【実施日】 2023年11月23日(木)晴れ
【参加者】 K原(CL) H川
【コースタイム】 草津6:40--守山市元町7:00--栗東IC--湖東三山SIC--クレフィール湖東の南側8:00--明神社8:50-
- 押立山(771.7m)9:45--山比古湧水12:15--お昼15分--秦川山13:30--金剛輪寺14:30
-駐車地15:00
【感想】
今回の山行は本当に天気に恵まれとても気持ちの良い日になりました。K原さんの目指す近江百山はこの山行を入れてあと4座。
押立山はとてもマイナーな山なのか出会った人は一人で、秦川山では誰にも出会わず。押立山の最初の急登は最近怠けている自分にはとてもつらく険しい
登り。体重81kgは重過ぎる。反省しながら、言い訳をしながらゆっくり登る。なんとか無事に山頂へ到着し、山比古湧水のある宇曽川ダムに向かって下山
する。
この下山ルートはなかなか厄介で踏み後は薄くテープも少なくポイントが不明瞭の為、GPSで現在地を確認しながら地形図でルートを確認して歩く。
道中何度もルートを探りながら行ったり来たりすることも。なんとか下山し、次の秦川山を目指し歩くが、登山口がなかなかわからない。
おそらく土砂崩れなどで以前のルートがなくなってしまっているようだ。地図を頼りに進むと一本の林道らしき道が見えてきた。
地形図にも過去のデータにもない道。行くかどうするか悩んだが行くしかない。
結局ほぼ林道を上り詰めた少し先に秦川山の山頂が。展望が全くなく、すぐに歩き出したがまたまたルートが、不明瞭で地形変化もとらえにくく
ルートの選定に苦労したが、なんとか無事に下山できた。
名前もあまり知られていない地元の低山でも高度な地図読みと判断力が要求される山行でした。
とても勉強になりました。 ありがとうございました。 H川
【実施日】2023年11月19日(日) 晴れ時々曇り
【参加者】N間(L)、I田(SL)、T田、A見、Y森、Y田、M田、T中、A元、M代、T田、T内、S井、Y口、M田、
K藤、M、A隅、F田、N堀
【コースタイム】
9:10山本駅スタート→9:25辰巳橋→9:30最明寺9:40→10:05万願寺分岐→
10:10迂回ふじが丘住宅外れより斜面をバ リエーション藪漕ぎラッセル→11;35山手台東鉄塔下→
12:05万願寺西山(昼食)12:30→13:50中山最高峰→14:25中山寺奥の院→15:50中山寺→
16:00中山観音駅
山行;6:20、休憩;30 合計6:50 距離;12.6km
【報告】
前日の寒さが少し和らぎ小春日和の11月19日に六甲・中山連山をハイキングしました。阪急宝塚線・山本駅を9時過ぎに出発、平井の住宅地を進み山道に
入り門構えを過ぎて辰巳橋を川沿いに入っていきます。右手に少し涼しげな川のせせらぎを聞きながら進むと行き止まりの場所が最明寺滝です。
ここでお参り、マイナスイオンを全身に浴びた後、記念写真をパチリ。戻って辰巳橋から山道を登っていくと、いよいよ左手に本日のハイキングの最大の
目玉である宝塚ロックガーデンが待ち構えています。しかし、ここでアクシデント発生。前から来たハイカーから「ロックガーデンの付近にスズメバチの巣
があり、5~6匹飛んでいるため危険である」という情報が舞い込んできました。仕方なくふじが丘の住宅街を進み、その突き当りから地図と携帯ナビを確認し
ながら全く手つかずの雑木林に分け入り、南西方向、130m登り切った登山道にある鉄塔を目指すことにしました。この雑木林に分け入ったのが10時前後で、
1時間半ほど肩口まである枯れ木・枝、枯れたシダに埋もれて足元が見えにくい斜面を慎重に、T田さん、Mさんを先頭に雪山でのラッセルの如く登りまし
た。ようやく登山道に戻った時には既に11時半を過ぎていました。お二人に感謝です。
