個人山行 愛宕山千日詣 愛宕山から月輪寺・空也滝へ

 【日にち】7月28日(日) 晴れ N西、他1名

 【コースタイム】

 6:40清滝隧道―6:55愛宕神社二の鳥居―8:00水尾分かれ―8:30愛宕山9:00-9:10大杉谷分岐―9:30月輪寺―10:05空也滝―清滝隧道

 

 

  この時期になると愛宕山に行きたくなる。試峠手前に駐車して登り始めるが、いつもより車が多い。清滝駐車場も既に開いていた。毎年7月31日〜8月1日にかけての夜間に愛宕山に登ると、千日分のご利益を得られるとされており、夜中に多くの人がお参りされる。しかし、2024年は諸事情により夜間早朝の神符授与・社頭応対はなく、7月23日から8月1日の10日間に亘って昼間の参拝が「千日詣り」とされることになったようだ。なるほど。だから清滝駐車場も早くから開いていて、既に登山客が多いのか。

 歩き始めから汗が流れていたが、5合目を過ぎると空気がひんやり感じられ、風がよく通り心地よくて、山頂までは気持ちよく歩けた。愛宕山の朝の山頂の雰囲気がとっても好きだ。心が清められる気がする。少し休憩し月輪時経由で空也滝に下山する。以前、月輪寺の住職に、熊がいるからこの道は通ってはいけないと叱られたことを思い出す。熊に会いませんようにと願う。熊には出くわさなかったが、月輪寺境内で鹿が2匹飼われていて、ちょっとびっくりした。人慣れしていて奈良の鹿ようだ。山頂から1時間ほどで空也滝に着き、滝行をすることが目的であったが、滝行の達人に装束のことを言われ断念。次回、ふんどし持参でリベンジだ。


集中合宿   わさび平集中~弓折岳~双六小屋   ハイキング部 

 

~ えっ、集中って私達だけ?  酷暑から脱出し,3日間涼しいアルプスを堪能 ~

 

【日 時】2024年(令和6年)7月27日(土)~29日(日)小屋2泊

【天 気】27日(土)は曇り一時雨パラつく 

28日(日)は小雨時々曇り 

29日(月)は快晴

【参加者】Y森(CL,初級班CL) Nま(SL,上級班のCL)S口(SL,上級班のSL) Y村、H井、S藤、S井、A元、A成の9人

【3日間合計のデータ】『初級』 距離24.9K 標高差1,660m 

『上級』 距離28.8K、標高差1.852m、

 

 

            

 

 

  

 

 

 

 

 7月27日(土)       

【コースタイム】 6:45膳所駅を出発→各人ピックアップ

12:12新穂高無料駐車場(1,045m)発→12:25新穂高登山センター(1,080m)12:37→12:50左俣ゲート(1,120m)→13:25お助け風(風穴1,260m)13:28→13:58笠新道登山口(1,370m)14:06→14:20ワサビ平小屋着(1,405m)                  

【記 録】                 

2024年の集中合宿は、雨のため、他パーティーの中止が相次いだ。ハイキング部以外誰も来ないと知ったのは、前日だった。そして前夜リーダーY口さんの欠席が判明(後日聞けば疲労の蓄積から熱が出たと)。それから車をNまさんに出して頂く対応とピックアップの対応等バタバタの前夜であったが、しっかり睡眠はとれた。

 27日早朝。さあ、出発しよう、 高速はスムーズだった。けれどSAが混んで入れないのでPAで対応する。そして新穂高の無料駐車場は満杯かと心配していたが、空いていた。きっと雨で登山客が減ったのだろう。2台の車を止め、徒歩で、そのまま川沿いの道を登山センターへと向かう。ここで登山計画書を提出し、トイレも済ませ12:12出発。

 今日は、夕方雨の予報が出ているので、早めに着きたい。頑張りながらもゆっくりと進む。だらだらはしないで行こう。1,250mを越えると右手の方から涼しい風があたる。お助け風だ。アルプスにあたる風が岩の隙間を通り冷やされて出てくる場所なのだ。まるでクーラーに入っているみたい。しかし一時の事であった。冷風がなくなると暑い。ノリウツギや、ガクアジサイ、オオウバユリ等を見ながら橋を渡っていく。橋のガードレールは、大雪で痛みが激しいのかボロボロだった。雨が、パラパラときたが、両側に木々も多いので、傘やカッパ上着でしのぐ。そのうちに傘新道登山口に着いたので少し休憩。この道はめっちゃ急登だと説明しながら休憩する。あと少しだ。14:20にワサビ平小屋に到着。

