【実施日】2024年11月23日〜24日
【参加者】T田、他1名
【行 程】(1日目)6.00.瑞牆山無料駐車場 7.00富士見平小屋着 8.15富士見平テント場出発 9.20大日小屋 11.20 丸山
12.00砂払いの頭 13.50五丈岩 13.55金峰山山頂 14.20五丈岩 15.30砂払いの頭 17.10大日小屋 18.10富士見平小屋
(2日目)8.00 富士見平テント場 9.00 瑞牆山無料駐車場 21.00 大津着
【記 録】1日目
今年最後のテント泊は山梨と長野の間にある日本百名山の金峰山へ。大津を深夜に出発、山梨県瑞牆山荘無料駐車場に朝4時半に到着、1時間ほど仮眠して6時に出発しテント場のある富士見平小屋へ。小屋には富士山ビューポイントがありいきなり富士山どーーんと見えて気分は上々。ここの気温は0度。テント設営後に山頂目指して8時出発。最初は穏やかな樹林帯の登山道、人も少なく歩きやすい。途中からは雪が残ってるとこもありいよいよチェーンスパイク装着初デビュー!岩場鎖場もありなかなかスリリングだった、軽アイゼンより歩きやすい気がした。巨大な大日岩は迫力あるし、砂払いの頭からは富士山が丸見え、南アルプスの山々、次の日に登る瑞牆山もよく見えた、コースタイムは遅れてたがここでお昼にし、まだ見えぬ山頂を目指しあとひと踏ん張り。ここからさらにハードな岩場が続き細い尾根の南側は崖、緊張してビビりながら歩く、標高が高くなるにつれて樹氷が多く秋から冬の世界に突入した感じ。何度も足が止まり撮影してしまう。山頂には高さ15mの五丈岩、こんなところにあるのはとても不思議。そして目の前の富士山を見てパワーチャージする。
山頂は長野県側からでは『きんぷうさん』山梨県側からは『きんぷさん』と読む.ちなみに相撲界に金峰山という関取がいるがカザフスタン人です(笑)ちなみに私は毎年相撲を見に行ってます(笑)山頂ではほぼ貸切だったが(他の人はすでに下山しているから) 到着予定時刻を大幅にすぎてるので下山は急ごうと思うが滑らないよう足の位置を確認しながらいつものように慎重にゆっくりマイペースで歩く。来た道をひたすら歩くが5時になると暗くなりヘッドランプ装着、往復7時間での予定が10時間もかかってしまった。距離は9kほどなのに雪と岩場とチェーンスパイクというだけで思ったより時間かかってしまった。
テント場に戻るとあちこちでいい匂いが充満、自分たちもやっと夕食だ、私はカレーうどんを持参してきたのでセッティングしやっとお腹も満たされた。疲れた体と緊張してた心にカレーがしみこむ、この時すでに膝痛と腰痛が復活。次の日の予定は隣に見えていた瑞牆山登山だがリーダーと相談して無理しないように朝起きた時点で行けるか考えようと言われた。そして10時就寝。
2日目
夜中にふと目覚めると2時だった、シュラフは極寒用ではないので足裏にカイロ貼って着るもの全て着用して寒さはしのげトイレにも行かずわりと熟睡できた、5時に起床予定だったけど6時に起きてやっぱり膝痛は変わらないのでこの日は瑞牆山へは断念しようと決断。テント撤収して下山することにした、山小屋で御山印という御朱印みたいなのがあり百名山バッチとともに購入。行った気分になる。帰り道に山梨の温泉へ寄り名物のほうとうを食べる、その土地の美味しいものを食べて温泉に入って帰るのは登山の楽しみのひとつ。滋賀に帰るより東京に行く方が近い山梨からの帰京。高速は混むところもあったが走行中に南アルプスの山々も見えた。天気には恵まれたけど2日間で百名山をニ座登頂できなかったのは悔しいが体調によっては無理しないで断念するという選択も大事だと思った。秋と冬を両方感じられた山行でした。
~ 紅葉の山々は、 雨.あられ降る天候に戸惑う ~
【日 時】2024年(令和6年)11月23日(土)
【天 気】曇り後雨
【参加者】Y森(CL) A見(SL),N西(救急),S井,Hま,Y田ひ,K藤,I野,S谷,T内の10人 (別行動でF田夫妻)