12時半頃昼食をとり、山手台住宅や中山五月台を馬蹄形に取り囲む中山連山を歩き続け、中山最高峰に到達したのが13時50分でした。ここで小休憩、全員
で記念写真を撮り、中山寺奥之院を目指して、一路下りました。中山寺奥之院に到着したのが14時半頃、お参りした後、中山寺を目指して下り、中山寺に到
着したのが15時45分頃でした。寄進、お参りなどで資金が潤沢なのか立派な五重塔や本殿を見ながら中山観音駅に16時に到着しました。
普段、ハイキング部の例会では中々味わえないバリエーション山行有りで大変疲れましたが充実した一日でした。
記録:I田
【実施日】2023年11月18日 曇り一時雹
【参加者】T永(L・報告)、Y森、M田、T中千
【コースタイム】
水口10:50―11:30古城山12:00―水口城址―歴史博物館―14:25水口城南
【報 告】
水口駅に集合し登山口に向かう。水口病院の先が登山口です。登り口にある案内板を見る。1585年に羽柴秀吉が中村一氏に命じて築かせたものです。水口岡山城と言い高島市の大溝城の古材も使われたそうです。関が原の合戦では西軍について敗れたため、東軍に攻められて炎上、落城しました。江戸時代になり、新しい水口城築城のさいに、石材などが転用されました。
登り始めるのに手間取りました。出発しましょう。少し行き右にある石段から登り始めます。すぐに「菅〇〇〇氏顕彰碑」があります。鉄道建設に功績のあった方らしいです。ここから階段を少し登ると車道に出て、その先にある広場の手前から山道に入ります。またまた大きな石碑にでます。なんの石碑かわかりませんでした。少し急な登りをすませ、平坦な道を進み短い登りで切り株の形をしたトイレにでます。ここまで車道が来ていました。舗装された道を登ると物見櫓のような展望台があり眼下を一望できます。展望を楽しんだら少し登り本丸の石垣跡を見学して東屋のある山頂に着きました。
食事の前に付近を見学、立派な案内板や小さな社などありました。二の丸、三の丸の見学は止めて食事にする。早めに帰りたい人もいたので、大池寺の見学は止めることにして登山口に戻る。街中をからくり時計へ向かう。線路を渡り左の道へ入り、しばらく行き石橋駅の手前で線路を渡るとすぐにからくり時計があった。曳山の形をしていて中にからくりが仕込んであります。一日4回、9時、12時、15時、18時に動くそうです。我々が着いた時にはすでに動いた後だった。
ここで勘違いをして、水口城址に向かうつもりが水口神社のほうに行ってしまった。甲賀病院に横を通って水口神社の手前で気づいて、もう一度線路を渡って水口城址に向かった。途中から霰混じりのミゾレとなった。わかり難い街中で何度か行き止まりに出たが無事に水口城址に着くことができた。城門のある橋は老朽化で通れず、水口高校のグランドのほうから遠回りして受付にでた。この城は将軍が上洛のさいに宿泊のために造ったものです。中には甲冑や鉄砲、当時の書簡などが展示されている。築城当時の復元模型もあった。ビデオなども鑑賞できる。次は歴史民俗資料館です。来た道を戻り、水路の先で左に曲がり、城南駅の前を通って線路を渡り少し行った図書館の隣に資料館があります。ここには水口曳山祭りで使われる曳山が展示されています。それ以外にも滋賀県各地の曳山祭りを紹介するコ-ナ-もありました。古い農機具や年貢の記録など記された古文書なども展示されていました。なかなかすべては紹介しきれないのでここまでにします。ここで解散とする。とにかく寒い一日でした。参加してくれた皆様ありがとうございました。
【日 程】 2023年11月16日(木) 晴れ
【参加者】 Ts本、Nm、I野
【行 程】