手続きを済ませ部屋に入る。女性は私達だけで一部屋下さった。お風呂もあるので、順番に入る、小屋前でビールを飲んでいるグループがいくつかあった。そのうちの一つが、うちのパーティーだった。川沿いのベンチを確保し集いが始まっていた。私はビールを飲まないので涼しさに浸っていた。谷川には、ワサビが植わっていた。川水に手を入れたらとても冷たくて浸けてられない。おしゃべりは弾む。ここまでの雨は少しで、雷もなく良かった。一日目終了。そしてハイキング部だけの集中は写真を撮って終了となった。     (記 Y森)

 

7月28日(日)第2日目初級組(メンバー Y森、H井、S井、A元の4人)

【コースタイム】 

5:40ワサビ平小屋(1,405m)→6:20小池新道入口→7:45秩父沢→8:45イタドリヶ原→9:35シシウドが原9:50→11:00鏡池→11:10鏡平山荘(休憩昼食)12:30→13:05弓折中段→13:40弓折分岐13:48→14:00弓折岳三角点山頂(2,588.5m)→弓折分岐→14:30双六方面最初のピーク(1600m)から引き返す→14:40弓折分岐→15:40鏡平山荘着(2300m)         

【記 録】              

4:00起床。朝からしとしと雨。ワサビ平小屋で作ってもらった朝食用のお弁当をみんなで小屋の食堂でいただく。ほどなくして鏡平へ向けて上級組が出発。お見送り。

5:40ワサビ平小屋を小雨の中、2300mの鏡平山荘へ向けていよいよ出発。秩父沢を渡りゴロゴロ石(岩)の小池新道を進む。小池新道は大きな石の道を「〇」と矢印「→」の白ペンキに従って登っていきます。ゲームのようで面白い。小池新道では、登りやすいように岩を階段のようにできるだけ水平に並べてくれていて、その上を慎重に登って行く。小池さんありがとうございます。                      

8:45イタドリがいっぱいのイタドリヶ原で休憩。小雨が降っていて途中の山々の景色は少し見えても、稜線には雲がかかっている。イタドリヶ原の看板には、鏡平まであと1:45と書いてあり、まだ、真ん中に来ていないと思い、少しがっかり。気をとりなおして、ごろごろ岩の道をどんどん登りやっと、11:00鏡池に到着。

きっと晴れていたら、山や木が写ってきれいはず。木道に従って湿地を行くとやっと鏡平山荘につきました。

部屋に入って少し休憩、昼食。濡れた服を着替えて登山に必要のない荷物を置いて12:30弓折岳・お花畑へ出発。登るにつれてかわいい高山植物のお花がいっぱい咲いていた。高山植物は、清楚で本当にきれい。コイワカガミ、アオノツガザクラ、チングルマの綿毛、大好き!途中雨が激しくなりましたが、なんとか弓折岳(2592m)山頂に到着。

分岐に戻ってお花畑を目指したが、雨も激しく、視界も鮮やかではないだろうと鏡平山荘に下山した。

山荘には上級組が到着していた。全員無事2日目が終わってよかった。雨で景色が見えない残念なところもあったが、滑るほどではなく、時々幻想的な雲の流れが見られた。(記 A元)

 

7月28日(日)第2日目上級組(メンバー Nま、S口、A成、S藤、Y村の5人)

【コースタイム】

5:35ワサビ平小屋出発⇒6:00小池新道⇒7:00秩父沢⇒7:12チボ岩→7:35イタドリヶ原⇒7:44上涸れ沢⇒9:00鏡平小屋(休憩 荷物デポ)⇒9:53弓折中断⇒10:15弓折岳分岐⇒10:40弓折岳ピーク(2592m)⇒11:12花見平⇒12:10双六小屋(お昼休憩)12:50下山開始⇒15:00鏡平小屋到着

