に着いたが、平日ということもあり他の車はなかった。登山届を出して登り始めたが、トラバース様の道でどんどん狭くなってくる。どうも最初の尾根に登る道を見過ごしていたようで、10分ほど歩いた所で引き返す。

 正規の登山道を進んで佐目トンネルの上のピークで一服。そこから少しくだって急坂の尾根を登った標高520あたりでまた一服。標高600位から雪が積もっている。堅く締まった雪の上に昨夜の新雪が薄く積もっていてつぼ足でも歩きやすい。そのまま林道まで進んで、山頂への登り口でアイゼンを着けた。

 山頂付近の積雪は40~50㎝くらいで、トレースを少し踏み外すと膝上まではまる。山頂に到着した頃は風は強いものの少し陽も差してきて、山頂が雲に隠れた周りの山も少し展望することができた。倉骨山まで行こうと下りかけるとトレースがほとんど埋まっていて、ズボズボと足が埋まる。ワカンは置いてきたので倉骨山まで行くのは諦めて、少し進んだ木立の影で昼食休憩にした。

 冬型の気圧配置だったこの日、昼食中にだんだんと雲が厚くなり、風も雪も強くなりプチブリザード状態に。早々に食事を切り上げて、来た道を戻る。山頂では吹き飛ばされるとかホワイトアウトというほどではなかったが、なかなか厳しい雪山の一面を垣間見た。

 山頂から少し下ると風も雪も収まりサクサクと軽快に下る。標高600くらいでアイゼンを外し、濡れた落ち葉や木の根で滑らないように慎重に下山した。

 半日ほどの行程だったが雪山の景色や楽しさを味わうことができた高室山の山行だった。