観音平(05:35)・・・雲海(06:25)[休憩 5分]・・・押手川(07:10)・・・編笠山(08:35)[休憩 5分]・・・青年小屋(09:15)「休憩15分]・・・のろし場(10:00)[休憩5分]・・・権現岳(11:00)[休憩 10分]・・・稜線2560(11:40)[休憩20分]・・・三ツ頭(12:20)・・・木戸口(13:15)[休憩 5分]・・・八ヶ岳横断歩道(14:20)・・・観音平(14:50)
【報 告】
立冬も過ぎ山では雪の便りも聞かれるようになった。日帰りで行ける景色の良い山をということで、八ヶ岳の編笠山と権現岳の周回山行に出かけた。小淵沢周辺の宿で前泊をして、観音平駐車場に朝5時過ぎに到着、駐車場にはまだ誰も居なかった。駐車場の仮設トイレはきれいに掃除されていて、気持ちよく使うことができた。身支度を整えて駐車場奥左手の登山口を5:35に出発。ゆるゆるとした笹の間の登山道を登っていく。しばらくすると右手の空が明るく光ってきて、雲海に到着した頃にはすっかり明るくなりヘッドランプをしまう。
気温は氷点下、服装は厚手のパンツ一枚とアンダーと長袖シャツの上に化繊の薄い綿入れを着ていたが、少し汗をかいたので、上を一枚脱ぐと今度は汗冷えがして寒い。この時期の衣服調整は難しい。
雲海からの登山道はだんだん岩が増えてきて、八ヶ岳らしい原生林の中の段差のある登山道。足を高く上げて乗り越えていくが、これが少しずつ足にこたえてくる。しばらく進むと押手川。ここで登山道は青年小屋へのトラバース道と編笠山への登山道に分かれる。編笠山への登りはだんだんと傾斜がきつくなり、山頂手前では大きな岩の段差を越えたりもした。
登り始めてから3時間ほどで編笠山山頂へ到着。南に太陽に光る富士山、向かい西側に北岳を中心とする南アルプス北部、雲海に隠された諏訪湖と中央アルプス、御嶽、遙かに白山、乗鞍北アルプス、さらに遠くに北越の山、北東には八ヶ岳連峰と360度の絶景が広がっていた。申し分のない景色に見とれながら、これから登る権現岳の方を見ると、核心部のギボシなどにも雪は着いていない様子。
編笠山から青年小屋へ降りていく道は北向きなので先日降った雪が残っていた。凍り付いてはいなかったのでアイゼンなしでも歩くことができた。ただ、青年小屋手前のゴロ岩は所々雪が着いていたため慎重に通過。
「遠い飲み屋」で有名な青年小屋はすでに小屋じまいをしていて、閑散としていた。少し長めの休憩を取ってから権現に向かう。急坂をしばらく登るとのろし場。すぐ近くに西ギボシの荒々しい壁面が見える。ここでヘルメットを着ける。特に推奨はされていないが、最近は高齢者の遭難も多いので、岩陵帯通過の際は着用する。ガレた登山道を登っていくとトラバース気味に登りあげる鎖場があり、ここを越えると西ギボシのピーク付近。さらにその先東ギボシに取り付いていくと、かなり長めの鎖場がある。こちらは高度感もあるが、足場がたくさんあるので、慎重に進んで問題なくクリアー。雪付きの細い稜線を進んで権現小屋にたどり着く。ここ最近は夏でも小屋を閉めたままとのこと。その先に赤岳へのキレット方面と権現岳の分岐を越えて、権現岳山頂。ゴツゴツした岩を登って剣が置かれているところで記念撮影。しばらく景色を楽しんだ後、三ツ頭へ向けて下っていく。
この日遭遇した登山者は3組と少なかった。直前に少し雪が降ったことなども影響したかもしれないが、静かな山行になった。
権現岳からの下りの途中風をよけられる稜線で昼食休憩。その後三ツ頭のピークから権現岳の勇姿にお別れして木戸口への稜線を下っていく。草付きの斜面では霜柱が溶けてドロドロになった道がよく滑る。泥まみれになりながら、さらに下っていくと笹原の原生林の中を下る歩きやすいが長い登山道へ。これも八ヶ岳の一つの風景。八ヶ岳横断歩道まで下って、観音平をめざす。疲れた足に最後の一登りがこたえたが、予定よりも早く駐車場へ着くことができた。帰りの車窓から見えた八ヶ岳山麓の真っ盛りの紅葉がみごとで、それも印象深いものだった。まだ本格的な雪が来る前、小春日和の編笠山と権現岳は絶景の連続だった。