【記 録】

 前日からから曇りと予想し5時出発予定だったが、早朝からも雨音強く小屋で朝食弁当を食べ雨具も着て、今日は長時間頑張るぞと覚悟して出発した。標高が高いとはいえ急坂ではすぐに雨具で蒸暑くなり、石畳涸れ沢あたりで霧雨に変わったので雨具を脱ぎ、気を取り直して先に進んだ。がすぐに小雨が降り出し上着だけ着ることになった。小池新道は足元の石が階段状に並べられていたり、ペイントの道しるべが分かりやすい。川にも丈夫な橋が架かって安心して渡れるし、変化があって面白いコースである。秩父沢では、昨晩からの雨で水量が多くゴーゴーと音を立ててマイナスイオンを放っていた。出発前Y森リーダーが晴れなら秩父沢で水を補給できるが、今日は濁って使えないかもしれないから小屋から充分水を持つようにというアドバイスがあった、水は少し濁っていて、天候による細やかなアドバイスになるほどと感心する。チボ岩は大きな岩の隙間にスマホなど物を落とすと二度と拾えないことから、盗むという意味のチボ岩と称しているとのこと、これも出発前に教えてもらった。雨は小降りになったり霧雨になったりで、フードをかぶったり脱いだりしながら、ひたすら登っていくと、道の左側に突然鏡平小屋が現れてホッと一息できた。鏡池も霧雨に煙り水面は乱れていた。弓折岳周辺から,高山植物が特に多くなってきて足は疲れていてもテンションが上がる。この先はさらに飛騨の山奥へと進んでいく。稜線道も出てきて天気が良ければどんなパノラマが開けているだろうと想像しながら登っていくしかない。2500mを越えてくると空気もかなり冷えて雨具がちょうど防寒具となって心地よくなってきた。ようやく双六小屋の赤い屋根が山間に見えたものの道は下ったり登ったり、よくもこんな山奥に小屋を建てたものだと感心する。ようやく双六小屋のテン場が広がり、ゆるやかな木道で植物を保護していた。小屋に到着する頃には雨が止み、ゆっくり昼食休憩をとった。行きは雨の中進むことに必死で余裕がなかったが、帰路はうっすら雲も切れて明日は晴れると期待を持ちつつ、高山植物の写真を撮りながら鏡平小屋到着を楽しみに足を進めた。今日の行程は14㌔、登り1544m下り672mと、かなり登りごたえのあるコースだったが、みんなと一緒なので頑張ることができた。(記 Y村)

 

7月29日(月)最終日

【コースタイム】

鏡平山荘6:00出発→6:05鏡池テラス6:15→7:10シシウドが原7:20→8:30秩父沢出合8:42→9:30小池新道登山口9:35→9:52わさび平小屋10:10→10:21笠新道登山口→11:18新穂高登山センター11:26→新穂高無料駐車場着11:40

【記 録】

とうとう最終日、明るくなり始めた鏡平山荘の窓からかすかに槍ヶ岳のシルエットが・・。1日目2日目と泣かされた雨は降ってないっ!雲がどんどん流れて行き、心ウキウキしてくる。5:00に朝食を摂りいよいよ下山。山荘を出発するとき、弓折岳から降りてきた登山者が道中で熊を見たと小屋に報告されたので、出没が昨日だったら出くわしてたかもと思ってとちょっと焦る。 

鏡池のテラスに立ち寄り、穂高の山々を眺める。槍も子槍も確認できる。雨で洗われて木々の色が一層鮮やかで、池に映る景色も美しい。最終日のこのご褒美に感謝しながら、どんどん降りていく。ずっと遠くには去年登ったジャンダルムもそびえている。

大変石の多い道のり(小池新道)ではあるが、よく整備されていている。大きな石の平な面を上にして歩きやすく整えられていることに驚く。どのように道を切り開き登山道として整備されてきたのか知るところではないが、相当な労力であったであろう。「チーム小池」ありがとう。

右手にはずっと笠岳が続いており、行きには見えなかった緑豊かな美しい稜線が登っておいでと誘ってくる・・いつか行くからね。

わさび平小屋で長めの休憩をして林道を降りる。こんなに長かったかと思いながら歩を進め、ようやく新穂高温泉駅に到着。

今回、会の夏山集中としての山行であった。他のグループが悪天候で中止になる中、小屋泊であることや日程が他グループとずれていたことで決行でき、とても得した気分だ。そして9人のパーティーで賑やかに楽しめた。しかし、多人数であるがゆえに注意すべきことや、刻々と変わる天候を見定めて行動するという点でまだまだ勉強不足だと感じた。(記 S口) 

