個人山行 野坂・粟柄関所跡~標高841mピーク

 

実施日     2022.4.10.. 晴れ

 

参加者: K内(記録・車軽)、(同行MSさん)

コース・タイム:5:30木の岡町発→6:30熊川宿7:00→松屋→粟柄関所跡→送電線鉄塔付近P8:30~(林道)~10:00標高840mピーク(食事)10:40~(登山道)~13:15車着

→13:40チェーンポール→粟柄関所跡(タイヤ取り換え)14:30→熊川宿→17:30木の岡

 

 記録:

朝の路面温度は5℃~10℃。早朝なので快適に飛ばして1時間で熊川宿に着いた。Sさんの車を置いて、倉内車で現地へ。ユンボで林道の雪の除雪真最中。美浜町から新庄区へ連絡を入れて頂いていたので快く通していただけた。 

 風況観測塔2本目付近まで除雪が済んでいた。塔には帰りに寄ることにして先へ進む。登山道を時々切り取りながら林道が作られている。雪は、北向きの斜面は深い所で3m、南向きは歩くスペースがあるくらい融けている。工事許可の看板には、工事期間R3.7.20~R4.

3.26.、森林作業道の開設、とあった。作業行為者は美浜町、保安林内作業行為許可証を発行したのは福井県。どこにも風力発電のための資材運搬用道路とは書かれていない。

 雪があるおかげで、カンカン照りの道も涼しく歩けた。今までの観察会で、いつも休憩場所になる標高840mの大きなピークで食事をとった。庄部谷山へ向けても、芦谷山へ向けても林道が伸びている。予定では1本目の風況観測塔を経てどこまで林道が付けられているのか確認するつもりだったが、気力が失せた・・。

 帰りは林道から離れて元の登山道をたどった。どこでもそうだが、林道が入って登山道が寸断されるととても分かりつらくなる。単純な一本尾根なのに何度か間違えた。1本目の関電鉄塔から別の尾根に入ってしまい引き返した。このころには暑さの盛り・・登り返しが応えた。

観測塔を見て周囲の写真を撮り、ここでもブナの巨木が切り捨てられているのを見て、二人で怒り狂った。ふらふらになりながら何とか無事車着。30分で粟柄関所跡へ着いた。

ここでSさんがパンクに気づいてくれた。スペアタイアがあるのは知っていたが一度も触ったことがなく、外し方も分からず、おろおろするだけの私。若いSさんは取説を冷静に読み、力仕事もちゃっちゃとこなし、釣りのお兄さんに助けを求め、見事に付け替えてくれた。帰りのガソリンスタンドで空気圧を調べてもらい、ねじの締め具合も確認してもらい、自宅に辿り着いた。

 

余談:息子に聞いたら、キーと一緒に付いていた何の鍵か分からない鍵が、スペアタイヤのカバーを開ける鍵で、すっぽりハマるのに回らなかったのは、錆び付いていたからだろうとのこと・・なるほど・・。

教訓:スペアタイヤ・・あるだけではだめ。一度は自分でやってみよう。福井県ではほとんどのGSは日曜日やっていません。三宅の有人GSだけ開いていた。(これもSさん情報。)

男の人はドライバーなどの工具一式を持っています。私の持ち物は無駄なものばかりだった。