【日 程】 2023年11月12日 (日) ~13日 (月)
【参加者】 A見(CL・配車)、T田(SL)、Y口(会計)、K藤(記録)
【行程・天気】
1日目 11月12日 曇り
7;45ホテル駐車場出発 →8:00車道分岐 →8:40高指山 1,174m →9:15 切通峠 →10:10~35鉄砲木の頭(明神山)1,291m 富士山の写真撮影→10:47三国峠 →11:10~50三国山1,325m山頂にて昼食 →11:58 ヅナ峠 →楢木山1,353m →12:45大洞山(角取山)1,383m →13:15アザミ平 →13:50籠坂峠バス停着 →14:03富士急バスに乗車、籠坂峠より森の駅(山中湖旭日丘)へ 14:15森の駅バスターミナル着→ 14:40 ホテルシャトルバス乗車 15:00ホテル着
2日目 11月13日 みぞれのち曇りのち晴れ
天候により山中湖周辺での冨士眺望ハイキングを断念し、好天の静岡市観光へ行先変更
10:30ホテル出発 →12:00 久能山東照宮参拝、15:30三保の松原 →帰路
【報告と感想】
富士五湖の中でも人気の高い山中湖で秋の紅葉まつりイベントが開催されておりライトアップ含め11/12が最終日。多くの観光客で交通渋滞が予想されるのではないかと、CL提案で前夜発・駐車場泊 (テント/車)となった。道中は小雨が降ったり止んだり。 須走り道の駅にて仮眠。 朝は曇天でガスが立ち込める。山中湖へ向かうとガスが切れてきた。下山予定の籠坂峠を過ぎてから湖畔道路が長い。紅葉シーズン土曜宿泊客でホテル駐車場はほぼ満杯。ホテルの門から車道へ出て山側へ進む。オートキャンプ場前に登山口があるが明確な標識もなく行き過ぎてしまう。人気のハイキングコースだと期待した割には草が茂り歩き辛い。登山道を上がり切ると高指山 1,174m到着。曇天の為、展望はよろしくないが、先ずは1つ目のピーク。少し下ると切通峠。 関東の大学の部活合宿なのか、大きな掛け声が間近に聞こえる。登山客には全く出会わない。標識やテープも少なく道を間違えつつ、すすき野原の自然道をしばらく登ると明神山。すると嘘のように反対方面から人が溢れ出てきた。 明神山は絶景スポットとされるパノラマ台より高い位置で三国峠の駐車場から登る人が多い。頂上が雲で隠れてるが富士山が大きく見えた。曇りで寒いが暫し富士山と山中湖の絶景を堪能。 『ふ』の人文字(じ) を3(さん)人で描いて『ふじさん』
明神山山頂から三国峠へ下り、山梨・静岡・神奈川の3県にまたがる三国山へ。晴天ならば山頂から丹沢山塊や相模湾までの眺望が楽しめるらしいが、曇天のため昼食を楽しむ。そこからブナ林など原生林に覆われた緩やかな自然道をしばらく歩いて大洞山へ。幻想的な雰囲気の漂う樹林の山道は、なだらかで歩きやすい下り坂だった。籠坂峠バス停に辿り着くと、アスファルトの道。高低差は少ないが、かなりの距離を歩き疲れてバスに乗りたい。うまい具合にバスが来た。湖畔の森の駅(旭日丘)からはホテルのシャトルバスを予約。湖畔では人懐っこいアヒルが挨拶に来てくれた。湖畔の紅葉も愉しみながらシャトルバスでホテル着。
2日目の朝は天気予報通りで雪が舞いだした。富士山にも暑い雲がかかっていて全容は見えない。午後まで天気の回復は見込めないので登山計画を断念し好天の望める方向で観光することとした。徳川家康公の御霊に誘われ静岡市の久能山東照宮へ。表参道の1,159段の石段を登ると青々としたと海が綺麗。 拝殿を過ぎると家康公の墓。その墓の上を深く考えずに歩いてしまった! ボランティアガイドのオジサンに「霊が乗り移ってるよ」 「拝み直しだ !」と叱られ拝殿を拝み直し。博物館には徳川家康の日常品や徳川歴代将軍の武器・武具も多く展示されていた。出口に向かうと説明動画。つい見入ってしまう。そこで史実を知ることに!