 

 

                                           

 

 

 

 

 

 

 

            

 

 


個人山行 中央アルプス〜 空木(うつぎ)岳 2,864m

空木岳 山頂
空木岳 山頂

【実施日】 2024年7月25日(木)~26日(金)

【天気】 晴

【参加者】 F 井(CL)、I 野、K 藤(記録)

【コースタイム】 約20.5㎞  約15.5時間 (2日合計)

 

【行程】

1日目:3時間 4.5km

駒ヶ根高原スキー場駐車場(11:15)→ 空木岳登山口(12:15)→林道終点(12:45)→タカウチ場(13:15)→池山小屋(14:20)

 

2日目:12時間25分  16km

池山小屋(4:20)→ マセナギ(5:10)→大地獄(6:13)→小地獄(6:17)→ヨナ沢ノ頭(6:50)→駒石(8:20~30)→

空木駒峰ヒュッテ(9:05~25)→ 空木岳(9:35~55)→空木駒峰ヒュッテ(10:00~15)→駒石(10:40)→ヨナ沢ノ頭(11:50)→マセナギ(13:10)→ 池山小屋(13:40~14:20)→ 池山(14:35)→ 林道終点(15:30)→空木岳登山道入口(15:50)→駒ヶ根高原スキー場(16:30)

 

 

【感想・報告】

当初は北アの双六小屋〜三俣蓮華/鷲羽/双六〜ワサビ平で夏山集中の参加予定であったが、悪天候予報に翻弄され断念。少しでも良い天候を探り思い切って山域を変える判断をメンバーで合意。美しい巨岩群を持つ中央アルプス第二の高峰で日本百名山の一つ、空木岳へ向かうことになった。1日目はスキー場登山口から池山小屋を目指す。 2日目のロングルートに備え身体を休める。無人小屋ではあるが雨・風凌げて水場ありトイレもある。テント不要で荷物を減らせたのがありがたい。 夜中に大雨が降ったが小屋なので安心。

 

2日目は空木岳ピストンして池山小屋へ戻る計画としていたが早めに下りられたら家まで帰りたい、となり、スタートを急ぐ。サブザックを背負い、ヘッドランプ点けて薄暗い原生林帯の道を登る。やがてマセナギ(ナギが登山道を通せんぼ)、大地獄、小地獄。迷い尾根など恐ろしげな地名の難所を通過、ダケカンバ帯を抜けたら空木平。ハイマツと巨石、青く澄んだ空に山頂見え、もう少しだ、頑張ろう。山頂からは素晴らしい眺望。山頂直下の駒峰ヒュッテで少し休んでから、同じルートを引き返す。小地獄の鎖場を慎重におり長い下りはまだまだ続く。池山小屋で荷詰めし、駐車場まで下山。 なんとも長い山行でくたびれたが、天気に恵まれ、素晴らしい山で大満足。  (記: K藤)

 

個人山行 徳島・鳴門市ドイツ館ウオーキング報告

 【実施日】7月19日(金) N島 I田

 

 コース及び時間: 板東駅…霊山寺…俘虜収容所跡…道の駅第九の里…鳴門市ドイツ館…大麻比古神社…板東駅
           10:47    11:00          11:40          12:00                     12:30           14:00        15:09

 

 利用交通: 野洲 ―― 守山 ―― 三ノ宮(バスTM)―― 徳島駅前 徳島  ―― 板東
                        6:20                6:24                         7:51/8;05         10:11   10:26                10:47
                       板東 ―― 徳島(徳島駅前)――高速舞子 舞子―― 神戸 ――  守山 ――  野洲
                       15:47           16:09/16:30     17:59/18:18      18:34/18:47       20:12     20:15

