個人山行 比叡トレイル 宮メズラ・魚ノ子山から比叡山横川へ縦走

【 実施日】  2022.4. 30(土) 快晴

K原(CL)、M田、N西(感想)

 

9:11還来神社前バス停―9:25登山口―10:25宮メズラ―10:35魚ノ子山―12:30梶山―昼休憩―小野山―14:10仰木峠―15:05横川駐車場

距離10.4km  上り:1165m 下り:780m

 

 

 なんと興味深い山名、“宮メズラ”と“魚の子山”とは。宮メズラから大尾山までの未踏ルートを歩き、比良から比叡、音羽山、立木山まで繋げたいと思った。

 バスの乗客は多かったが、還来神社前で降りたのは私たちだけであった。皆さん坊村に行かれるのか。無事の帰還を願い参拝者が訪れる還来神社を参拝して、道路向かいの登山口から比良比叡トレイルコースを歩きながら、採石場の上を通り宮メズラを目指す。樹々がうっそうと茂り、曇り空なら暗い登山道だが、今日は昨日の雨が嘘のような雲一つない青空で、木漏れ日が差し込み明るい。どこから飛んできたのだろうか藤の花びらが舞い落ちている。何かと思えば行く手にヤマドリの親子がいる。可愛い雛鳥がこちらに歩いてくる。木には“比良比叡トレイル”の黄色いテープがしっかり巻かれているが、分岐で地図を確認しないとうっかりすると見落としてしまう。

  採石場の上の登山道は低木が生い茂り新緑が眩しくてきれいだが、下を見下ろすと景色は一変、禿山で岩肌が露出している。宮メズラまでは急登が続く。登り始めて1時間程度で宮メズラ到着。次の魚ノ子山はすぐだ。どちらも展望は期待できない。マイナーな山なのに表示プレートはたくさんある。県境を歩き進むと、滋賀県側は植林地帯になり、なんとも不気味だ。京都側は自然林で陽が差し込み、西側と東側とでは全く違う景色だ。滋賀県の伊香立と京都大原の小出石を結ぶ峠道を通過する。植林地帯に咲いていた数本の紅紫色のクリンソウが何とも健気で癒された。

 アップダウンを2回ほど繰り返して12時30分、梶山に到着。ここも展望はなかったが、その少し手前の鉄塔からは琵琶湖を眺めることができた。梶山の他に大尾山と童髯山(どうぜんざん)と3つの名前がある。テープが至る所に巻かれており表示もあるが、コンパスを使って行先を確認しないと、うっかりすると大原方面に行ってしまいそうになるため要注意。フカフカとした枯れ葉の上を歩いていく。梶山から少し歩いて、樹木の間から琵琶湖が望めるところで昼休憩とする。

 林道を経由して小野山に向かう。シャクナゲはまだ咲いていないようだ。植林地帯を歩き進み、そろそろ西にカーブするところがあるはず。GPSを確認する。あれ?小野山を少し通過してしまったようだ。目立たないピークだったのだろうか。先に向かって歩き進めると視界が開けた。琵琶湖大橋の向こう側に御池岳見える。伊吹山も見える。今日一番の展望ポイントだ。仰木峠でも地図を見て行先を確認して登っていく。そしてトンネルを抜けるとご褒美が待っていた。新緑の中に真っ赤に色づいたもみじが鮮やかで、目を楽しませてくれた。

 横川からシャトルバスに乗り、そしてケーブルで下山。雲一つないすっきりしたお天気のお陰で、ケーブルからの景色は絶景。青い琵琶湖とその奥の山々がくっきり見えた。家の付近から見える周囲の山々で、まだ行けてなかったコースを歩くことができてよかった。横川までの階段の登りはきつかったが、お陰で帰宅してからの一杯がなんとも美味い。今晩はゆっくり休養して、次回に備えようと思う。お天気に恵まれたお陰で、低山ながらとても気持ちの良い山歩きとなった。