ボランティアガイドのオジサンの言う通りだ。徳川家康の遺体は日光ではなく久能山にあることを学んだ。 その後、三保の松原へ行くと見事な富士山。富士山の雪が青空に映えて美しい。
天気により行先変更提案していただき、別の場所でも富士山を見られて大満足の旅となった。
またの機会に富士五湖周辺ハイキングを企画したい。
【日 程】 2023年11月8日(木) ~ 9日 (金)
【参加者】 K原(CL・配車) T本 K川(SL、食担、記録)、S口(会計)、
【行程・天気】
■11月8日 晴れ
8:00イン谷口出発~9:05かもしか台~10:15北比良峠~10:25八雲ヶ原~
11:15コヤマノ岳
<昼食・テント設営(2人テント1、ソロテント2)>
■11/9(木) 曇り 霧
4:00起床<朝食・整頓・準備>~5:35テン場出発~6:15武奈ヶ岳
~細川越え~7:10釣瓶岳~8:10武奈ヶ岳~8:40コヤマノ岳テン場着
<テント撤収>~9:40テン場発~10:20北比良峠~11:05かもしか台
~11:50大山口~12:03:30イン谷口到着
【報告】
立冬なのにポカポカ暖かい小春日和の平日にまったりゆったり紅葉テント泊山行に4人で行って来ました。
私達滋賀山友会のフィールドワーク地、比良山イン谷口から登ります。
ちょっとその前にお手洗い😅おっとお手洗いが飛んでもない事になっとるぞ。ここではちょっと表現出来ない状態。
12/2に予定している新人歓迎会がイン谷口集合なのでこれは困るぞ。取り敢えず、明日下山してから対処しようと言う事
で、出発。秋の日差しと言うよりは、夏の終わりの様な陽気で薄着で充分、汗もかく💦今年の紅葉は夏の暑さの影響で、先
に葉が落ちてしまったり枯れてしまったりで、ちょっと残念だ。でもウチワカエデやシロモジ、クロモジの赤や黄色の紅葉が
光に当たってキラキラ輝いて綺麗だ。七竈は赤い実だけ残ってる。
8:00に出発して、北比良峠、コヤマノ岳テン場には11:15 着。テントを設営してコヤマノ岳へ向かう沢沿いへ水を汲みに行く
近くで充分綺麗な水をゲット出来て便利だ。
T本さんが、350mlのビールを6缶も運んで下さって早速、やっぱり此処は乾杯🍻 寒くもなく、気持ちの良い陽だまりで
ゆったりまったりまどろむ時間が流れる。もう今日は山に登らないので、夕食まで、飲む人は飲む。飲まない人は、寝転んで
本を読む。近場だから出来る贅沢山行。秋だから虫もいないし、この時期の比良山テント泊は、ヒットだ。もう少し早い方
が、綺麗な紅葉に出会えたかも知れないが、短い秋を楽しむ最高の日和だった。
沖ノ島もポッカリ浮かび、琵琶湖と滋賀の山並みを堪能する。
もう何もする事も無いので早目の夕食とする。今回はラタトウユ(夏野菜の煮込み)、和風チリコンカン、バジルスパゲッィ、
ザックリ切ったキャベツとキュウリ、フランスパン、クリームチーズ🫕そして、やっぱりワイン🍷
全部簡単に出来る物ばかり。ホットワインに合う。勝手に満足。デザートは温ったかいおぜんざい🥰
夕焼けが遥か彼方の山々と琵琶湖を包んで行く。オレンジ色の雲がパープルピンクに変わり、そしてパープルに、
コバルトブルーに変わり、ダークパープルになってやがて日が暮れる。
この日この時この場所でしか出会えなかった最高の夕焼け。
6時には食べ終わって、T本さんはもう就寝。早っ😍残りの3人は満点の星空を眺め暫しうっとり。
オリオン座もしっかり見える。女子二人は、ちょこっとテントで秘密のよもやな話。
翌日 打って変わって霧深い朝。暗がりの中、朝食を取って5:35武奈ヶ岳へ出発。私の予定では武奈へ向かう途中で日の出に
出会うはずだったが、今日は霧の中。しかも強風。早々に武奈を後に釣瓶岳へ向かう。出会った人は一人。八雲でテント泊を
してたとか。樹々はすっかり葉も落ちて冬模様。眺望も望め無いのでそのまま引き返して、テント撤収。コーヒーandチョコ
レートタイム🍫。ダケ道を下りて行く。落ち葉が引き詰められて歩きやすく、そして綺麗に整備された道。後、何回この道を
登り降り出来るだろう。イン谷口の駐車場には、12時過ぎに着いた。
さぁいよいよ今回のメインイベント。トイレmisson にかかる。沢の水をペットボトルには汲んで作業するが、impossible 。
これは仕方ない。県か市に連絡してなんとかして貰おう。折角の人気の山、近郊からも多くの登山者が訪れる比良山。
しっかりトイレ管理をして貰わないと滋賀の恥だ。他府県はもっと山を大事にしている。
自然に恵まれた滋賀だからこそ、もっと自然を大事にしていきたい!三日月知事に直談判したいぐらいの気分だ。
最後のmissonはimpossible に終わって残念だったが、比良トピアでゆっくり温まって美味しいお昼を食べて3時過ぎには自宅
に着いて洗濯、テントも干して、靴も洗っても充分時間がある。偶にはこんなゆっくりテント泊も如何ですか?