  徳島県鳴門市板東に建設されている鳴門市ドイツ館を訪問するために計画を立案しました。一番札所の霊山寺にも立ち寄る予定です。
出発は守山駅からN島と野洲駅から乗車したI田氏と合流。今後の予定について打合わせをしました。
JR三ノ宮駅から東方向へ5分。高架下にバスターミナルがあります。案内表示に乗場と時刻の表示が出ています。トイレへ行ってから乗車する。空席が多い。高速バスは徳島駅前まで乗車した。
 JR徳島駅できっぷを購入する。(IKOKAは使えない)I田氏はトイレへ行くといい、離れるが帰ってこない。中々帰ってこないので探していたらホームへ入っている。
予定コースは「板東駅…俘虜収容所跡…道の駅第九の里…ドイツ館…大麻比古神社…霊山寺…板東駅」としていたが、I田氏は板東駅に下車した女性2人連れの後に続いて霊山寺方向へ曲がってしまう。『写真を撮ってあげる』と声掛けしたが『香港』とだけ、対話はできなかったとのこと。最初に霊山寺に行くことになった。そのため少し戻って新しい道路の橋を渡り、俘虜収容所跡地に行った。俘虜収容所跡地では居住していた一部の建物と亡くなった戦友を弔う慰霊碑を見たあと、『道の駅第九の里』レストランへ向かった。猛暑の中を歩いてきたので、ここで一息できました。料理の品数は多くなかったが、私はちくわがいっぱい入った「ちくわうどん」と「チューリンガーヴェルスト」という名のウインナーソーセージを注文。I田氏は「ちくわうどん」だけで持参のパン等を食べる。この建物は収容所の兵舎を修復したもので国の登録有形文化財とのことです。
鳴門市ドイツ館は建物も塔のそびえるドイツ風で、兵士とその遺族、地元住民から寄せられた資料が数多く展示されていました。収容所でのドイツ兵はそれぞれの専門技術を生かし、少しでも故国での日常生活に近づけようとしました。楽団をつくり、演奏会も多く開きました。日本で最初となる第9交響曲の演奏会も開きました。館内には舞台が設けられていて、30分おきに15分間演奏をする舞台を見ました。素晴らしかったです。観覧料400円で入館できます。ドイツ兵は帰国の記念に住民への感謝をこめて、めがね橋とドイツ橋の二つの石橋を造っています。大麻比古神社境内にありまして、見てきました。


個人山行 中ア 桂小場~将棊頭山

木曽駒ヶ岳 風景
木曽駒ヶ岳 風景

【日時】 2024年7月13日(土)

【天気】 晴

【参加者】K本、他1名

【コースタイム】約15㎞ 約8.5時間

 

桂小場4:30~大樽小屋7:00~茶臼山分岐8:30~9:20将棊頭山9:25~9:40西駒山荘10:30~茶臼山分岐11:00~大樽小屋12:00~桂小場13:10

【活動内容】

 以前、当会においても、将棊頭山の山行があったが、都合上行けなかった。

山友も関心を持たれており、一緒に行くことにした。

金曜日の夜、車で移動して、小黒川パーキングで仮眠をとった後、桂小場の駐車場へ。

駐車場は、石がそこらじゅうに、何となく不安定な場所。4時まだ暗く、車を停めるのに注意を払います。

車から降りる際、運転席のドアを手で支えながら開閉しないといけないという感じです。

WCはなく、すぐに登山開始しました。

 

綿向山の表参道のようなつづら折りに、トラバース、笹が消えて、「胸突‥‥」という標識があるほどの急登を

ひたすら登り続けます。稜線に出たとき、御嶽山が大きくそびえていました。左手に木曽駒ヶ岳方面です。

 

登山道にY字分岐点があり、冬の道→、夏の道←と道しるべがありました。

お日さまが暑くて涼しいかと、冬の道で行くことにしました。

冬の道は岩稜線の道で、将棊頭山にたどり着きます。

山友は、風で冷えたようでもう一枚ジャケットを着衣。

ミヤマキンバイ等貴重な植物を踏まないよう進むべき道を見極めていくと、

確かにアイゼンの爪跡が岩石に残っていました。

稜線沿いに景色を眺めながら生き物が見れるのでは? ワクワクしました。

雷鳥はいました。

人間(山の生き物にとっては侵入者でしょうか‥)が近くにいるにも関わらず、

住処となるハイマツ帯に親子がいました。親の方に保護を示す脚リングがあります。

木曽駒ヶ岳では絶滅危惧種リストに入っている。近づかないように登山道で静かに見守ろう。

また、木曽駒ヶ岳での雷鳥保護活動の苦労はテレビで知っていました。

 

将棊頭山を経て、西駒山荘で休憩です。

登山開始時の駐車場では大体10台以下ですが(下山時は普通に満車)、

登山者何人かは方々に行って、そんなにいないかな?

