個人山行 三十三間山~轆轤山の風力発電計画地の観察

 2022.10.18 曇りのち雨

●参加者: M内(車)、M田、K川、K内(記録)
●コース・タイム:
〇アクセス:
往路・6:30坂本大宮川観光駐車場→R161(海津まで行ってしまい引き返す)→R303→8:10熊川宿 
→(わかさC.C.)→8:20倉見三十三間山登山口
復路・倉見三十三間山登山口→(わかさC.C.)→熊川宿(昼食)→保坂→R303→広川→R161
→坂本大宮側川観光駐車場
〇倉見三十三間山登山口8:30~・301 9:30~夫婦松10:00~風神11:00~三十三間山11:20
 ~(北尾根一部)~三十三間山~風神~・301 13:10~13:50倉見三十三間山登山口14:00発

 

  ●記録:
 10/31締め切りの三十三間山~轆轤山・風力発電計画環境配慮書の意見書提出に間に合うよう、現地観察を計画した。滋賀県北部の降水確率が20%になったので行けると判断。登りは曇り空、予想以上に暑く、風もあったが汗だく。風神を経て県境尾根に立つと、轆轤山~三十三間山の尾根が一望できた。低木すらない草原が続く。大谷山~寒風の尾根によく似ている。風のせいなのだろうか?
轆轤山方面には風況観測機は見当たらず、三十三間山の近くに立っていた。標高781m、三十三間山までは15分くらいの位置。添付の看板写真で分かるように、一枚は国有林借り受けの看板。申請者は(株)ジャパンエンジニアリング、用途:風況観測機、期間はR4.3.17~R6.3.31。もう一枚は、福井県が出した「保安林内作業許可済証」。R2.21~R6.3.31。野坂・庄部谷山~芦谷山のGPIによる風況観測機は、ブナ巨木を伐採して設置されたが、三十三間山の方は草原なので伐採の必要はなかったようで、知らぬ間に機材空輸で簡単に設置されてしまった。
 気を取り直して、少し黄葉が始まっている三十三間山へ。山頂にはブナ林が広がっていた。野坂は巨木林、下谷山は瀟洒な美人ブナ林、三十三間山はちょっと野性的。それぞれで様子が異なるのが面白い。
霧が出てきて幻想的な雰囲気になってきた。取り合えず北尾根に入り樹木の様子を見ることに。最初の鞍部への急こう配地点で引き返し、山頂に戻り昼食をとろうとしたが、雲行きが怪しい。遂に降り始めて、結局轆轤山方面へは進むことができず、雨具を着け下山を急ぐ。小降りになったと思って食べ始めた途端にいよいよ本降りに。倉見の登山口までずっと降られっぱなしだった。
帰路大津付近では道路は全く濡れておらず、日本海側だけの雨だったようだ。「弁当忘れても傘忘れるな!」、裏日本で育っていながらこの格言を忘れていた。相変わらずの天気の読みの甘さ。猛省・・。      

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