参加して下さった皆様 ありがとうございました。楽しゅうございました。
※比良テント泊山行一口感想
■K原「一期一会の残照」
昨年に続き近場のテント泊だった。出発から3時間ほどで到着し、ゆっくりと時間を過ごすことができた。新しい水場を探し
に行け、ちょうどいい場所を見つけることができた。早い夕食はK川さんのお手料理。普通のテント泊では望むべくもない豪
華なお料理に舌鼓を打った。お天気も良く、夕陽の反対の東の空の水平線にあたるところがオレンジ色に染まるのが見えた。
山並みところは灰色、空が始まるところは暗いオレンジ色、高くなるにつれ明るいオレンジ色から黄色くなり、さらに水色か
ら青色へみごとなグラデーションが見られた。そのグラデーションの中に伊吹山のシルエットが浮かび、暗くなりはじめた琵
琶湖にも竹生島の影が浮かんでいた。この場所、この日、この時刻だけの一期一会の残照だった。
■T本
お疲れさまでした。初冬の比良の懐で楽しいテン泊と美味しいヤマメシを堪能させていただきました。
皆さんありがとうございました。
■S口
本当に楽しませてもらいました。美味しい山行でした!テントも入れてもらってありがとうございます。
たいへんお世話になりまた。またよろしくです。
【日程・天気】 2023年11月5日 (日) 快晴
【参加者】 K藤(CL・記録)、N堀(SL)、T田(会計)、F井(配車)
【山概要】
大山隠岐国立公園の中心地にある伯耆大山(ほうきだいせん)と呼ばれる中国地方の最高峰。独立峰でありながら約1kmにわたり複数の峰が連なる成層火山。剣ヶ峰1729mを頂点に、弥山(みせん)標高1709m、天狗ヶ峰、槍ヶ峰、三鈷峰などのピークからなる。年々自然風化が進み山が崩壊し危険箇所が多い為、ピーク間は縦走禁止。東の富士山 西の大山とも言われるほどで、大山西側の伯耆町から望む山容が富士山に似ていることから伯耆富士(ほうきふじ)とも呼ばれる。主峰 剣ヶ峰が標高1729mで実質の大山頂上でなるが、剣ヶ峰へは危険な痩せ尾根で通行禁止の為、現在は隣の弥山(みせん)標高1709mが大山の頂上。標高800m〜1300mのあたりは西日本最大のブナ林が鎮座している。大山の主要な登山道は2つ、ひとつが夏山登山道。下山駐車場もしくは南光河原駐車場が最寄りの駐車場で、1合目から弥山までの標高差約1000メートルを一気に登る。急勾配の登山道ではあるが、道はよく整備されており初心者でも安心して登ることができる。
【行 程】
6:05 南光瓦河原駐車場 766m出発 →6:35二合目 →7:00 四合目 →7:40 六合目避難小屋 →8:10 八合目 →8:33大山頂上避難小屋 →8:35~9:20弥山(大山頂上) 1709m 山頂 →9:40石室 →9:50 八合目 →11:20大山寺阿弥陀堂 →11:28夏山登山口 →11:35南光瓦河原駐車場着
【報告と感想】
一週間前の天気予報で雨天で心配したが直前の天気予報で4日と6日は天気が崩れるものの、5日の午前中は晴れとなっていた。人気の登山スポットで一番便利な「南光瓦河原駐車場」に駐車するためには朝6時迄に着かないと登山口までが遠い下の駐車場となるとの事前情報を得ていた。紅葉シーズン、3連休中で、現地まで4時間以上かかることから、日帰り登山ではあるが、前夜発で車中泊を決定。午前1時に南光瓦河原駐車場に着いたが駐車場には既に多くの台数が停まっていた。暗い内から登りだす人が多く、我々も日の出前に出発。よく整備された丸太の階段を登りだす。夜が明けるとブナ林の紅葉が太陽の光を浴びてキラキラと輝く。1合目から9合目まで1合毎に表示があり、標高表示もされていた。5合目を過ぎるとブナ林が途切れて視界が開け大山の岩肌を真近に感じる。