【データ】距離6.7K 累積標高差770m 行動時間約5時間半
【コースタイム】
8:05楊梅の滝入口P(260m)発→8:14雌滝(307m)→8:25楊梅の滝入口にもどる8:30→9:25涼峠(520m)9:31→10:11ヤケ山(705m)10:23→10:54寒風峠(595m)11:01→11:29ヤケ山11:33→11:53 590m地点で昼食12:25→12:40涼峠9:31→13:32楊梅の滝入口P着
【内 容】
2024年の秋山集中は「げんき村」のキャンプ場と決まった。今年は部ではなく個人単位でコースを出してほしいと言われ、ヤケ山を中心にして組むことにした。少し前にハイキング部例会でヤケオ計画があり、重なるけれど、そこに参加できていない人は来てもらえるかもと企画する。定員は、最初は8人としていたけれど、A見さん、S口さんと相談し10人に増やすことにした。それでもまだ、応募があるので、「別に計画書を出せば行けますよ」と助言する。そのようにしての参加は2人。
朝の集合が早かったせいか、楊梅の滝Pに全員が駐車でき、8時過ぎに出発できました。まずは楊梅の滝(雌滝)を見学するために標高差50m程登る。滝も綺麗だが、谷中の紅葉は美しい。戻って、衣服調整してヤケ山目指して出発します。最初は石ごろの登り道、雄滝展望所の東屋から雄滝は少し見えました。ここから涼峠への道は、岩ありの急な登りとジグザクの道、そのうち緩やかになると琵琶湖も見えた。涼峠で休憩。
峠で休憩していると、T本さんチームが寒風峠方面へと通過して行かれた。さあ、私達も頑張りましょう。
一か所、左手が崩れていて怖いところはありましたが、その他は危険な所はないので、ゆっくりと紅葉を楽しみながら進みます。でもだんだんと風が強くなってきました。ヤケ山手前は少し急登です。10時過ぎにヤケ山山頂に到着。武奈ケ岳、滝山も綺麗に見えていますが、風が吹きつけるので寒いです。少し休憩して寒風峠を往復します。最初は、なかなかの急な下り、落ち葉もあって確かめながら下りていきます。ある程度下りたら、小さなアップダウンがあり、道がわかりにくいですが、晩秋の紅葉をしばらく見ていたい気持ちも起こります。踏み跡程度の道を求めて進み、やっと寒風峠に到着、名前の通り冷たい風が吹きつけます。寒いので、証拠写真を撮ってすぐ戻ります。帰り道は少しゆとりあって黄色の紅葉の中を楽しみながらヤケ山へ戻りました。
ヤケ山は狭く風も強いので、ここでもすぐ下山します。昼食を食べられるような広い場所を探しながら下って行くと、丁度、もみじが色づいて良い場所がありました。ここで昼食にします。食べていると、T田さんチーム、F田さんチーム、が通過して行かれました。ゆっくりしていると、雨が強まってきました。昼食後、再び下山開始、雨は小康状態。13時半頃、楊梅の滝Pに下山しました。
集中会場に移動し、豚汁、おはぎ(坂口さん差し入れ)アルコール等を味わっていると雨がまた、降ってきました。自己紹介をして、会談は弾むものの、寒いし、濡れるし、結局、記念写真を撮って会場移動(雨になったので屋内へ)、そして自然解散となっていきました。
寒い中会場設営、買い出し、豚汁作り、おはぎ差し入れと段取りしていただいた皆様、ありがとうございました。来年は一週間早めた方がいいねと話しながら帰途に着きました。 (記 Y森)
【実施日】2024年11月23日 天候:曇り時々晴れのち雨
【参加者】 K原(L,記録)、A井、N堀、M野、S口
【行 程】
比良げんき村駐車場8:50――9:00登り口――10:10鳶岩――10:35牛山 ――牛山の池――11:55滝山(昼食)12:20――12:40寒風峠――13:20涼峠――14:00駐車場
