個人山行　東山～行者山～雲洞谷山

【報告】

　去年のリベンジで雲洞谷山に行った。思ったより道が荒れていて苦労した。珍しく若い女性が二人バスに乗っていた。蛇谷ケ峰に行くらしい。支所前で降りて、寺の墓地を抜けて登山口まで行く。フェンスの扉を開けて通過し「近畿自然歩道」の標識のある所から山道に入る。明護坂近くにお地蔵様があるはずだと探したが見つからなかった。M下さんがここにあると教えてくれた。古い記憶で左側にあると思っていたが右側にあった。明護坂から左の道に入る。良く踏まれた道だ。市場の街を左に見ながら尾根を行く。紅葉する木は無くくすんだ緑の木々が並ぶ。緩くピークを二つほど越えると東山への急な登りが始まる。以前の記録では「短い急登をすますと」と書いてあったが、今の私には十分長い急登だった。少し緩い登りとなり古い標識を見れば東山の山頂だ。少し休んで行者山へ向かう。尾根伝いに幾つかピークを越えて行く。地図では緩い登りなのだが、今の私にはなかなか急な登りが続く。平坦な尾根から急な登りとなり、やっと緩くなれば行者山も近い。少し急な斜面を登って広いピークに立てばそこが行者山です。昨年の12月は雪がありここから引き返した。今日は先に進む。

　少し下れば岩瀬への分かれだがはっきりしない。鞍部より急な登りとなる。山に来て急な登りが嫌とは我儘か。南へ尾根の向きが変わり緩く左へ曲がる尾根を行くと571mピークだ。木に「471」と書かかれたテープが巻いてあった。ここで磁石を出して方向を確かめて東へ進む。すぐ先の鞍部から嫌な？登りが始まる。要所にテープはあるが荒れた道が続く。前回はこの尾根を歩かず、右の斜面をトラバ－ス気味に進んだ記憶があるが、それらしい分岐は見当たらなかった。コ－スが変わったのかも知れない。長い

登りが終わって開けたピークに出た。ここが山頂なら嬉しかったのだが、残念ながらまだまだ先のようだ。ポカポカ陽気で気持ちが良かったので休憩する。ピークに着くたびにここかここかと思いながら進む。短い急登をすますと雲洞谷山の山頂に着く。以前の記憶と全く違うが20年もすれば木も伸びるだろう。古びた「大彦峠」への道標は残っていた。ノンアルコ－ルを飲んで引き返す

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　行者山手前の鞍部で岩瀬へ下る道を探す。入口はわかり難かったが、左の尾根に出れば良いので進むと道に出た。地図にはしっかり道の記号が書いてあるが、何ヶ所も倒木で道が塞がれて通れない所がある。巻き道も傾斜の強い滑りやすい斜面になっていて気を使った。急な尾根の下りが続き、眼下に谷が見え始めると、道は滑りやすい斜面となり、へっぴり腰で下って行く。分岐から45分もかかってようやく谷に出たが、ここからも道が良く判らない。それでも下るにつれ踏み跡もしっかりして来た。10分も下れば貯水タンクに出る。ここからは車道となる。フェンスの扉を開けて進むと広場でゲートボ－ルをしていた。痛む膝を庇いながらブラブラといて学校の裏からバス停に着いた。朝バスに乗っていた女性もやって来た。最初に若い女性と書いたが見間違いだったようだ。