桑樹谷△856.9m

山 行 日: 2011年6月14日

天   候: 曇り時々小雨のち晴

報   告: T永

コースタイム

菅並東8:40---9:00林道出合---9:10カーブミラ-のある登り口---9:40 尾根合流①9:50---10:05尾根合流②---10:40 624mP10:45---11:55桑樹谷12:15---13:15 624mP13:25---14:00尾根合流①---14:20林道出合14:35 ---15:05菅並東

 

記   録

 3度目の正直で三角点を訪ねた。1度目はル-トが判らず藪漕ぎに疲れ、2度目は1.5mの残雪で三角点は雪の下だった。

 バスを降りる時は雨だった。バス停の待合室で準備をして出発。周りの山々の上部は雲に包まれていた。浄水場の横を通り車道の終点より流れに沿って登り林道に出る。右に行けば横山岳の登山道に行く。左へ「といだ橋」を渡り進む。土砂崩れの跡を急いで通りカ-ブミラ-のある登り口に着く。雨の後で滑り易い崖を苦労して登り旧道に入る。しばらくは急な登りが続く。左に安蔵山らしいピ-クが見える。少し緩くなると左から小尾根が合流する。雨は上がったようだ。雲が激しく動いている。谷を挟んで七々頭岳が姿を見せる。少し急な登りを終えると二つ目の小尾根が左から合流する。480m付近だろうか。藪も深くなく旧道もはっきりしているので歩き易い。右からと左から小尾根が合流し、急な登りを終え右から尾根が合流した小ピ-クが624m独標。手入れのされてない植林と雑木林で展望はない。一息いれて急登に備える。少しうるさくなった藪を左右に避けながら登り続ける。100mほどの登りだが疲れる。左から大きな尾根が合流すると急登もいったん終わる。少し細くなった尾根を進む。右を見ると木々の間から横山岳の大きな山腹が見える。山頂には雲がかかっている。

 しばらく急な登りが続き尾根の肩に出れば三角点がある筈と見回せば、ポツンと埋もれかかった桑樹谷△856.9mの標石があった。何のプレ-トもなく静かな三角点だ。周りにはブナの木が点在している。太陽の光に木々の葉が透けてなかなか良い雰囲気だった。踏み跡はさらに続いているので、このまま横山岳まで行けそうだった。

 缶ビ-ルを飲んでおにぎりを食べて下山する。下山は雨上がりで落葉の積もった道に何度も足を取られ転んでしまった。音羽山では転びそうになって踏ん張った足を痛めたので、今日は転ぶにまかせて背中のザックをクッションにした。下りでは2度ほど尾根を間違えかけたが無事に624mに着いて休む。天気も回復しブラブラと下った。最初の尾根の合流点で右へ続く踏み跡を下ろうかと思ったが、無理をせずにそのまま旧道を下る。最後の崖はザックを放って空荷で下る。後は朝の道をバス停まで引返した。

 こうして138個目の三角点探訪は終えた。残りは28個だ。頑張ろう。