北アルプス 西穂高岳

西穂高岳(2909m)
西穂高岳(2909m)

日   程: 2013年9月23日(月)日帰り

天   候: 晴れ

参 加 者: YN(CL・記録)、AN

距   離: 8.8km

累積標高差: 770m

コースタイム

3:00滋賀・瀬田東IC = 6:45新穂高ロープウェイ鍋平高原駐車場 = 朝食・始発待ち = 8:15第2ロープウェイ(臨時)しらかば平駅 = 8:22西穂高口駅

 

8:30西穂高口駅 - 9:25西穂高山荘9:40 - 9:53丸山 - 10:30西穂独標10:38 - 11:00ピラミッドピーク - 12:10西穂高岳山頂(大休憩)13:05 - 13:50ピラミッドピーク - 14:15西穂独標 - 14:50丸山 - 15:17西穂高山荘 - 16:10ロープウェイ西穂高口駅

 

16:27ロープウェイ西穂高口駅 = 16:34しらかば平駅(臨時)

温泉・夕食後 23:00滋賀・瀬田東IC

 

記   録

 93連休最終日、日帰りで西穂高岳へ向かった。今回はロープウェイ利用で楽々登山。

新穂高ロープウェイの始発が845分ということもあり、いくら急いでもこれ以上は早く穂高に取付けないので、自宅で十分睡眠を取り大津3時発の新穂高・鍋平高原駐車場7時着となった。連休最終日ということもあって、駐車場はガラガラ。反対にこの休みを利用しての縦走登山者の路駐がスゴイ。みな、路上で主の帰りを待っている。

 

 ロープウェイは845分始発が30分早まった。臨機応変に運転していただきありがたい。もう少し始発が早めだと早出早着の登山者には助かるのだが。まあ、10分かからず標高2200mまで運んでもらえるので贅沢は言えないし、これが無いと西穂高への日帰りはさらにキツくなる。

始発に乗る
始発に乗る
焼岳・乗鞍 車窓から
焼岳・乗鞍 車窓から

山頂駅に到着後、駅舎最上階の展望台へ。思わず「うわー」と声が出る。

笠ヶ岳だ。素晴らしい山容。確かに…、飛騨の名峰。しばし見とれてしまった。

振り返れば穂高も晴れ渡っている。急いで、出発。

笠ヶ岳
笠ヶ岳
これから向かいます
これから向かいます

最初は樹林帯を歩く。が、すぐに渋滞に巻き込まれる。朝からそんなにたくさんの人が居たとは思えないのであったが、歩き始めるタイミングが悪かった。休憩される方を追い越したら、急に静かな山歩きとなった。黙々と高度を上げていくとすぐに西穂山荘に到着。ここで小休止。

西穂山荘
西穂山荘

休んでいる間にガスってきた。森林限界を超えハイマツ帯を歩きながら、もしかして、さっきの笠が今回のハイライトシーンだったのか…、穂高に来てそんなに幸運にばかり恵まれないかな、と思いながら丸山を通過する。

丸山
丸山
ガッスガス…
ガッスガス…

ところが、ラッキーなことに徐々にガスが切れ始める。山の天気は本当に変わりやすい。穂高ならこれくらいの変化はあたりまえといったところか…。

稜線に適度に白い雲が浮かび、初秋のつもりが夏山のようになってきた。

雲が切れると日差しがキツイ。

独標から先は岩がごつごつとし、少々の緊張感が必要だが楽しい岩稜帯歩きだ。

西穂高まで岩峰のカウントダウンのお楽しみ付♪

独標へ
独標へ
西穂高岳 独標
西穂高岳 独標
独標からの下り
独標からの下り
次のピークへ
次のピークへ
いつも元気(^_^)v
いつも元気(^_^)v
風が心地よい
風が心地よい
しばし、くつろぎタイム
しばし、くつろぎタイム
あと3
あと3
2
頂へ最後の登り
頂へ最後の登り
西穂高岳山頂 2909m
西穂高岳山頂 2909m

この日の天気は微妙にガスがかかったり晴れたりと、穂高の稜線を歩いているんだなーと感じさせてくれた。独標から11峰目が西穂山頂となる。ほとんどはトラバース道。1~2箇所、危険かなと思われるところを除けば、特に問題のない道。唯一、山頂直下の岩登りがクライミングっぽいぐらい。

山頂では奥穂方面からの縦走者を羨ましく思いながら1時間待ったおかげでガスが晴れ、360度の絶景を堪能できた。

西穂山頂よりから間ノ岳・ジャンダルム・吊尾根・前穂高・明神岳
西穂山頂よりから間ノ岳・ジャンダルム・吊尾根・前穂高・明神岳
P1に4人のパーティ
P1に4人のパーティ
西穂をあとに
西穂をあとに
帰りは稜線がくっきりと
帰りは稜線がくっきりと
夏から秋へ
夏から秋へ
季節は移り変わります
季節は移り変わります
結構な尖りです
結構な尖りです
行きはガスっていたピラミッドピーク
行きはガスっていたピラミッドピーク
霞沢岳は終始存在感
霞沢岳は終始存在感
午後の雲海 丸山にて
午後の雲海 丸山にて
ハイマツの緑があざやか
ハイマツの緑があざやか

今回の北アルプスも雨に降られことなく歩くことが出来た。

午前中はガスが多かったが、午後からはご覧のとおりの秋晴れ。

山頂はさすがに1時間も居ると寒さを感じたが、歩いているときの風は爽やかで、始まったばかりの紅葉も愛で、最高の山歩きだった。

 

それにしても、奥穂方面からの縦走者の多いこと。憧れます…。

いつか、行かねばと誓った山行でした。

(YN)

 

穂高 色づきはじめました
穂高 色づきはじめました