個人山行 栃ノ木峠から音波山の尾根を歩く~余呉・南越前ウインドファームの林道調査

 【日程】2021.8.24(火) 曇り時々晴れ(最後は土砂降り)   

【参加者】K内(車・軽)  走行距離 180km(90km往復)

【コース】大津自宅発7:30→10:00栃ノ木峠~10:50林道と合流~

 12:00 △765.0(栃ノ木)電波塔~12:45風況観測塔~(13:10熊糞)~

 13:30 △872.7(音波山)14:00~14:20観測塔 ~16:00林道合流~

 16:15栃ノ木峠車着→(湖西道路渋滞)→自宅着19:30

【アクセス】(湖西道路→(R161)→疋田→(R8)→(R365)→栃ノ木峠 

(所要時間1時間45分のはず・・が、何故かわざわざ北のヘアピンカーブを使って栃ノ木峠

 にたどり着いた・・。それもヘアピンカーブの入口が分からず、今庄付近まで北上した後で・・。腐れナビ!!)

 

【記録】

 予定は未定である。ベルク余呉スキー場への入口付近から林道を歩き始めるつもりが、

 栃ノ木峠にある神社そばのPに駐車。最短距離を取って尾根らしきものを直登。

 スッキリしたブナ林の中の登りで、踏み跡もあった。気持ちよい汗をかいた後10:50に林道に合流。

 覚悟はしていたがひどい工事だ。10年以上前に会の30周年?記念行事(県境踏査)でここも歩いているはず

 だが、ブナ林の中の静かな道の面影は全くない。

 (もともと関電の送電線の真下なので、風があるとぶんぶんと送電線の風切り音がうるさくはあるが・・。)

 送電線を離れた後も風況観測塔までこの林道が続く。すぐ合流するのに何故2本も同じところに付ける必要がある

 のか?もっとうまくユンボを使えんか!!等々、素人目にもひどい作業だ。

 灌木の中を通っている場所も少しあるが、大部分はブナを切り倒している。

 国有林界だけは守られているようで、ぎりぎりまで切り開いているところもある。

 こんな作業を許可した三日月知事をののしりながら、ひたすら写真を撮り続ける。

 観測塔は音波山山頂ではなく手前4分の1くらいのところに立っていた。

 

 風況の塔の建つ北側の谷に、根こそぎ倒れたブナの木が何本も見え、国有林でも遠慮なしか!!

 色めき立ったが、これは前回の強風台風の仕業らしい。風の通り道になる場所だから、

 この場所を選んで観測塔を建てたのは正解なのかもしれないが、同じクラスの台風が来た時、

 発電機は耐えられるのだろうか?

 

 塔の後は笹の林床の中の踏み跡を音波山までたどった。 登山道につかず離れず、ピンクのテープが下がり、

 3cm角の測量杭と白いロープが続く。ここのブナ林は何故か細い樹々が行儀よく並んで高くまっすぐ伸びている。

 音波山山頂近くに、惚れ惚れするような素敵な巨木が2本あった。

 

 音波山まで後10分というあたりに、熊糞があった。古いものからつい最近の新しいものまで4~5回分。

 頑張れ熊公!!と密かに声援を送った。(笑)

 最後は降り始めた雨の中を登りとは別の尾根にあった里道を下った。この道も神社脇まで付いていた。