6合目の避難小屋からは荒々しい北壁が目の前に現れる。秋晴れのもと、ちょくちょく休みを取り展望を愉しみながら登る。眼下を見下ろすと、遠く日本海や中国地方の山々が見渡せる絶景が広がる。8合目を過ぎると常緑の低木「ダイセンキャラボク」の群落が広がり、木道の登山道に変わった。石室との分岐を過ぎて暫くすると頂上避難小屋。売店あり、清潔なトイレあり、ありがたかった。山頂からの景色は360度の大パノラマ、南側は通行禁止エリアで、最高峰の剣が峰の尖った頂、瘦せ尾根、怖そうな斜面を眺める。 更に遠く見えるのが雲海なのか瀬戸内海なのか分別がつかない。その奥は四国の山々なのかも知れないので見えたこととする。休憩場所もよく整備されていた。 心地よい気候で風もなく素晴らしい景色を眺めながらの昼食は至福の時間。下山は石室を参拝するコースを経由、眼下に雄大な景色が広がり大自然を満喫。常緑の低木と共に草むらが広がり、寝転びたくなる→寝転んでみた。 (大山だけに大の字に! 表大の字、裏大の字も※写真参照)。登りの人が増え、子供や犬も登っていた。道を譲ってると、なかなか前に進めないが素晴らしい景色を堪能しながら、ゆっくりと下る。駐車場に着くと、駐車待ちの車が列をなしていた。
下山後は大山寺山麓の門前町の「豪円湯院」で汗を流す。一般490円、モンベル会員は460円と随分お得。豪円湯院の泉質は1200メートルの地下から汲み上げられて抗酸化作用が強いらしく神の湯と言われている。 豪円湯院のレストランで食事(豆腐食べ放題)して帰路につく。高速に向かう道中、振り返ると富士山そのものだ。登山途中で見た、荒々しい北壁があるとは思えない。見る方角で、こんなにも山容が違うのか、まるで別山に登ってきた気がした。車を停車して貰い写真撮影。 荒々しさと優しさを兼ね備えた素晴らしい山で、あたたかい秋晴れのもと大変楽しい山行だった。
【日 時】2023年11月2日
【参加者】Ts本、I野、A隅、H場、K藤
【行 程】
坂本棚田駐車場(07:05)・・・分岐(07:10)・・・野登山(09:10)[休憩 5分]・・・国見広場(09:20)[休憩 5分]・・・仙鶏尾根分岐(09:40)・・・野登山分岐(10:20)・・・東峰(11:10)[休憩 20分]・・・白谷分岐(11:35)・・・仙ヶ岳(11:45)[休憩5分]・・・白谷分岐(11:55)・・・東峰(12:05)[休憩 5分]・・・野登山分岐(12:45)・・・ミツマタ尾根分岐(13:20)・・・坂本棚田駐車場(15:00)
【報 告】
11月になっても各地で夏日が予想された2日、鈴鹿山系南部の野登山から仙ヶ岳の縦走山行に出かけた。朝7時前に坂本棚田駐車場に2台が集合、トイレを済ませ登山届を投函してから7時過ぎに出発した。
しばらくは集落の中を歩き、途中から山道へ入る。比較的広い林の中の登山道をガシガシ登っていく。急登というほどではないが、しばらく登ると汗が出てくる。衣服調整の休憩をしてしばらく登ると林道に出る。実は一台の車が、朝駐車場が分からずこのあたりまで登ってきたとのことで、「見覚えがある」と笑っていた。
そこからさらに登ると展望の開けた広場「夢見台」に着く。鈴鹿市街や伊勢湾の方面が展望できたが、靄が濃くうっすらと景色が見えるという状況だった。
さらに登っていくと野登寺(やとうじ)の入口広場。ここには車でも来られるようで、トイレもありしばらく休憩する。変わった形の鳥居のような物が建っていて、これをくぐってさらに奥に進むと野登寺の参拝路へ。少し立ち寄っていこうと境内へと入っていくと,その通路にミツマタが植えられていて、小さい白いつぼみがたくさん付いていた。春になると黄色い花でさぞ賑やかになるだろうと思われた。創建は平安時代に遡るという古刹で、山行の無事をお参りして登山道に戻った。