【記 録】 天気予報が当日に近づくほど微妙になりましたが、予定通りに実施することにしました。北小松駅前に寄って駐車場で5人が集合し、準備後穏やかな天気のなか出発です。地形図には載っていないもののかなりはっきりした山道を辿りますが、所々荒れつつありました。鳶岩の分岐から少し降りて鳶岩に着くと日が差してきて風も無く、琵琶湖の水面に陽光の反射がきらめいて絶景を楽しめました。分岐に戻って牛山へ登り、なだらかになった尾根を進んで牛山の池で一休みです。ここから先の滝山までのルートが問題です。655出合までのメインの尾根ルートはほとんどヤブになって迷い易くなっていたので谷ルートへ行きます。谷ルートはもともと分かりにくいし、そこに出るまではっきりした道はありません。しかし行ってみるとちょうどこの時季のため歩き易くなっていて、谷ルートもメンバーが協力してルートファインディングし、さほど問題なく辿ることができました。655出合からは一般ルートになり、滝山に着いて昼食にしました。寒風峠に着く頃に風も吹き、雨降り始めたので、雨衣を着けて「オトシ」から下山することにしました。涼峠からげんき村へ降りて、紅葉の秋山を楽しめた山行を終えました。 (K原)
【メンバー感想】
・鳶岩、牛山~滝山、初めて登りました。鳶岩ではまだ天気も良くて琵琶湖の眺望が素晴らしく、牛山~滝山は人の気配が少なくて静かな山歩きが楽しめました。身近な比良でも知らないルートがまだまだたくさんあっておもしろいです。 (A井)
・鳶岩からの琵琶湖の眺めは最高でした。ほぼ一日中時雨模様であったにもかかわらず、その時だけは光が差し湖面のさざ波が美しく、高度感がとても心地よかったです。鳶岩から牛山までの行程は地面が落葉で埋め尽くされている上に粘土質の土壌が大変滑りやすく、木の幹を掴みながらの登りでした。初級登山教室の地図読みでは牛山から滝山までは尾根を登りましたが、藪を避けるため途中谷筋も歩き、比較的緩やかな斜面で歩きやすかったです。常に尾根筋ということでもなく、こういった選択肢もあるのだとよい経験になりました。天気と時間と地形を見計らいながらうまくコースを短縮、変更して無事予定時刻にげんき村到着を果たしてくださったリーダーと皆様に感謝いたします。 (N堀)
・トビ岩に行きたくてK原さんの企画に参加しました。岩の上に立ってみると断崖で高度感がすごい。琵琶湖が比較的近くて絶妙な距離感。絶景を見た後は紅葉のなか、風情のある湿地風の池や峠をめぐる楽しい山行になりました。これまで機会のなかったリトル比良方面でした。ありがとうございました。 (M野)
・しぐれたかと思ったら薄日がさしたりと、不安定なお天気でしたが、鳶岩ではお天気が良くびわ湖の水面がキラキラと光り、山斜面は紅葉、山中は黄葉、晩秋と初冬の山行を楽しむ事ができました。昨年の秋山集中以来の例会参加でしたが、下山後の豚汁やおはぎも美味しく頂き、K原リーダーはじめ、会員の皆様には大変お世話になりありがとうございました。 (S口)
【実施日】2024年11月23日、晴れのち曇りのち雨
【参加者】Ts本(CL)、Y口、A成、T田m、S藤、M代、K口(SL)
【行 程】比良げんき村駐車場8:30・・・9:00滝見台・・・9:20涼峠・・・10:15寒風峠・・・10:40 滝山(5分休憩)・・・11:00嘉嶺ヶ岳(昼食休憩25分)・・・11:55 寒風峠・・・12:25ヤケ山・・・12:55涼峠・・・13:20楊梅の滝・・・14:00比良げんき村
【記 録】滋賀山友会秋山集中の個人山行で比良げんき村から嘉嶺ヶ岳までの往復山行をおこなった。げんき村の下の大駐車場で集合して8時30分に出発。午後から天気が崩れてくるとの予報もあったが、寒風峠までの登り道では日が差してきて振り返ると琵琶湖がきれいに見える所もあった。涼峠から寒風峠までは入り口を間違えて廃道のようなところを少し歩いたが、登山道に戻って谷沿いに登り、オトシと呼ばれる湿原地帯を歩く。道に水が流れるなど歩きにくい所もあったが、黄色く色づいた木々を眺めたりや地面に降り積もった落ち葉を踏みしめて、快適な山歩きを楽しんだ。
