比良シリーズⅤ 神璽の滝~武奈ヶ岳~金糞峠

日   程: 2015年6月6日(土)
天   候: 曇り時々小雨
参 加 者: M田(CL)、T中博(SL)、K原、A部、M内、B場(記録)

コースタイム: イン谷口P7:00~登山口7:35~7:50神璽の滝8:05~神璽の谷入口8:50~9:20ロープウエイ山上駅跡9:27~10:45細川越直下10:55~細川越10:58~11:30武奈ヶ岳(昼食)11:55~12:21コヤマノ岳(標識板あるところ)~13:35中峠通らずに東寄りの尾根を下り大橋への標識板ある分岐点へ13:45~大山口14:30~14:55Pイン谷口


記   録

 前夜は雨が激しく降っていたが、朝には回復するとの予報を信じて山行が決行された。
 下界は予報通り朝には雨が止んでいたが、山中に入ると下草と霧雨が衣服を濡らすのでカッパを着用する。カッパを着用しても暑くない気温である。
 ロングコースのため早朝出発で空気もひんやりとしていたが、今は廃止になっているリフト乗り場に行くアスファルト道の登りをあるくと暑くなる。山道になると、ほどなく釈迦岳との分岐となり、左道に進むと10分ほどで神璽の滝入口である。

神璽の滝
神璽の滝

折角なので滝に下りる。ひんやりとした空気の中の滝は美しく、夏場は涼しかろう・・、と思う。登山道に戻りオールラウンド部恒例の先頭を交代しながら、歩く人も少ないのであろう荒れた谷沿道をルートを探しながら歩く。途中赤い鳥居と灯篭があった。下山には何度か通っているが初めて見たような気がする。樹林帯の中から突然のように神璽の谷に下りたつ。これからのルートが山行目的の難路である。振り返ってみると入り口にテープがついている。が、ちょっとわかりにくい感じに思った。先頭を交代しながらの、トップは地図読みベテランの博子さん、赤ペンキマークに従って尾根にとりつく、と、後ろからK原氏の尾根にとりつくとそこは神璽の谷では無く、尾根ルートとの声が・・、巻き道の尾根コース
らしい。協議の結果目的通り難路の谷に行くことにする。が、歩きやすいところは谷から外れ山の斜面にとりついて最初取りついた尾根の谷を挟んだ尾根を登ることになり、登りついたところは、ロープウエイの山上駅跡だった。ロープウエイの巡視道だったようでところどころにテープもついていた。結果的には安全なルートを歩け、また、はじめてのルートを知ったことはそれはそれでよかったが、何年ぶりかの神璽の谷を歩けなかったのは後ろ髪ひかれる気持ちもあった。

比良大明神?
比良大明神?

 天気のせいか登山客もまばらな登山道を八雲ヶ原に向かい、広谷へとコースをとる。渡渉を何度かするためルートを確認しながら細川向かい、急登を過ぎると武奈ヶ岳につく。視界はゼロ、風も強いので寒さをさけて一段低い東斜面で昼食。K原氏情報ではN田さんがトレイルラン練習で権現山~高島リトル比良まで行かれる途中で武奈ヶ岳で出会えるかも・・、との事。そんな話をしているところにN田さんが到着。しばし、歓談ののち北と南にわかれそれぞれの目的地に向かう。

神璽の谷 入口
神璽の谷 入口

 私たちはコヤマノ岳方面に向かい、コヤマノ岳標識から少し下ったところから昭文社の実線ルートの中峠に向かわず、谷を挟んだひとつ東側の尾根を下る。踏み跡もしっかりついている。鞍部から、上りがないとの理由で方向を変えヨキトウゲ谷に下り奥の深谷と合流する地点にでた。そこは、大橋への標識のある場所だった。金糞峠に向かうちょっと変わった橋は新しく付け替えられていた。青ガレを通り大山口につく。ここには多くの登山者が休憩していた。下界は晴天の様子、早く出発したので下山も早くゆとりのある山行でした。自分一人で行くときは計画書のポイントは通ってもどこのルートから行くかを書いておいた方がもしもの時に探してもらえるなぁーと、思う程比良は多くのコースがあることを感じた山行でした。

武奈ヶ岳山頂
武奈ヶ岳山頂