野登寺から10分ほどで、野登山(ののぼりやま)山頂に到着。周りは木に囲まれて展望はないが、木々がわずかに色づきはじめ、こもれびが明るい山頂だった。
野登山を後にして、展望が抜群という国見広場へ。北を見ると入道ヶ岳、鎌ヶ岳や御在所岳が見わたせ、眼下には鈴鹿山麓の町並みや伊勢湾などを望むことができた。残念なのは霞や靄で光が乱反射してあまりくっきりとは展望ができなかったこと。
国見広場から林道をしばらく下ると仙鶏尾根分岐の登山道入口へ。杉・桧などの樹林帯を下っていく急坂の道なのだが、太陽の光が遮られて、まるで深海の暗がりに向かって入っていくような不気味な感じ。おまけに入口の立て札には、令和2年に熊が出没したとの注意書きもあり、一同ビビる。とにかく樹林帯の中を熊鈴を鳴らしながら進んでいくと、仙鶏尾根とミツマタ尾根の分岐。ここから仙鶏尾根の登りがはじまる。昔は野登山は鶏足山と呼ばれていたため、仙ヶ岳とを結ぶ尾根で仙鶏尾根ということだった。
この尾根道はやせた尾根の上り下りが連続し、しかも花崗岩の風化したザレ道や岩陵の道など、通過するのになかなか注意が必要だった。アップダウンを繰り返して登っていくと、仙ヶ岳が壁のようにだんだん大きく見えてくる。野登山分岐(小岐須渓谷からの分岐=仙鶏乗越)を通り過ぎると仙ヶ岳本体の登り。途中の登山道が崩落していて、ロープに助けられながらよじ登る。やっと山頂かと思うと手前のピークが2つほどあって、そこを越えて,最後の岩場を登り切ると仙ヶ岳の東峰(仙の岩)にたどり着いた。ここで昼食休憩。日差しを遮るものがなく少し暑いくらい。亀山方面や下を走る新名神などを眺めながら昼食をとる。昼食後荷物をここにデポして、西峰(仙ヶ岳山頂)をめざす。10分ほどで山頂に到着。山頂からは滋賀県側の綿向山や雨乞岳、鎌ヶ岳など大展望を楽しんだ。こちらから東峰を見ると仙の岩がひょっこり立ち上がって見えるのが特徴的だった。また山頂付近の黄葉は陽を受けて明るく光って見えた。山頂で記念写真を撮って下山。岩岩とした道やザレた道など下りの方が緊張する。転倒しないようにゆっくりと歩を進め、仙鶏尾根をミツマタ尾根分岐まで戻って、ここを下る。しばらく尾根道を下っていくと、名前の通りミツマタの群生地が現れる。まもなく尾根から降りて、沢を渡り、林道を坂本集落に向かって下っていく。鳥獣柵をくぐって、棚田の間の道を駐車場に向かう。広々とした棚田風景も疲れを癒やしてくれる。下山後は「鈴鹿天然温泉花しょうぶ」で汗を流して帰路についた。予想外にあたたかい秋晴れのもと、登りごたえのある仙ヶ岳への縦走は、とても変化に富んだ楽しい山行だった。
(一口感想) 鈴鹿の山には何度も来ている。花崗岩のザレと松と巨石の印象が強い。今回もそうなのだが、野登山にはミツマタの森、ミツマタ尾根という箇所があり、3~ 4月上旬には山の斜面が黄色に染まるらしい。是非、また来たい。坂本棚田駐車場付近は坂本棚田があり、美しい棚田風景も観賞しながらの開始。ブナ林を登り、野登寺の参道に建ち並ぶ大杉にも圧倒され参詣。ミツマタ尾根~仙鶏尾根~仙ヶ岳へと登るに連れ険しさは増し、仙の石まではナカナカのやせ尾根。登頂。仙の石付近で昼食。少し霞んでいますが秋山の紅葉の先には、鎌ヶ岳や御在所岳の鈴鹿セブンも見える。ザックをデポして仙ヶ岳往復。(ここが山頂。)
ザレた尾根や坂をロープの補助で下りる。下山はコースを変えてミツマタの森を通過。これだけの群生地は見事。帰途、亀山イオンモール花しょうぶの湯に立ち寄った。
皆様ご苦労様でした。そして、いつも感謝してます。(I野)