寒風峠からはアップダウンのある登山道。30分ほど歩くと滝山山頂。展望はあまりないが秋の深まりを感じる山頂で記念写真を撮って一休み。その後鵜川越え方向に15分ほど下ると嘉嶺ヶ岳山頂。山頂といっても標識もなく、岩阿闍梨山へ向かう登山道の一部なのであまり感動はない。北風が強く吹いてきたので、風がよけられる山頂下で昼食休憩。やがて雲がどんどん流れてきて小雨がたたきつけるように降ってきたので、追われるように元来た道を戻る。寒風峠に戻り、時間に余裕があるので今度はヤケ山方面へ向かう。この坂は今日一番の急登で疲れた足にこたえた。4人組のパーティーが先に登っていて、釈迦岳から八雲ヶ原でテント泊の予定だとか。雨の中重い荷物で大変だと見送る。その後涼峠に向かって下るが雨に濡れていて滑りやすいので注意して下る。
最後は楊梅の滝を往復。雄滝の雄大さを堪能して記念写真を撮る。さらに雌滝も往復して、予定通り2時頃にはげんき村に到着した。後半は雨に濡れながらの山行となったが、所々美しい紅葉を眺めながらの晩秋の低山を味わうことのできた山行だった。
【日にち】 2024年11月16日(土) 曇り
【メンバー】T永(L)、K原、Y森、T中博子、T中千尋 、K川、K西、S田夫妻
【コースタイム】
河毛11:30--11:55谷田神社12:00--12:15岡山12:45--13:00中島城址--13:10大鳳山砦跡13:15--13:25登山口--13:50河毛
ウォーキング部の例会としては異例の9人の参加となった。一日中重い雲の立ち込めた曇り空だったが雨は落ちなかった。河毛駅で集合し岡山へ向かう。道路には融雪装置の試運転だろうか小さな噴水のような水が吹きあがっていた。山脇山登山口を過ぎ、高速のガードをくぐるとすぐに谷田神社に着く。急な階段を登ると境内に着く。私は休憩したが、元気な皆さんは境内の説明板を読んでいた。左に続く良く整備された階段を登る。時折急な短い階段がアクセントをつける比較的緩やかな道を行く。黙々と歩く私の背中から大昔のお嬢さん方のおしゃべりが聞こえる。
堀切の跡を過ぎて左の道に入り、何本か幟の立った所から短い急な階段を登ると岡山(丁野山城跡)に着く。3つほどあるベンチで昼食をとる。辺りは絶景とまではいかないが紅葉した樹々が姿を見せている。30分ほど食事をして出発。すぐに階段の下りとなる。左手に大きな駐車場が見える。鞍部には右に弥勒寺跡に向かう道も分かれていた。正面の道を登るとすぐに東屋があった。中に消防ホースが2本ある。何のためだろう。ひと登りし右の道を行くとすぐに中島城址に着く。すぐ下の広場には説明板があったが誰も行かなかった。正面に小谷山が見え右に虎御前山が見える。遠く七尾山と伊吹山の姿もあった。
良い道に戻り比較的平坦な道をしばらく行くと大鳳山砦跡に着く。ここで証拠写真を撮って下る。苦手な階段が続く下りを終えて登山口に着く。振り返れば中島城址と書かれた大きな看板があった。歩き足りない皆さんは山脇山に行くことになる。私とT中博子さん、K川さんは山麓の道を谷田神社経由で駅に戻った。
14時ころ山脇山に行ったK原さん達も戻ってきた。参加してくれた皆さまありがとうございました。
※丁野は「ちょうの」ではなく「ようの」と読むそうです。日本語は難しいですネ。
【例会に初参加された柴田さんの感想です。】
入会して初めて例会に参加させていただきました。滋賀県に永く住んでいながら初めての河毛駅、また小谷山も眺めることができました。歴史を感じる城跡や砦跡、谷田神社の厳かな雰囲気もあり、紅葉の道をのんびり歩く一日を過ごせて良いリフレッシュとなりました。企画と運営をありがとうございました。
【日にち】 2024年11月14日(木) 晴れのち曇り
【メンバー】K原(L)、H川、A井、Nま
【コースタイム】
甲津原、中津又林道駐車地8:20―8:45石碑(645m)―9:45お地蔵さん―10:10県境尾根―10:30新穂谷山(1039.9m)―11:35新穂山(1067m,昼食)12:15―13:35新穂峠―14:10林道終点―14:50駐車地(540m)
