雪の綿向山・イハイガ

日   程: 2013年12月25日(水)

天   候: 快晴

参 加 者: Y永(CL)、K村(記録)

コースタイム:  山麓駐車場9:10 … 10:15五合目山小屋 … 10:35七合目 … 11:00綿向山山頂11:05 … 12:10 イハイガ山頂12:15 … 13:20竜王山への分岐点(昼食)13:50 … 14:10七合目 … 15:05 山麓駐車場

綿向山山頂
綿向山山頂

 

記   録: 
ちょっと前のことですが、12月25日に、スノーシューを持って、綿向山~イハイガ(ピストン)に行ってきました。この日の前日は、栗東では時雨気味で北西の風が強く吹いていました。そして当日は安定した気圧配置で、晴れの天気予報でした。冬のこんな日には綿向山がおすすめです。
この日は、山麓の駐車場には、雪は全くなかったのですが、少し登り始めて1合目あたりから雪道になり、木々の枝先にはできたばかりの樹氷が見られました。
樹氷というのは、風によって運ばれてきた過冷却水滴が樹木などにぶつかった時に瞬間的に凍り付着したもので、風上側に成長していきます。過冷却水滴がよく当たる尾根付近で最も発達します。
この日は綿向山の山頂付近の景色を観た後、イハイガまでスノーシューを装着して歩いてみました。その途中の尾根で、このの日は最大で20cmぐらいまで樹氷が成長していました。もっと寒冷地ですと、一度できた樹氷が溶けることなく、次々と成長していくところなのでしょうが、この綿向山では、晴れた日の日中に溶けてしまうので、また最初からということになり、あまり大きく育たないようです。去年30cmぐらいのを見ましたが、ここではその辺が限界なのかもしれません。
イハイガまでの尾根には樹木がなく広々としたところがあり、そこが冬期には新雪の雪原になるので、スノーシューがあるとどこでも歩くことができて楽しいです。
この日は一日中快晴の好天で、青空をバックに樹氷が一際綺麗に見えました。