ダイヤモンドトレイル分割縦走四回目(岩湧山3合目~岩湧山山頂~施福寺)

 【日 時】2022年(令和4年)4月20日(水)  

【天 気】快晴

【参加者】Y森(CL) K間(SL) S井 S口 H井 Y村 A隅の7人

【データ】距離15.4K   累積標高差1,530m   行動時間8時間4分

【コースタイム】

 8:37紀見峠(225m)→9:58岩湧山三合目(650m)10:07→11:35東峰→11:48岩湧山山頂(897.1m)昼食12:22→13:23カキザコ(460m) →13:42新関屋橋(280m)13:52→14:29ボテ峠(480m)14:35→14:39追分け(355m)15:06→15:26槇尾山,施福寺(470m)16:13→16:40施福寺駐車場着(270m)       

 

~岩湧山山頂の大眺望、そして終点の施福寺へ、ダイトレ縦走達成~ 
【内容】            
 今日は、ダイトレ分割縦走の最終日です。和歌山県の紀見峠駅から歩き出します、まずは、岩湧山三合目を目指します。 この道はダイトレに繋がる重要な道です。半分が林道ですが、けっこう急斜面です。一回、休憩を入れて10時前に岩湧山三  合目に到着。紀見峠駅を出発して、ここまで標高差400m以上登ってきました。しんどいですが、ここからが本来のダイトレです。
 休憩後出発、しばらくは緩やかな道でスミレやアオキ、ユキザザ等の植物を楽しみながら歩いて行きます。根古峰の石碑を見た時、表面が加工され、ダイヤモンドカットに見えるように磨き上げられていました。今まで何回もこの石碑をみていたのに今、気が付きました。ここから少しずつ登って行きます。岩湧山直下に来ると山頂一帯が山焼きされているらしく山全体が焦げ茶色になっていました。草木は生えていません。そんな中ワラビが顔をのぞかせていました。山頂へは、例により階段です。山頂標識と三角点とダイトレの石碑がありました。やっとここまで来ました。見渡す限り焦げ茶色。でも秋には一面のススキで素晴らしい山になるのです。振り返えると金剛山、葛城山、端っこには、ダイトレ最初の山、二上山と越えてきた峰々が目に入ります。施福寺があるお山も見えます。あと少し残っているけど、よ~ここまで来たな~という思いでいっぱいです。空気が澄んでいれば淡路島、高野山、関空、六甲の山並みも見えるようです。山座同定の石版もありました。4方向に分かれていて、それぞれの方向に見える山が描かれていました。少し風はありますが、ここで景色を楽しみながら昼食とします。
 昼食後スタートです。少し下りると木々の中に入ります。ここから緩急ありますが、ずっと下りです。少し遅れているので、休憩は短時間で済ませます。ツツジも咲きだしています。新関屋橋まで下るとトイレがあったので休憩を入れます。ダイトレは良く考えられていて、トイレも所々にありますし、ベンチも豊富に配置されています。何よりも標識がしっかり置かれていて、安心です。
休憩後、橋を渡って、民家の中を歩きます。今までのダイトレではなかったことです。コンクリートの階段や、幅1mに満たない小道もダイトレ道です。そしてここからボテ峠、番屋峠と二つ峠を越えて、下ったところが追分けです。ここで休憩し最後の登りに備えます。さあ、あと少しで施福寺です。最後の急な階段を登りきった後は、トラバースぎみに施福寺への道に入って行きました。本道手前でダイヤモンドトレイルの大きな標識があり、その下に起点の石、ダイトレ石碑「施福寺」がありました。ちょっと狭かったのですが記念写真を撮りました。そして本道に行って西国三十三所観音霊場第四番札所「施福寺」の御朱印を頂きました。施福寺は、今まさに春を迎え色んな花が咲きだしていました。
そして感謝の大休憩です。東南方向に先ほど昼食を取っていた岩湧山が見えています。あそこから来たんだ。いやいや本当は45K歩いてここまで御朱印を頂きに来たのです。(取り付きの道も含めると74.3Kありました)
ここから少し歩かなければなりませんが、タクシーを施福寺駐車場に来てもらうように予約しています。その時間まで少し余裕があるので、ダイトレを歩いての感想(特技もOK)を披露して頂きました。皆様長~い時間を一緒に歩いて頂きありがとうございました。やり遂げるということは満足できますね。縦走はやっぱりいいですね。やったぞ~感に満足です。
さあ、最後駐車場まで下山しましょう。この道(歩くしか方法はなし)は1K弱ありますが下りも20分以上かかります。なんと標高差200mあります。ここを登って(登りは30分以上かかる)よく参拝に来られますね。超難関の西国三十三所観音霊場四番札所でした。私達、帰りはタクシーで楽をさせて頂きました。足はもう疲れ果ててボロボロです。(記 Y森)