【報告】
「新穂山」という山の名を聞いたこと、ありますか?滋賀県で登山をしている方でもほとんどの人はご存知ないようですね。湖北、伊吹山の北、岐阜県との県境にある標高1067mの山です。1999年にナカニシヤ出版から出された「近江百山」という本に出ていました。本を読んで興味を持ってから十数年、なかなか行く機会がありませんでしたが、今回やっと登ることができました。
奥伊吹スキー場へ向かう道の途中の甲津原から北の中津又林道に車で入って、駐車スペースに停めてから出発です。地図に点線で書かれてある昔からの峠道を辿ろうとしたところ、林道からの分岐からもうわかりません。林道に戻って峠谷を進むと林道終点に峠道がありました。峠道は谷から緩い尾根を登りはじめ、お地蔵様を過ぎた辺りで斜面の道に入る辺りからあまり使われてないようになりました。代わりに尾根に踏み跡とテープがついていたのでそちらへ進むと踏み跡は尾根を辿り、昔からの峠道からは離れて県境への支尾根を登っていきます。
県境尾根にたどり着くとそこは新穂峠から200mあまり北の地点でした。そこには青い幟ポールの折れたのが地面にささってありました。そこから北へ尾根を辿ると20分もかからずに新穂谷山へ着きました。さらにほとんどなだらかな起伏のある尾根を北へ歩くと1時間ほどで新穂山(別名;アリカミノ岳)につきました。その間の道ははっきりしていて、目印のテープもしっかりついていたので、予想していたより歩きやすかったです。
山頂で写真を撮り、食事をしてから早めに来た道を降り始めました。登ってきた支尾根ではなく、新穂峠へ降りると御影石の立派な新しい表示板があり、岐阜県側のすぐ下には林道も見えました。古くからの峠道の滋賀県側のしっかりした道を降り始めましたが、10分も行かないうちに雪や雨に削られ、崩れそうな斜面の踏み跡になりました。こういうところに慣れない人は通ってはいけないところをやっとのことで通過して、登りルートが尾根になっていた理由がわかりました。登った道に出てようやく安心してお地蔵に感謝し、手を合わせました。
新穂山はこのあたりでは目立つ高さでもなく、山容に特徴があるわけでもなく、展望もあまり無く、山名すらあまり知られない山ですが、なだらかな稜線とブナをはじめとする自然林が豊かで特にこの時期の紅葉は心和むように思いました。近江の百山に選ばれた方の感性が感じられました。私もこの山で百座目になり、感慨深い山行になりました。同行して協力していただいた皆さんに感謝し、記念バナーを準備していただいたH川さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。(K原)
【感想】新穂山2回目のチャレンジです。お天気にも時期にもめぐまれてブナやカエデ類等のきれいな紅葉が楽しめました。古道の雰囲気が残っていたりおだやかな尾根道だったりと気持ちのいいルートでした。K原さん、近江百山完登おめでとうございます!(A井)
最近までの早朝からの蒸し暑さがなく、登山開始時の天候は晴れ、無風で今シーズン初の10℃以下の9℃で、朝靄を伴う冷気に冬の近いことを感じつつ紅葉を楽しめた。登山口から頂上までは、数日来の好天により落ち葉の絨毯が延々と続き、景色に溶け込み味わい深かかったものの、歩きにくく足首からふくらはぎに負荷がかかり思いのほか疲れる山行でした。(Nま)
~ 小さい秋なのか、短い秋なのか ~
【日 時】2024年(令和6年)11月13日(水)【天気】曇りのち晴れ【参加者】Y森(CL) N野の2人
【データ】距離6.5K 累積標高差764m 行動時間約5時間11分
【コースタイム】