自由気ままに遠慮なく、木の長イスでゆっくり雲の動きを眺められそうでした。

山荘近くには季節最後のイワカガミ、チングルマの花が咲き誇っています。

※コマクサはすっかり忘れてしまいました。

 

桂小場の所から雲がモクモク。予報では雨が降るかもしれない。

夏の道で行き、茶臼山分岐点で稜線を見納めて下山しました。

個人山行 鳴滝不動尊から龍神池へ。そして破線ルートを歩いて音羽山へ

 【日にち】7月13日(土) 晴れ K原(L)、N西(感想)

 【コースタイム】

 7:00茶臼山公園駐車場―8:00鳴滝不動尊―8:15龍神池―尾根に出る―9:15 P546-パノラマ台―牛尾山―9:35音羽山―火の用心分岐―P363―丸山公園―11:30JR大津駅

 

 

  せっかくの3連休なのに、梅雨真っただ中で生憎の天気だ。唯一、13日の午前中は降水確率が低めなので音羽山山行を計画した。縦横無尽に歩いている音羽山だが、まだ未踏ルートがあるようだ。龍神池からP546に繋がる破線ルートを歩いてみることにした。下山はP363を超えて丸山公園経由で音羽台方面に下山した。

 鳴滝不動尊から登り始める時に、「ドスンと音がして、前方を見ると黒いものが落ちたような気がした。」とリーダーが立ち止まった。私はこの時間だし大丈夫だろう!と思ったが、リーダーが躊躇していたので少し意外だった。熊が逃げてくれることを願って山行を開始した。鳴滝不動尊から龍神池へ向かう沢は連日の雨で水量が多い。お陰でコケが活きいきしてる。登山道にまで水が溢れる出ている箇所もある。ミルキーグリーンの龍神池には鯉も見られた。

 さて、今日はここからが未踏ルートだ。歩きやすい所を歩くのではなく、できるだけ地図に書かれている破線上に沿ってキレイに歩きたいと思いGPSを確認しながら歩く。雨を含んだ斜面はほどよく柔らかくて踏み込みやすい。崩れやすい斜面は木を掴みながら歩いていく。わずかに昔登山道だったことが窺えるような場所もある。テープもなく、今はここを歩く人などいないだろう。170m程登ると尾根に出た。牛尾山から音羽山山頂を目指す。マウンテンバイクとランナーはいたが登山者は少なかった。火の用心分岐からP363へ向かい、大津トンネル上から丸山公園を経由して大津駅に下山した。名神のすぐ近くで下界は近いがなんとも迷いやすそうなところであった。

 


個人山行 南竜ヶ馬場野営場でまったりテント泊

 【日 時】7月13日(土)~7月14日(日) 13日:晴れ 14日:雨 参加者:S藤(L.食担)M野(車) K藤 F井

 【行 程】

13日 9:00市ノ瀬ビジターセンター9:30シャトルバス乗車~10:00別当出合登山口~10:40中飯場~12:31甚之助避難小屋~13:02分岐~13:30南竜山荘~13:40野営場 幕営

 

14日 6:00野営場下山開始~6:50甚之助避難小屋~8:09中飯場~8:56別当出合登山口~シャトルバスで市ノ瀬ビジターセンターへ

  今回、白山へ1泊2日のテント泊をしながら登るという事で、1日目は南ヶ馬場野営場で幕営、2日目は室堂経由で御前ヶ峰まで登るという計画を立てた。しかし梅雨の真っただ中、1日目は晴れても、2日目は雨の降水確率が高いという予報のまま当日を迎えた。そして、予報通り、1日目は晴天となったが、2日目は早朝から雨が降り出し、6時には下山するということになった。

 下山途中も雨脚は激しくなり、別当出合につく頃には汗と雨でずぶ濡れにー。が、ものは考えようで、今回、雨の中での貴重な登山経験を積むことができた、と思えば気持ちは前向きになる。

 白山は、日帰りで登山する人も多い。登山道は整備されていて歩きやすい山として人気がある。人気があるから人も多く、7月~10月まで交通規制が行われ、市ノ瀬ビジターセンターから別当出合までは車で入ることができないので、シャトルバスを利用する人が多い。私達が行った13日14日は土日という事もあって、バスは3台が運行していて、バスに並ぶ人の行列ができ、満員の乗車であった。バス下車後、別当出合で砂防新道と観光新道に道は分かれていく。

