個人山行 ダイヤモンドトレイル分割縦走三回目(千早峠~岩湧山三合目)

 ~歴史の道からお花の道へ、春を楽しむ~

【日 時】2022年(令和4年)4月12日(火) 【天気】晴れ

【参加者】Y森(CL) Nま(SL) H井, S口, S井、M田の6人

【データ】距離 16.3K  累積標高差 850m 行動時間 6時間41分

【コースタイム】              

 9:20ロープウェー前バス停(640m)→10:15千早峠(784m)10:21→10:47金剛トンネル

 (692m) →11:01行者杉(715m)11:09→11:30杉尾峠(692m) →11:45タンボ山(763m)  →11:59西ノ行者堂(733m)昼食12:25→12:56山ノ神(450m)13:00

 →13:00紀見峠(390m)13:20→13:54天見駅道分岐((385m)14:00

 →14:05ボ谷ノ池(423m) →14:56岩湧山三合目(650m)15:02→16:02紀見峠駅(222m)

 

 

【内容】  

 ロープウェー前にバスが到着するとタムシバの花が、私達を迎えてくれた。ちなみにロープウェーは営業していません。

 トイレを済ませ、出発。今日はダイトレ3回目。行程中では一番楽なコースです。まずは先日下りてきた池の川谷林道を

 登っていきます。急な登りではありません。

 

 約1時間で「千早峠」に到着、今回は有名なピークがないのでこの千早峠で記念写真を撮ります。説明板に、この峠は幕末に

 天皇新政を実現させようとして天誅組が通った道だと書かれていました。

 

 さあ、ここからがダイトレの続きです。階段が続くのかと思いきや今回はなだらかな階段のない道、あっても段差も低いものが

 続いていました。このあたり杉が多いのか今日は、花粉は飛んでいないようです。今の季節は檜花粉が主流のようです。

 木々は、枝打ちもされて背が高く手入れがいき届いているようです。「行者杉」では山桜が咲き、休憩には良い所です。

 休憩していて、ふと前を見ると行者杉の標識の設置者が和歌山県となっていることにメンバーが気づきました。

 ここは和歌山県。ダイトレは奈良県、大阪府そして和歌山県も通っているのでした。

 

 「杉尾峠」を越えるころから、お花が増えてきました。一番の感動は、ショウジョウバカマの群落です、

 今までこの花が群落となって咲いている所は見たことがありませんでした。右も左も素晴らしい光景でした。

 スミレ、ミヤマシキミ、ツツジ等も咲いています。

 今までダイトレの階段の辛さばかりで、初めてゆとりを持って春を感じることができました。

 

 「西の行者」で昼食としました。ここにはベンチもあり、眺望はありませんが、高い木々が日差しを遮ってくれるので、

 暑くなく良い場所でした。     

 その後は、小さなアップダウンを繰り返し、しだいに下りが基調となり紀見峠に出ました。ここには、トイレもあります。

 少し道路を歩いて、「情緒の道」という石碑とダイトレの石碑「紀見峠」があるところを右に入って行きます。

 ここからが後半戦です。最初はまだ、緩やかに登ったり平坦な道もあったり、標高380mの天見駅分岐で一休み、

 ここで時間に余裕があることを確認し、今日は、少しでも先を目指して岩湧山三合目まで行くことしました。

 標高400mを超えると「ボ谷ノ池」がありましたが、草が伸びて池には見えませんでした。

 

 

 さて、ボ谷ノ池を越えると、登り基調になってきました。地図を見るとなんと200m以上の登りになっています。

 そのほとんどが階段でした。最後にやっぱり、心臓破りの階段が待っていました。健脚組3人が先に歩き、ちょっと遅れて3人が

 登って行きます。途中一度の休憩を入れ、15時前に岩湧山三合目に到着しました。しんどかった。さあ休憩。

 ダイトレは、あちこちにベンチが用意され、どこでも休憩できます。

 

 休憩後、紀見峠駅に向けて下山します。これが長い。4回目はこれを登るのか・・・と思いながら下って16時過ぎに

 紀見峠駅に到着しました。ここは和歌山県。さあ近畿の北国、滋賀県まで帰りましょう。お疲れ様でした~。  (記 Y森)