9:20福井県側登山口(南越前町)(480m)→9:53岩谷のトチノキ(635m)→11:20夜叉ケ池(1,105m)→11:47夜叉丸(1,212m)11:55→12:18夜叉ケ池(昼食)12:43→14:01岩谷のトチノキ14:03→14:31福井県側登山口(南越前町)(480m)
【内 容】
友人のFBを見ていたら「夜叉ケ池が今、紅葉の真っ最中」と書いてあったので、しばらく行ってないし、紅葉も見たいと思い、N野さんと2人で行くことにしました。岐阜県側からは、今、7K手前で通行止めなので、福井県側の登山口へと向かいます。往路は今庄ICまで高速を使い、その後地道に入ると、昨夜の雨で少し落石(小石)があったようですが、スムーズに登山口に9時過ぎに到着できました。
駐車場横には、圧倒される程の樹齢400年のカツラの古木があります。駐車場にはトイレもあります。準備をしていざ出発、鳥居をくぐって川沿いを登って行き、30分程歩くと今度は「岩谷のトチノキ」という2本の大木が出てきました。樹齢300年だそうです。周りの木々も紅葉し自然林で谷川の音もあり、癒されます。
そのうちに尾根をジグザクに登っていくと少し斜面がきつくなり谷川と離れていきます。紅葉している木々は900mくらいまでで、そこから先は、もう紅葉のピークは過ぎていました。ブナの木々もありましたが夜叉ケ池近くのブナ林は、すでに葉を落としていました。でも数本の広葉樹林は色鮮やかでした。N野さんによると以前良く来ていたときは、11月3日をめどに行っていたとのこと。そのあたりが紅葉のピークかも。
11時20分に夜叉ケ池に到着。平日のせいか数人のみでした。静寂な池のほとりには木道が整備されています。ここには環境省により国内希少野生動植物種に指定されている「ヤシャゲンゴロウ」が生息しています。なので池のほとりに下りることはできません。そして、この池がなぜ、ここに存在するのか、枯れたこともなく、いつも同じ水位が保たれているのは、なぜ? ここは、ほぼ峠なのに不思議です。
昼食の前に夜叉丸まで登ります。峠まで出て右へ、三国岳の方向に登ります。以前にも登ったことはあるのに、稜線の岩が怖く感じました。歳のせい?それとも多くの人が利用し、岩だけが出てくるせい? まあ、無事にそこを越えて夜叉丸(1,212m)まで登りました。でも、そこからは夜叉ケ池は見えませんでした。ここまで笹が生い茂ってすごいのです。少し下りて岩稜体付近からはハート型の夜叉ケ池が綺麗に見えました。写真を撮って夜叉ケ池へ下って昼食タイム。しばらくして気が付くと、それほど遅くもないのに、いつのまにか、私達だけとなっていました。
予定より早いですが、ゆっくりと紅葉を楽しみながら下山します。昼からは陽が照りだし紅葉が映えます。稜線の両側、そして向こうの尾根の広葉も素晴らしいものでした。
14時半に登山口に下山。帰りは、夜叉ケ池で出会った方からの情報でR365を山超えして木ノ本ICへ抜けて帰ることにしました。工事箇所もありましたが、滋賀県側はまっすぐな道で走りやすく、高速と時間的な差はありませんでした。今年は、夏が長かったせいか、秋は、あっという間と感じます。もっと秋を楽しみたいですね。 (記 Y森)
【個人山行】三十三間山~ 轆轤(ろくろ)山 高原ハイキング
【実施日】 2024. 11. 10 日曜日
【天気】 晴れ
【参加者】 T田(SL)、K藤 (記録)、他1名(CL)
【行程】 登山口駐車場(08:50)~林道分岐 ~ 夫婦松 ~ 風神
~三十三間山842.3m山頂(11:00)~轆轤山662.3m (12:40)~林道出合~P(14:40)
【山行報告】