 私達は、砂防新道から南竜が馬場を目指していく。砂防新道は分かりにくい所もなく、歩きやすい道であった。南竜山荘の周囲はお花畑が広がっていて、川の水も澄んで美しい光景に心癒された。野営場は私達が着く頃には、多くのテントが張られてそこだけがカラフル。今回初ソロテントという人もいたので、テント泊の経験を積むというところもねらいのひとつであった。

 白山の雄大な自然を目の前にして山頂を目指すというところはなかなか捨てがたい所だったが、明日の雨予報は変わらないー。雨の中を登るのは嫌だと全員が一致したので、登ることは断念して下山すると決めた。せっかくなので夕食の鍋を囲む時間をたっぷりとることにし、Fさん持参の焼酎を分けてもらったり、K藤さん持参のチェアと隣の若者持参のチェアの座り比べをしたりしながら、オレンジ色に染まって暮れていく夕空の下、まったり過ごす時間を大切にした。

 

 <一口感想>

2日目は登山道が川のようになり、こんな本降りの中を歩くのはいつ以来かと。山頂は踏めませんでしたが、F井さんが見つけたニッコウキスゲの一輪の花。強烈な黄色のそれだけで自分にとっては印象深い山行になりました。M野

 

 山荘の水場に、南竜水―甘くて美味しいと書かれていました。しかし、テン場の水場にはそのような文言は見当たらず、水源がちがうのかなと思いました。 F井

 


オールラウンド山行部 7月例会

 

【日 時】2024年(令和6年)7月7日(日) 現地9時集合~14時30分解散

 

【参加者】H川・K口・A井・K原・S口・F井・N堀・S藤・T成・M代

 

【場所】比良げんき村 人工壁クライミングウォール

 

【内容】梅雨時期の実施ということであえて雨でも行えるよう人工壁を選択しましたが、裏目に出てしまいカンカン

    照りの酷暑日となってしまいました。この施設の利用に関しては事前に施設利用のための講習を受ける必要

    があり、それから時間がたっていたためスタートまでの間もたもたしてしまい、鍵を借りてから30分ほどか

    かったでしょうか。

    トップロープによるクライミング及びビレイを主体にビレイヤーの危険性を知ってもらうための墜落体験な

    ど行いました。インスタグラムに動画も投稿しているので一度見ていただけるとよいかと思います。

 

 

 

 

【感 想】                  

 クライミングウォールをトップロープで登るという人生初の機会を与えて頂き、また新たな世界が開けました。15mの人口壁を見上げた時は果たして登れるかなと思いましたが、他の方が次々と挑戦して踏破していかれる姿に勇気を頂いてどうにか登りきることができました。トップでは琵琶湖の風景も振り向いてちらりと楽しむことができました。アトラクションコーナーではクライマーが落ちる設定でそのビレイを担当する練習もあり、クライマーより高く飛び上がってしまう衝撃を体験することもできました。また様々な種類のボルトやアンカーの信頼度についても実物を示していただき、大変理解に役立ちました。酷暑の中、それを感じさせない構成と熱量でリーダーとサブリーダーには楽しくご指導いただき、また直射日光をまともに受けながら首が痛くなる上向きの姿勢に長時間耐えてひたすらビレイに徹して下さったサポートのK原さんとA井さんに感謝したいと思います。(N堀)

 

 梅雨の半ば好天に恵まれ意義ある山行となりました。高齢化が進む昨今50歳台の若きリーダーに導かれたこと、又、ベテランのお二人のサポートを受けた事が何よりではないかと感じ入っています。大津市市営北小松人工壁クライミング場でのメンバー10名参加による例会、皆様それぞれ反省もあり次なる目標設定が出来たことではないでしょうか? 過去の感覚を取り戻された方、これからの技能向上等それぞれの思い入れがあったことと存じます。何より全員が無事に終了できたことを感謝いたします。(F井)

 

 リーダーの的確な指示やチェックの下、16mの壁を4回登らせて貰いました。また、墜落防止のビレイ体験もでき、支点構築やアンカーに付いて、具体的な教材を使って分かりやすい説明を受ける事ができて、とても有意機な時間となりました。なにより、炎天下の中、ずっと神経を張り詰めてビレイヤーをしてくださったスタッフの方々、本当に本当に有難うございました。(S藤)