ドライブルートは琵琶湖大橋を渡り、朽木村を通る鯖街道(国道367号線)を北上し福井県の若狭に入ったら敦賀方面(国道27号線)へ右折。暫く走り倉見峠を越えると三十三間山登山口(標高約95m)の案内版があり広く舗装された駐車場に到着。トイレもありしっかり整備された登山口だ。今回の山行は、若狭町と滋賀県高島市との境にある三十三間山、その隣の轆轤山を周回するコース。 鹿除けフェンスの扉を開け、植林帯の中の林道を暫く進み、支尾根に取り付く。夫婦松・風神の石塔を経て県境尾根。広々とした草原が広がり、三方五湖や若狭湾の景観が素晴らしい。三十三間山の頂上には一等三角点あり。草原歩きは楽しい。高島市の武奈ヶ嶽が直ぐ近くで、隣の山との隙間に琵琶湖も顔を出していた。天気も良く景観を楽しみながら昼食。草原状の県境尾根を南に進むと轆轤山に至る。アップダウンが殆どない草原歩きで景色を遮る木もないから風で帽子が吹き飛ばされそうになる。展望がずっと良いまま尾根歩きの醍醐味を満喫させて貰った。県境尾根を南下して支尾根を西に下る。三十三間山をピストンするハイカーが多いようで、轆轤山からの下りルートは、少し道が荒れてるように思った。林道を進むと、大きな塊に根を蛇のように巻き付けた不思議な巨木が祀ってあり、その横には、落ちそうで落ちない巨岩もあって驚いた。 更に林道を進んで登山口へと戻った。
天気・景色・メンバーに恵まれサイコーのハイキングだった。
素晴らしい山をチョイスしてくださり楽しい山行を企画してくださった、CL、SLに大感謝です
記:K藤
【感 想】
[紅葉を見に行こうよう〜]ということで秋の紅葉ハイキング。
福井と滋賀の県境にある三十三間山。急登もなくめっちゃ紅葉もなく(泣)暑くも寒くもないちょうどいい感じ。山頂手前はすすきの大草原!思わずスキップしたくなるほど広々としてて日本海や三方五湖、遠くに若狭富士が見えるいい眺めの場所でお昼を食べて隣の轆轤山GO!
轆轤山まではススキオンザロード!でも足元見たら鹿のふんだらけー笑,ここの山頂は禿山でこれも鹿の食害の影響らしい。。下山の林道歩きで退屈してたら途中に『落ちない巨岩』と隣に御神木が!この木の根っこが蛇のように巨石に巻き付いてあり名前と住所と願い事を言いながらこの石の周りを歩くと叶うと書いてあればもちろん試すしかないですよねー
という秋の紅葉登山でした!
T田
~ お城は歴史の舞台、文化財・史跡もいっぱい ~
【日 時】2024年(令和6年)11月6日(水)~7日(木)
【参加者】Y森(CL)、N野、S井、N堀の4人
前々から、いつかは行きたいと思っていたお城、国宝犬山城、同じく国宝の松本城と二百名城の高島城、今回企画して行ってきました。
11月6日(水) 天気 晴れ時々曇り
【距 離】犬山城 約2K 高島城 約1.5K 片倉館他0.5K
【内 容】
犬山城
まず、最初は犬山城から、織田信康(信長の叔父)によって建てられ、江戸時代は家康の重臣だった成瀬家が幕末まで城主だったお城です。木曽川を天然の堀とした小さいが堅固なお城です。交易の要衝として織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が奪い合ったお城だそうで、天守の最上階に登って景色を見ると、木曽川が堂々と流れ交易の中心となりえるお城だということが分かりました。天気も良く景色も抜群でしたが、この日は風が強く、最上階の外には、長居できませんでした。
高島城
次に訪れたのは、二百名城の諏訪湖畔にある高島城、築城者は、日根野高吉(築城の名手)でその後は諏訪氏が治めた城です。諏訪市指定史跡で天守閣(館内は、資料館)、櫓門、隅櫓が復元されています。諏訪湖と河川を利用した水を守りとする難攻不落の水城です。現在は残念ながら、諏訪湖まで開発が進み、少し距離があります。諏訪湖付近は冷え込むのか城内の木々は紅葉のピークを越えていました。お城は、どこのお城もそうですが、写真写りの良いお城でした。この天守からは晴れた日には富士山も見えるそうですが、今日は見えません。残念。
片倉館
高島城の近くに「テルマエ・ロマエ」の映画で有名になった片倉館と大浴場(千人風呂)があるので寄って行こうよというS井さんからの提案で行ってきました。
シルク王「片倉兼太郎」が欧州等の視察で、地域住民への福祉施設が充実しているのに感銘を受け、地元諏訪に従業員や地元住民のために、この施設を建設。2階には200畳の大広間(舞台付き)があり、隣には大浴場(天然温泉)もあり、ここが映画の撮影場所の一つになって人気が出たようです。
私達も温泉に入りました。大浴場は、深いお風呂で底には、砂利が敷き詰められています。この日は、寒かったので温まりました。ほっこりです。それから諏訪から離れ、松本市内まで車で移動し宿泊しました。
11月7日(木) 天気 快晴
【距 離】松本城 約5,3K 奈良井宿他2.5K
【内 容】
松本城
ホテルの駐車場に車を置いたまま、15分歩いて松本城へ。松本城は有名な国宝のお城です。まずは、入場前に内堀越しの松本城の写真を撮り、黒門から入場。すぐ左に堂々とした天守閣が目に入ります。外国の方もたくさん来られています。
築城者ですが、現在の形になったのは、石川数正・康長父子の時代(戦国時代の末)です。お城が黒いのは、毎年塗られる黒漆のためです。お堀はアルプスの湧き水で、市内にも湧水地はたくさんあります。建築後400年以上も経っているのにしっかりと建っているのは整備修理されているからですね。
内部6階、外からは5階に見えます。狭間や石落としもあり戦国時代末期に建ったお城を感じさせます。黒門は、枡形。太鼓門(復元)も枡形になっていました。内部の柱(一部修理)や梁は当時のもの、あまりに太く、つやつやで400年の時を感じました。外の庭の木々は丁度紅葉の見頃を迎えていました。月見櫓は江戸時代に増築された場所で開放的で三方向、月が見えるよう戸が外せるようになっています。江戸時代は平和な日々が続いたのでしょう。外に出て二の丸跡を見学し、西の端に向かい、もう一度、内堀越しの松本城の写真を撮り、見学終了。
奈良井宿
松本まで行ったなら、帰りに奈良井宿に行きませんかとN野さんからの提案で行くことに決定。。
江戸時代、中山道の宿場町として栄えた町です。町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、往時の面影を色濃く残しています。ここで昼食をと思っていましたが売り切れで残念な思いをしました。でも街道の風情は楽しめました。二日間寒い中、良く歩き奈良井宿を最後にウオーキングは終わりました。登山の合間にこのようなウオーキングはホッとするし楽しかったです。同行の皆様ありがとうございました。(記 Y森)
【日にち】2024年 11月 4日(月)
【メンバー】H川
【コースタイム】
近江鉄道八日市駅スタート07:01—(25分)--07:32阿賀神社(太郎坊宮) 07:38--(4分)--07:42太郎坊山08:02--(44分)--08:46清水山09:04—(15分)--09:19貴船神社09:21--(1時間11分)--10:32観音正寺10:36--(15分)--10:51繖山(観音山)11:06--(17分)--12:12地獄越11:23--(4分)--11:32雨宮龍神社11:38--(13分)--11:51伊庭山11:55--(15分)--12:03猪子山12:17--(30分)--12:47JR能登川駅
(距離14.8 km:登り1029m / 下り1066m)
【報告】
職場が東近江市に有り、いつもこの山々を眺めていました。一つ一つではどこにでもある低山で、なかなか計画までいかない。
今回、会のメンバーさんから東近江トレイルとして歩きごたえ有りますよとの情報。ならばすぐにと計画しました。
延命公園、なんかすごい名前ですが行ってみて意味を察しました。昔の石の割り方も知ることができた。
各山々の登りは結構きつく、でも短くテンポよく歩けた。
観音正寺はなかなか見ごたえありましたよ。
そして最大の目標、能登川の町から猪子山を見上げるといつもポツンと見える北向岩屋に行くことができた。
このトレイルは下りようと思えばどこからでも下れるのでトレーニングに最適です。
長距離に興味のある方はぜひチャレンジしてください。(H川)